利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響【６つ】

結論ですが

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「トレーニング効果の低下」「疲労骨折」「低体温」などがあります。

この記事は「マラソンを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
マラソン競技に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「利用可能エネルギー不足」についてわかります。

利用可能エネルギー不足では、マラソン競技に対して、どのような影響がありますか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味で、マラソン大会によく出場しています。
タイムを上げるために日々トレーニングに励んでいます。

マラソン競技において、タイムを少しでも上げるために、日々の練習をがんばっているランナーは多いかと思います。

マラソン競技でタイムを上げる上で、様々な要素が重要になります。
反対に、様々な要素によってマラソン競技のタイムが下がってしまうケースもあります。

少しでもタイムを上げるために、厳しい食事制限、厳しい体重管理などを行って、利用可能エネルギー不足に陥っているランナーは意外と多いと考えられます。

では、利用可能エネルギー不足は、マラソン競技に対して、どのような影響がありますか?

ということで、今回は「利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

4.トレーニング効果の低下

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「トレーニング効果の低下」があります。

利用可能エネルギーが不足すると、競技パフォーマンスが低下します。
毎日おこなうトレーニングの質を上げることができず、トレーニング効果が低下してしまいます。
トレーニングには、オーバーロードの原則というものがあります。
いつも以上の負荷をかけることによって、体は超回復をおこして、負荷に対して順応していき、競技パフォーマンスが向上するというものです。

利用可能エネルギー不足がおこると、残念ながら、うまくトレーニング負荷を上げることはできません。
さらに、トレーニング後の超回復に必要なタンパク質などの栄養素が不足してしまいます。
リカバリーが遅くなってしまうのです。

利用可能エネルギー不足では、トレーニング負荷が上がらず、リカバリーも遅れてしまうため、トレーニング効果が低下してしまいます。

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「トレーニング効果の低下」があります。

5.疲労骨折

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「疲労骨折」があります。

利用可能エネルギー不足が起こると、糖質や脂質などが不足するため、タンパク質もエネルギー源として使われるようになります。
「タンパク質」は「カルシウム」とともに骨の材料になりますが、タンパク質が不足すると骨がうまく作られない状態に陥ってしまい、骨の強度は低下してしまいます。

さらに、マラソン競技では、体の同じ場所に刺激が加わるため、骨にダメージが来ます。
何回も同じ場所にダメージが加わると、金属疲労のように骨は折れてしまい、「疲労骨折」につながります。

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「疲労骨折」があります。

6.低体温

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「低体温」があります。

利用可能エネルギーが不足すると、「運動エネルギー」だけではなく「熱エネルギー」も不足してしまいます。
熱エネルギーが不足すると、体温を維持することができず「低体温」気味になってしまいます。
体温が低下すると、体の中の酵素の働きが悪くなってしまうため、心身ともにコンディションを崩しやすいです。
また、酵素の働きが低下すると、競技に必要なエネルギーも十分作ることができないです。さらに、筋肉は体温が低下すると、働きが悪くなってしまうため、競技パフォーマンス低下につながります。

なお、激しい運動の前には、ウォーミングアップを適宜おこない、筋肉を温めることによって、競技パフォーマンスを上げることができます。

利用可能エネルギー不足のマラソン競技への影響として「低体温」があります。