おりものがいつもと違います【帯下異常】

症状の悩み

結論ですが

おりものがいつもと違う場合は婦人科を受診しましょう。

この記事は「症状で困っている」女性に向けて書いています。
女性特有の症状の悩みが解決できればと思っています
この記事を読むことで「おりものの異常」についてわかります。

おりものの異常など女性特有の症状で悩んでいる場合、部位が部位だけになかなか人に相談しにくいかと思います。
デリケートゾーンの悩みは一人で抱え込みがちです。
そして受診が遅くなってしまい、重症化してから受診する人が多いです。

受診自体なかなか勇気をいるかと思いますが、おりものの異常で悩んでいる場合は婦人科を受診して相談するようにしましょう。

今回「おりものの異常」について説明していきます。

この記事のまとめ

  • 腟や子宮からの分泌物のことを「おりもの」や「帯下」(たいげ)や「こしけ」などとよばれます。
  • おりものの色や性状によって、ある程度病気が推定することができます。
  • おりものの量がいつもと比べて違う場合、「異臭」や「かゆみ」「下腹部痛」「発熱」など他の症状をともなうようであれば早めに受診するようにしましょう。

おりものって何ですか?

腟や子宮からの分泌物のことを「おりもの」や「帯下」(たいげ)や「こしけ」などとよばれます。正常なおりものの色は、個人差はありますが、透明に近いか白っぽい色をしています。
生理の前や妊娠中はおりものの量が増えますが、自然な反応です。また、ストレスがかかった時や抗生剤を使用したときに、おりものの量が増えることがありますが正常なものなので心配ないです。また、排卵時期に卵の白身のような状態になって増加するのも、体が妊娠しやすい状態となっているためであり、とくに問題はありません。

こんな症状には注意をしましょう

おりものの量は正常でもある程度の変化はありますが、おりものの量がいつもと比べて多くなった状態が一時的でなく持続する場合は注意が必要です。
さらに「異臭」をともなっていたり、「かゆみ」「下腹部痛」「発熱」など他の症状をともなうようであれば早めに受診するようにしましょう。
また、おりものの色がいつもと違って白かったり、黄色から緑色がかっていたり、茶色であったりした場合は、想定される病気があるので説明していきます。

おりものの色と原因

白いおりもの

おりものが白く、ヨーグルトのように一部カスのようなかたまりを作るような状態の場合は、「カンジダ腟症」がうたがわれます。腟内や陰部のかゆみをともなうことが多いです。

黄色から緑色のおりもの

おりものが黄色から緑色がかった色をしていて膿のような状態の場合は、「細菌感染」がうたがわれます。とくに腐ったような悪臭をともなう黄色がかったおりものの場合は「トリコモナス」という原虫の感染がうたがわれます。

茶色のおりもの

少量の性器出血の血液が色を変えておりものが茶色になっています。血液の色によって鮮血や暗赤色・茶褐色の色のおりものとして見られます。
加齢による「萎縮性腟炎」による点状出血や「子宮頸がん」「子宮体がん」などの悪性疾患による不正性器出血がうたがわれます。

どんな検査がおこなわれますか?

まずは、「腟鏡」(クスコ)という器械を使用して、腟内のおりものが「何色で」「どんな性状で」なのか見て判断します。
また、顕微鏡を使って「おりもの」の中に原因となっている「病変体」がいるかどうか「白血球」「赤血球」など混在しているか確認します。顕微鏡だけでは診断がつかない場合には、結果が出るのに時間がかかりますが「培養検査」もおこないます。
また、「子宮頸がん」「子宮体がん」などの悪性疾患による不正性器出血がうたがわれる場合には、子宮の入り口や子宮の奥の方から細胞や組織を採取する検査をおこないます。

まとめ

腟や子宮からの分泌物のことを「おりもの」や「帯下」(たいげ)や「こしけ」などとよばれます。

おりものの色や性状によって、ある程度病気が推定することができます。

おりものの量がいつもと比べて違う場合、「異臭」や「かゆみ」「下腹部痛」「発熱」など他の症状をともなうようであれば早めに受診するようにしましょう。

おりものの異常など女性特有の症状で悩んでいる場合、部位が部位だけに受診をためらってしまいがちです。
ぜひとも、勇気をもって婦人科を受診して相談するようにしましょう。
婦人科は症状で困っているひとの味方になってくれるでしょう。

この記事によって「おりものの異常」に対する理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。