利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響【３つ】

結論ですが

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「パフォーマンス低下」「貧血」「メンタルの悪化」などがあります。

この記事は「マラソンを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
マラソン競技に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「利用可能エネルギー不足」についてわかります。

利用可能エネルギー不足では、マラソン競技に対して、どのような影響がありますか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味で、マラソン大会によく出場しています。
タイムを上げるために日々トレーニングに励んでいます。

マラソン競技において、タイムを少しでも上げるために、日々の練習をがんばっているランナーは多いかと思います。

マラソン競技でタイムを上げる上で、様々な要素が重要になります。
反対に、様々な要素によってマラソン競技のタイムが下がってしまうケースもあります。

少しでもタイムを上げるために、厳しい食事制限、厳しい体重管理などを行って、利用可能エネルギー不足に陥っているランナーは意外と多いと考えられます。

では、利用可能エネルギー不足は、マラソン競技に対して、どのような影響がありますか?

ということで、今回は「利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.パフォーマンス低下

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「パフォーマンス低下」があります。

利用可能エネルギーが不足すると、競技に利用できるエネルギーも少なくなります。
とくに、フルマラソンなどの持久系競技では、とてつもなく膨大なエネルギーが使われます。
競技に利用できるエネルギー量が減ってしまうと、それだけ「競技パフォーマンス」が低下することにつながります。

ランニングのスピードはもちろんのこと、スピードを維持する「持久力」も低下してしまうます。
感覚としては、いつも通り頑張っているけれど、思うようにスピードが上がってきてくれない感じになります。
頑張ってペースを上げようとしても、通過のタイムを時計で確認しても、全然遅いという地獄のような状態に陥ってしまいます。

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「パフォーマンス低下」があります。

2.貧血

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「貧血」があります。

人の体は食べたものをエネルギーとして利用します。
とくに、炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質の三大栄養素が主なエネルギー源として利用されます。優先度でいうと、「糖質→脂質→タンパク質」の順に使われます。
正確にいうと、出力が高い運動では「糖質」を、出力が低い運動では「脂質」がメインに消費されます。

利用可能エネルギー不足が起こると、糖質や脂質などが不足するため、タンパク質もエネルギー源として使われるようになります。
「タンパク質」は「鉄分」とともに赤血球の材料になりますが、タンパク質が不足すると赤血球がうまく作られずに「貧血」に陥ってしまいます。

貧血になると、全身に必要な酸素を十分供給できなくなってしまうため、マラソンなどの持久系スポーツの競技パフォーマンスは低下してしまうのです。

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「貧血」があります。

3.メンタルの悪化

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「メンタルの悪化」があります。

利用可能エネルギー不足では、競技パフォーマンスが低下します。
思うような結果が残せないと、モチベーションは下がってしまいます。
とくに、日々のトレーニングにおいて必死に行っているにも関わらず、タイムが上がるどころか、みるみるうちにタイムが悪くなっていくと落ち込んでしまいます。

自分が楽しんでいたスポーツが、急につまらなくなってしまいます。
場合によっては、競技を引退してしまうくらいのインパクトになります。

とくに、マラソン競技では、毎日の積み重ねが重要です。
コツコツ真面目なランナーが多いため、タイムが上がらない状態に陥ると自分の頑張りが足りないのだと感じて、罪悪感を覚えてしまいます。
その裏には、利用可能エネルギー不足などの原因が隠れているケースがありますが、気づかない場合が多々あります。
理由はわからないけれど、とても不調から抜け出せない状態が続くと、非常にストレスフルでありメンタルが悪化してしまいます。

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「メンタルの悪化」があります。