結論ですが
ランナーが見るべき血液検査の項目として「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」「トリグリセリド(中性脂肪)」などがあります。
この記事は「ランニングを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
ランニングに対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ランナーが見るべき血液検査」についてわかります。
ランナーが見るべき血液検査の項目として、どのようなものがありますか?
このような疑問にお答えします。
自分自身、ランニングが趣味で、マラソン大会によく出場しています。
タイムを上げるために日々トレーニングに励んでいます。
マラソン競技において、タイムを少しでも上げるために、日々の練習をがんばっているランナーは多いかと思います。
毎年、健康診断などで血液検査を受けるかと思います。
ランナーであれば、健康診断以外にも、定期的に血液検査をおこなってご自身の体の状態を把握することが非常に重要になります。
では、ランナーが見るべき血液検査の項目として、どのようなものがありますか?
ということで、今回は「ランナーが見るべき血液検査」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
まとめ
7.LDLコレステロール
ランナーが見るべき血液検査の項目として「LDLコレステロール」があります。
コレステロールは「健康にとって悪いもの」と思われがちですが、人間の体になくてはならない重要な役割を担っています。
コレステロールは、細胞膜の材料となる、身体の働きを微調整するホルモンの材料になる、胆汁酸を形成するなどの働きをします。
コレステロールのうち「LDLコレステロール」は、肝臓に蓄積したコレステロールを全身に運ぶ働きをします。
通称「悪玉コレステロール」と言われており、増えすぎると血管壁にたまり、動脈硬化の原因となります。
アスリートの場合は、LDLコレステロールは「やや低め〜正常値」になる場合がほとんどです。
高い場合には、血液検査の前日・当日の食事内容を反映した一時的な上昇のことが多いです。
反対に低すぎる場合には、エネルギー摂取不足の可能性があります。
ランナーが見るべき血液検査の項目として「LDLコレステロール」があります。
8.HDLコレステロール
ランナーが見るべき血液検査の項目として「HDLコレステロール」があります。
コレステロールのうち「HDLコレステロール」は、血管内に存在する余分なコレステロールを肝臓に運ぶ働きがあります。
通称「善玉コレステロール」とも呼ばれ、血管の壁に溜まっている余分なコレステロールを回収し、動脈硬化をおさえてくれるのです。
HDLコレステロールは、質の良い脂質など良好な食事内容・適度なトレーニング・十分な睡眠・休養などの生活習慣が反映されます。
HDLが高い方が良い状態であり「70mg/dl以上」が理想的です。
HDLが「50mg/dl未満」で低い場合には、生活習慣を見直す必要があります。
とくに、
食事の量やバランスは適切なのか
トレーニングの量や質は適切なのか
睡眠・休養は十分とれているか
などを見直し、改善できることはないか検討しましょう。
ランナーが見るべき血液検査の項目として「HDLコレステロール」があります。
9.トリグリセリド(中性脂肪)
ランナーが見るべき血液検査の項目として「トリグリセリド(中性脂肪)」があります。
トリグリセリド(中性脂肪)は、血液中に存在する脂質の一種で、「1つのグリセロール」と「3つの脂肪酸」が結合した構造をしています。
トリグリセリドが増え過ぎると、コレステロールのバランスは乱れて、動脈硬化などの原因となります。
アスリートの場合は、トリグリセリドは「やや低め〜正常値」になる場合がほとんどです。
高い場合には、血液検査の前日・当日の食事内容を反映した一時的な上昇のことが多いです。
反対に低すぎる場合には、エネルギー摂取不足の可能性があります。
ランナーが見るべき血液検査の項目として「LDLコレステロール」があります。
まとめ
今回は「ランナーが見るべき血液検査」について説明しました。
マラソン競技においてトレーニングだけでなく、ご自身の体の状態を知ることも、とても重要です。
定期的に血液検査を行って、ご自身の状態を把握し、競技パフォーマンスを高めて頂ければ幸いです。
この記事によって「ランナーが見るべき血液検査」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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