トレーニングの３原理【マラソンと筋肉】

結論ですが、

トレーニングの3原理は、「過負荷の原理」「可逆性の原理」「特異性の原理」です。

この記事は「マラソントレーニングを行っている」ヒトに向けて書いています。
運動・健康・マラソンへの疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「トレーニングの３原理」についてわかります。

トレーニングの３原理って何ですか?

このような疑問にお答えします。

マラソンなどのスポーツを行うにあたって、トレーニングの原理に沿っておこなうことによって、体は効率的に鍛えることができます。

また、どこかでタイムが伸びない、パフォーマンスがうまく向上しない場合には、トレーニングの原理に立ち返ることが重要です。

では、トレーニングの３原理って何ですか?

ということで、今回は「トレーニングの３原理」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

この記事のまとめ

1.過負荷の原理

トレーニングの３原理の一つに「過負荷の原理」があります。

過負荷の原理は、トレーニングにおいて一定以上の運動負荷を与えることで、運動機能が向上するという原理であり、「オーバーロードの原理」とも言われます。

つまり、いつもできているトレーニング内容のままであれば、パフォーマンスは変わらず、同じ結果しか出ないということです。

パフォーマンスを向上させるために、いつもより少し負担を増やして、運動することが必要なのです。
パフォーマンスを向上させるためには、現在の状態を打ち破る必要があるのです。

運動でもそうですが、ビジネスにおいてスキルを身に付けるなど自分の能力を上げようとすると、自分の殻をやぶる必要がありますね。
その先に「成長」というものがあるのです。

いつも以上の負荷を体にかけて、その後しっかりとリカバリーさせることによって、今以上の体力レベルに回復し(超回復)、より高いパフォーマンスを発揮することが出来るのです。

トレーニングの３原理の一つに「過負荷の原理」があります。

2.可逆性の原理

トレーニングの３原理の一つに「可逆性の原理」があります。

トレーニングの可逆性とは、トレーニングを中断すると、得られた能力や体力などが元の状態に戻ってしまう原理です。トレーニングの効果は永続的ではなく、継続してトレーニングを行うことで維持・向上させる必要があります。

トレーニングを短期間でやめた場合は、元に戻るまでの時間も短くなります。
トレーニングを長期間続けた場合は、筋肉が失われるスピードも遅くなります。

つまり、体力やパフォーマンスを維持するためには、トレーニングを定期的に継続する必要があります。
とくに、維持したい、伸ばしたい部位があれば定期的にその部分に対して負荷を与え続けることが大事になるのです。

なお、トレーニングをやり過ぎてしまっても、トレーニングが継続できなくなるおそれがあります。
たとえば、許容範囲を超えたトレーニング負荷や、オーバーユースなどによって引きおこる「スポーツ障害」(ケガ)があります。
また、トレーニングのやり過ぎによって、うまくパフォーマンスが上がらない状態になった「オーバートレーニング症候群」や、精神的に燃え尽きてしまう「バーンアウト」などが挙げられます。

これらの状態は、トレーニングの中断につながります。
トレーニングを継続するためには、自分自身のキャパシティに見合ったトレーニングの量や負荷を心がけることが大切です。

トレーニングの３原理の一つに「可逆性の原理」があります。