おすそがかゆいです!!なんとかしてください!【陰部のかゆみ】

症状の悩み

結論ですが

おすそが「かゆい」場合は、恥ずかしがらず勇気をもって婦人科を受診するようにしましょう。

この記事は「症状で困っている」女性に向けて書いています。
女性特有の症状の悩みが解決できればと思っています
この記事を読むことで「陰部のかゆみ」についてわかります。

陰部がかゆい場合は、部位が部位だけに恥ずかしいかと思います。
デリケートゾーンの悩みは、なかなか話しづらく、つらいものだと思います。

  • かゆみによって夜眠れない
  • 掻きむしってしまい皮膚トラブルがひどい
  • かゆみによってイライラしてしまう

など「かゆみ」のともなう悩みは深刻です。
では今回「陰部のかゆみ」について説明していきます。

この記事のまとめ

  • おすそが「かゆい」場合は受診をして診察をうけましょう。
  • 陰部のかゆみの原因は、「感染症」「非感染性」「全身性疾患」「癌に似た病変」などあります。
  • 陰部のかゆみの検査は、「視診」「触診」「帯下検査」「組織診」などがおこなわれます。

おすそが「かゆい」場合は受診をしましょう

おすそが「かゆい」場合は受診をして診察をうけましょう。
「かゆみ」という症状は意外とやっかいです。「かゆみ」が原因で夜眠れなくなってしまい「睡眠不足」につながります。また、かゆみがずっと続くとその「ストレス」や「睡眠不足」などにより身体的・精神的不調を来します。
また、かゆくて掻いてしまうと、皮膚トラブルの原因にもなります。
おすそが「かゆい」場合は、勇気を出して受診をして診察をうけるようにしましょう。
部位が部位だけにどこの科に行くか迷うかと思いますが、陰部の診察に慣れている婦人科をまず受診することをすすめます。

かゆみの原因は何ですか?

陰部のかゆみの原因は、カンジダ・トリコモナスなど「感染症」によるもの、接触性皮膚炎・湿疹・萎縮性腟症・皮膚掻痒症など「非感染性」によるもの、糖尿病・肝障害・腎障害・自己免疫疾患など「全身性疾患」によるもの、白板症・外陰paget病・外陰Bowen病など「癌や癌に似た病変」によるものなどあります。それぞれ具体的にみていきましょう。

感染性

カンジダ

陰部にカンジダが感染すると、「陰部のかゆみ」の他に「おりもの異常」などの症状を来します。とくに「おりもの」の量が増えて、「お粥」や「酒かす」のような白いおりものになります。とくに夏場のムシムシ暑い時期に多いです。
治療は、カンジダをやっつける「抗真菌薬」の腟錠や塗り薬が使われます。

トリコモナス

腟トリコモナス原虫による感染症です。「陰部のかゆみ」の他に「おりもの異常」などの症状を来します。とくに「おりもの」は黄緑色の悪臭をともなう泡沫状になります。
治療は、トリコモナスをやっつける「メトロニダゾール」飲む薬が使われます。

非感染性

接触性皮膚炎

接触性皮膚炎は、外部からの刺激物質「アレルゲン」が皮膚に接触して、炎症がおこり「かゆみ」などの症状を起こします。
原因として「コンドーム」「下着」「生理用品」など挙げられます。
たとえば、コンドームを使った性交渉のあとに毎回かゆみがおこる場合は、コンドームのラテックス成分が原因のことがあります。
また、下着を変えてからかゆくなった場合、下着のサイズがあっておらずキツすぎる場合や、下着の成分が原因と可能性があります。
さらに、生理用品を変えてからかゆくなった場合、生理用品が肌に合っていない可能性があります。
治療には「原因を除去」するとともに、「ステロイド」の塗り薬や「抗アレルギー薬」「抗ヒスタミン薬」の飲み薬など使います。

萎縮性腟症

閉経した後、エストロゲンという「女性ホルモン」が低下した状態が続くと、腟や外陰の萎縮します。すると、皮膚の「乾燥」や「かゆみ」などを来たし、「萎縮性腟症」とよばれます。
治療は「女性ホルモン」の内服薬や腟錠のくすりが使われます。

皮膚掻痒症

「皮膚掻痒症」は、明らかな皮膚の見ための異常はないけれど、かゆみを来す病気です。
原因として、肝障害・腎障害・糖尿病・血液疾患・ビタミン不足・悪性腫瘍などの基礎疾患を背景に生じるほか、皮膚乾燥がひどい季節に繰り返すことがあります。
治療は、原因を管理すること、「抗アレルギー薬」「抗ヒスタミン薬」などかゆみ止めの薬が使われます。

全身性疾患

「糖尿病」「自己免疫疾患」「肝障害」「腎障害」などの全身性疾患がかゆみの原因となります。とくに「糖尿病」は免疫力低下にも関わるため、糖尿病自体が「かゆみ」の原因になることに加えて、かゆみを来たす「カンジダ」を繰り返すこともあります。
また、シェーグレン症候群など自己免疫疾患では「陰部のかゆみ」を来します。

癌や癌に似た病変

「癌」や「類癌病変」(癌に似た病変)によって「かゆみ」をきたします。
たとえば、「白板症」は皮膚に「軽度の角化をともなう白斑」とよばれる病変を来し、おもに陰核・小陰唇を中心に発生します。また、「外陰Paget病」は大陰唇を中心に会陰部にかけて発生する悪性腫瘍です。「外陰Bowen病」は、ビロード状光沢を呈する病変を来します。いずれも「陰部のかゆみ」を来します。

かゆみには、どんな検査がおこなわれますか?

視診・触診

陰部の病変があれば見たり触ったりして診断します。
病変があれば、その「硬さ」や「動きやすさ」「痛みがおもなうか」など確認します。また、かゆみに加えて「おりもの異常」がないか見て判断します。

帯下検査

「帯下(おりもの)異常」も伴っている場合は、おりものの検査も行います。
顕微鏡で拡大して、「カンジダ」「トリコモナス」などの病原体がないか確認します。また、細菌感染で増える「白血球」がないかなど確認します。
感染が疑わしい場合は、おりものの「培養検査」をして起炎菌を確認します。

組織診

病変の組織の一部を採取します。
そして、その組織を顕微鏡で拡大したり、組織を染色して病変が何なのか判断します。おもに「類癌病変」や「悪性腫瘍」が疑われる場合に行われます。

まとめ

おすそが「かゆい」場合は受診をして診察をうけましょう。

陰部のかゆみの原因は、「感染症」「非感染性」「全身性疾患」「癌に似た病変」などあります。

陰部のかゆみの検査は、「視診」「触診」「帯下検査」「組織診」などがおこなわれます。

陰部がかゆい場合は、部位が部位だけに恥ずかしいかと思いますが、恥ずかしがらず勇気をもって婦人科を受診するようにしましょう。婦人科は困っている人の味方です。

この記事によって「陰部のかゆみ」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。