ヘルペスといわれましたがどうすればいいですか?【性感染】

性感染症

結論ですが

ヘルペス感染といわれたら、担当医の指示を守って治療をすることが重要です。

この記事は「病気を指摘された」女性に向けて書いています。
病気に関して理解を深めるお手伝いができればと思っています。
この記事を読むことで「ヘルペス感染」についてわかります。

ヘルペスウイルス感染といわれた場合

「治療はどうするのか?」
「性行為でうつると言われたがどうすればいいのか?」
「しかも無症状でもうつる可能性があるが、どうすればいいのか?」
「もう性行為はしてはいけないのか?」

さまざまな疑問がうずまくかと思います。
今回は「ヘルペス感染」について説明していきます。

この記事のまとめ

  • 単純ヘルペスウイルスとよばれるウイルスがおもに性器や口唇に感染することで、「みずぶくれ」「浅い潰瘍」などの病変、「38度以上の発熱」「リンパ節の腫れ・痛み」などの症状が起こります。
  • ヘルペス感染は抗ウイルス薬で治療をおこない、再発を繰り返す場合は無症状でも抗ウイルス薬を定期的に飲んでもらうことがあります。
  • ヘルペスウイルスの感染力は強いため、性行為するときには「症状があるときは性行為を控える」「体調が悪いときは性行為を控える」「感染予防をする」ようにしましょう。

ヘルペス感染はどんな病気ですか?

ヘルペス感染は、単純ヘルペスウイルス(1型,2型)とよばれるウイルスによる感染症です。主に性行為によって性器や口唇などに感染をおこし「性器ヘルペス」や「口唇ヘルペス」となります。
初めて感染した後は、ヘルペスウイルスは神経に潜伏感染します。そして、免疫力が低下したときにヘルペスウイルスは活性化し再発を繰り返します。

性器ヘルペスはどんな症状があらわれますか?

女性の場合は性行為をした2-10日後あたりから発症します。
外陰部に「みずぶくれ」や「浅い潰瘍」などの病変がみられます。
また、外陰部に痛みをともない、歩くときやおしっこするときに刺激で痛むため、歩行や排尿が困難になることもあります。
「38度以上の発熱」や、「リンパ節(そけい部)の腫れ・痛み」など認められます。

ヘルペス感染はどんな治療をおこないますか?

抗ウイルス薬で治療をします

ヘルペスウイルスをやっつける抗ウイルス薬を使って治療します。「バラシクロビル」「アシクロビル」などの薬が使われます。
軽症であれば飲み薬や塗り薬で外来で治療していくことが多いですが、症状が重度の場合は、入院した上で抗生剤の点滴薬で治療することになります。

再発を繰り返す場合は

ヘルペスウイルスは一度感染したら神経に潜伏感染します。免疫が低下すると再活性化して再発を繰り返します。
再発を何度も頻繁に繰り返す場合は、再発を予防するために無症状でも抗ウイルス薬を毎日継続的に飲んでもらうことがあります。

他にも性感染がないか検査します

ヘルペス感染している場合、他の感染がないか確認することがあります。
とくに免疫が低下と関わりのある「HIV」と一緒に感染していることがあるため念のため検査することが多いです。

ヘルペスウイルスの感染力は強いです

性行為やキスでもうつります

ヘルペスウイルスは人との接触によって感染します。つまり、性行為だけでなくキスによって感染することがあります。
「オーラルセックス」によって性器と口唇との間で感染してしまい「性器ヘルペス」と「口唇ヘルペス」を互いに発症することもあります。

無症状でも感染します

ヘルペスウイルスはとても感染力が強く人の接触によって感染します。ヘルペスウイルスは一度感染したら神経に潜伏感染するため、症状があるときはもちろん、症状がないときにも感染させる可能性があります。

では性行為はどうすればいいですか?

症状があるときは性行為を控える

ヘルペスウイルスは無症状のときにも感染力がありますが、症状があるときにはとくに感染に注意が必要です。ヘルペスの症状があるときには性行為を控えるようにしましょう。

体調が悪いときは性行為を控える

体調が悪いときなど免疫力が低下しているときにヘルペスウイルスは感染・発症しやすいです。体調が悪いときには性行為を控えるようにしましょう。

感染予防をする

性行為の最初から「コンドーム」を正しい方法で使用したり、女性の性器に「ラップ」などをつけることで感染リスクを下げることができます。
ヘルペスウイルスは接触によって感染するため「オーラルセックス」でもうつります。「オーラルセックス」においても「コンドーム」を使うことは、感染を予防するために重要です。

まとめ

単純ヘルペスウイルス(1型,2型)とよばれるウイルスがおもに性器や口唇に感染することで、「みずぶくれ」「浅い潰瘍」などの病変、「38度以上の発熱」「リンパ節の腫れ・痛み」などの症状が起こります。

ヘルペス感染は抗ウイルス薬で治療をおこない、再発を繰り返す場合は無症状でも抗ウイルス薬を定期的に飲んでもらうことがあります。

ヘルペスウイルスの感染力は強いため、性行為するときには「症状があるときは性行為を控える」「体調が悪いときは性行為を控える」「感染予防をする」ようにしましょう。

ヘルペス感染は、一度感染するとずっと付き合っていかなくてはならないものです。そして感染力が強く無症状でも感染する可能性があるため、しっかりと感染予防することが何よりも大切です。

極論をいうと感染経路を断つためには
「ヘルペスに一度でも感染してしまったら性行為をしてはいけない」ということになってしまいます。

しかし、そうなると口唇ヘルペスを持つ人や、多くの人がキスも性行為もしてはいけないことになってしまいます。
とくにパートナーとこども作りのためにセックスをする場合、同時に感染のリスクがあるということになります。
だからこそ、パートナーとともに「ヘルペス感染」に対して正しい知識をつけて、感染予防に努めるともに、誰でも感染する可能性があることを理解することが重要になります。

この記事によって「ヘルペス感染」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。