トレーニングに必要なミネラル【3つ】マラソンと栄養

結論ですが

トレーニングに必要なミネラルとして「カルシウム」「カリウム」「鉄」などがあります。

この記事は「マラソンと栄養について知りたいヒト」に向けて書いています。
栄養とスポーツに対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「トレーニングに必要なミネラル」についてわかります。

トレーニングに必要なミネラルには何がありますか?

このような疑問にお答えします。

健康的に過ごすためには、栄養バランスの良い食事というものが大切です。
毎日の食事の内容によって、病気になる可能性がありますし、健康的に過ごすことができます。
さらに、栄養はスポーツをしている人にとっても重要です。

ミネラルとは、5大栄養素の一つであり、体を構成する「酸素・炭素・水素・窒素」の主要4元素以外のものをいいます。
ミネラルは、主に体の機能の維持や調整をする役割をします。

では、トレーニングに必要なミネラルには何がありますか?

ということで、今回は「トレーニングに必要なミネラル」について説明していきます。

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まとめ

1.カルシウム

トレーニングに必要なミネラルとして「カルシウム」があります。

カルシウムというと、骨をつくることで有名だと思います。
トレーニングにおいて、カルシウムは筋肉の収縮をサポートする働きをします。
それ以外にも、血液を固める働き、神経の伝達、血圧コントロールにもカルシウムは関係しています。

カルシウムが不足すると、イライラ・動悸・息切れなどの症状、骨がもろくなったり、重度になると「けいれん」を起こす場合もあります。
とくに、ランナーの場合には、骨がもろくなると、疲労骨折にもつながります。

カルシウムは、牛乳や乳製品、小魚、大豆製品、小松菜、モロヘイヤなどに多く含まれています。

トレーニングに必要なミネラルとして「カルシウム」があります。

2.カリウム

トレーニングに必要なミネラルとして「カリウム」があります。

トレーニングにおいて、カリウムは、筋肉の収縮に加え、神経伝達にも関係しています。
また、カリウムは、体液のバランスの維持にも関係しています。

カリウムが不足すると、頭痛・めまい・疲労感・しびれなどの症状、不整脈・高血圧などを起こします。

カリウムは、果物、野菜、芋類、豆類(大豆、大豆製品など)、牛乳・乳製品(ヨーグルトなど)、種実類(ピーナッツ、アーモンドなど)などに多く含まれています。

トレーニングに必要なミネラルとして「カリウム」があります。

3.鉄

トレーニングに必要なミネラルとして「鉄」があります。

鉄は、血液の中にある赤血球のヘモグロビンの材料になり、全身に酸素を送り届ける役割をします。
有酸素運動であるマラソンランナーにとっては、必要不可欠となる栄養素です。

鉄が不足すると、脳に十分な酸素がいきわたらず、思考力・学習能力・記憶力が低下します。また、鉄欠乏性貧血につながり、立ちくらみ・倦怠感・食欲低下・運動量の減少といった症状を起こします。

鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム」があります。
動物性食品には、体内への吸収率の高い「ヘム鉄」が豊富に含まれています。
「豚レバー」「鶏レバー」「牛レバー」、「まぐろ」「かつお」「めざし」、「たまご」「あさり」「カキ」などの食品があります。

植物性食品には、「非ヘム鉄」が主に含まれています。
「こまつな」「ほうれんそう」「春菊」、「大豆」「えだまめ」「そらまめ」、「ひじき」などの食品があります。

非ヘム鉄は、ヘム鉄に比べると体内への吸収率は低いです。
しかし、ビタミンCやタンパク質などと一緒に摂取することで効率的に吸収することができます。
ビタミンCが豊富な「果物」などと一緒に食べるといいでしょう。

なお、「タンニン」や「不溶性食物繊維」「リン」などは、鉄分の吸収を阻害します。

タンニンが多く含まれる「紅茶」「コーヒー」「緑茶」
不溶性食物繊維が多く含まれる「玄米」「おから」「ふすま」
リンが多く含まれる「加工食品」(ハム・ソーセージ・練り物など)「清涼飲料水」「スナック菓子」

などは摂りすぎないようにしましょう。

トレーニングに必要なミネラルとして「鉄」があります。

まとめ

今回は「トレーニングに必要なミネラル」について説明しました。

この記事によって「トレーニングに必要なミネラル」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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