2人目のこどもがなかなか出来ないです【二人目不妊の原因】

結論ですが

まずは二人目不妊を理解しましょう。そして、産婦人科を受診し原因がないか診察を受けたり、不妊治療ふくめ相談するようにしましょう。

この記事は「産後の女性」に向けて書いています。
産後の女性のさまざまな疑問、不安、悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「二人目不妊」についてわかります。

この記事のまとめ

  • 1人目の子供はとくに問題なく妊娠して出産したけど、2人目の子供がなかなか妊娠しない状態を「二人目不妊」といわれます。
  • 二人目不妊は、妊娠しない期間が「半年程度」が目安になっていることが多いです。
  • 二人目不妊の原因は「加齢」「性交渉の頻度が少なくなる」「子育てという環境の変化」「授乳中」「1人目の分娩の影響」などがあります。

二人目不妊って何ですか?

1人目はとくに問題なく妊娠して出産したけど、2人目の子供がなかなか妊娠しない状態を「二人目不妊」と世間では言われています。
医学的には「続発性不妊」とよばれており、過去に妊娠分娩をしたことがある女性が、その後妊娠しない状態のことを言います。

そもそも不妊って何ですか?

生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、性生活をおこなっているにもかかわらず、妊娠を成立しない状態を「不妊」とよばれます。
一定期間はおおむね1年が目安とされています。しかし、どのくらいの期間様子をみるかの判断は年齢や個人差があってさまざまです。
二人目不妊の場合は、半年程度が目安になっていることが多いです。

二人目不妊の原因

1人目は妊娠出産しているので、基本的には子供をつくることが出来る能力はあると考えてもいいと思います。しかし、2人目となるとなかなか妊娠しにくい状態となってしまうことがあります。
いったい何が原因で二人目不妊となるのでしょうか?
二人目不妊の原因をみていきましょう。

加齢

人はみな平等に時間が経つにつれて年をとります。
一人目を妊娠出産したときと比べると、確実に時間は経っていて、年齢を重ねています。
生物学的に男女ともに加齢によって妊娠率は低下するという事実があります。
また、時間が経つとともに、子宮筋腫・腺筋症・内膜症などの婦人科の病気が悪化してくる可能性があります。
二人目不妊の一番の原因は「加齢」によるものと考えられています。

性交渉の頻度が少なくなる

一人目のこどもが出来ると、子育てが忙しくて、性交渉の頻度が少なくなります。
また、夫婦二人の時間や空間を確保することが難しくなってしまい、夫婦生活がおざなりになりがちです。夫婦二人で協力して子作りする環境を整えるようにしましょう。
ちなみに、子育ての大変さから、こどもは1人で十分と考える夫婦も多くなっており、近年一人っ子世帯が増えてきております。

子育てという環境の変化

一人目のこどもが出来ると、今までの生活にはなかった「子育て」という大変な仕事が増えます。また、両親との関わり合いや、職場の上司・同僚との関わり合いなど様々な環境の変化が起こります。
すると、こうした環境の変化による脳へのストレスから月経不順となったり、二人目不妊の原因となってしまうことがあります。

授乳中

1人目のこどもを授乳している場合、二人目不妊の原因となります。
授乳中は、母乳をつくる「プロラクチン」というホルモンが出ています。このホルモンは、排卵をおさえる作用もあるため、授乳中は妊娠しにくい状態となります。1人目のこどもの卒乳が遅く授乳している場合には、卒乳・断乳を考えてみてはいかがでしょう。

1人目の分娩の影響

1人目のこどもを産んだ時に妊娠や分娩経過で異常があったときに、二人目不妊となってしまうことがあります。たとえば、お産のときに出血多量だった場合に、その影響で脳から月経に関係するホルモンがうまく出なくなってしまったり、帝王切開での分娩だった場合に、子宮を切開した部分のキズのふさがりが悪いと受精卵が着床しにくくなったりと、二人目不妊につながる可能性があります。産婦人科を受診して診察を受けてみましょう。

では、二人目不妊の場合にはどうするか?

上記みてきた原因に心当たりがあれば、まずは原因に応じた対応をするようにしましょう。
まずは、自分でできることからはじめてみてはいかがでしょう。
それと並行して、産婦人科を受診して相談してみましょう。
二人目不妊の場合も「タイミング療法」「人工授精」、無効であれば体外受精などの「生殖補助医療」などの不妊治療を受けることになります。

まとめ

1人目の子供はとくに問題なく妊娠して出産したけど、2人目の子供がなかなか妊娠しない状態を「二人目不妊」といわれます。

二人目不妊は、妊娠しない期間が「半年程度」が目安になっていることが多いです。

二人目不妊の原因は「加齢」「性交渉の頻度が少なくなる」「子育てという環境の変化」「授乳中」「1人目の分娩の影響」などがあります。

この少子化の時代、二人目も欲しいと思っている夫婦はとても貴重です。
はずかしがらず、勇気をもって産婦人科を受診して相談するようにしましょう。

大事な将来をになう子供が一人でも増えるよう全力でサポートできればと思います。

この記事によって「二人目不妊」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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