マラソン競技と酸素について【9つ】

マラソン競技において酸素が重要ですが、「酸素消費量」「毛細血管の発達」「ミトコンドリア」などの要素があります。

この記事は「マラソンを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
マラソントレーニングに対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「マラソン競技と酸素」についてわかります。

マラソン競技において、酸素はなぜ重要なのですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味で、マラソン大会によく出場しています。
タイムを上げるために日々トレーニングに励んでいます。

マラソン競技において、タイムを少しでも上げるために、日々の練習をがんばっているランナーは多いかと思います。

マラソン競技でタイムを上げる上で、様々な要素が重要になります。
トレーニング、運動、スポーツ、マラソン競技において、さまざまな「3大要素」というものがあります。
個人的に、とくに「筋肉」「エネルギー」「酸素」の3つの要素が大事だと考えております。

では、マラソン競技において、酸素はなぜ重要なのですか?

ということで、今回は「マラソン競技と酸素」について説明していきます。

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まとめ

7.酸素消費量

マラソン競技において酸素の重要な要素として「酸素消費量」があります。

マラソン競技において、筋肉が長時間動き続けるためには、酸素を体内に取り込むことが必要です。
呼吸をすることによって空気が取り込まれます。
取り込まれた空気中の酸素は、「口・鼻」→「気管・気管支」→「肺胞」→「血液」→「心臓」→「全身」へと送られます。

つまり、酸素は血流に乗って、最終的に筋肉などの体の器官へと送られることになります。
このときに、筋肉の細胞内に酸素を取り込み、細胞内で酸素を消費する量が多ければ多いほど、大きなエネルギーが生まれることになります。

酸素消費量は、

「動脈血液の酸素濃度」ー「静脈血液の酸素濃度」

であらわされます。

これは、「筋肉などの器官に行く前の酸素濃度」から「筋肉などの器官に行った後の酸素濃度」の差し引きによります。
筋肉などの組織で、どれだけ酸素が消費されて、使用されたかをあらわすことになります。

繰り返しですが、筋肉の細胞内に酸素を取り込み、細胞内で酸素を消費する量が多ければ多いほど、大きなエネルギーが生まれることになります。

マラソン競技において酸素の重要な要素として「酸素消費量」があります。

8.毛細血管の発達

マラソン競技において酸素の重要な要素として「毛細血管の発達」があります。

繰り返しですが、酸素は血流に乗って、最終的に筋肉などへと送られることになります。
このときに、筋肉の細胞内に酸素を取り込みやすくするために、毛細血管の発達が重要になります。

毛細血管が発達すると、筋肉などの器官に酸素だけでなく、糖質・脂質などのエネルギー源を運ぶ効率が上がります。筋肉への酸素を供給できる量が改善するのです。
また、二酸化炭素や疲労物質などの除去もスムーズになり、疲労しにくい体になります。
さらに、体のすみずみまで血液がスムーズに運ばれるようになり、冷えていた部分も温まり、固まっていた部位も動きやすくなります。

毛細血管を発達させるために、ゆっくり長く走りこむ「LSD」(Long Slow distance)、長時間のウォーキング、筋トレなどの無酸素運動と有酸素運動の組み合わせなどのトレーニングが有効です。

マラソン競技において酸素の重要な要素として「毛細血管の発達」があります。

9.ミトコンドリア

マラソン競技において酸素の重要な要素として「ミトコンドリア」があります。

繰り返しですが、酸素は血流に乗って、最終的に筋肉などの体の器官へと送られることになります。
このときに、筋肉の細胞内に酸素を取り込み、細胞内で酸素を消費する量が多ければ多いほど、大きなエネルギーが生まれることになります。

筋肉などの細胞の中には「ミトコンドリア」というエネルギー工場があります。
ミトコンドリアでは、糖質や脂質などの栄養素と酸素と反応させて、ATPというエネルギー源を作るのです。
細胞内のミトコンドリアの体積が多いほど、エネルギー工場は多いことになり、酸素を利用した「有酸素性エネルギー代謝」によって、多くのATP、つまりエネルギー源を作ることができるのです。
そして、筋肉などの器官における「酸素消費量」も増大することになるのです。

ミトコンドリアの体積を増やすために、適度な強度の有酸素トレーニング、短時間だが負荷が高い坂道ダッシュ、高強度インターバルトレーニングなどのトレーニングが有効です。

また、日常生活において、空腹になること、背筋を伸ばすこと、寒いところで寒さを感じること、 日頃から薄着をすることなどによって、ミトコンドリアを増やすことができます。

なお、激しすぎる運動では、ミトコンドリアが活性酸素によって減少してしまう可能性があります。
活性酸素からミトコンドリアを守るために、抗酸化作用のある「コエンザイムQ10」が有効です。
いわし・さば、牛肉・豚肉・鶏肉、大豆・ピーナッツ・ごま・ほうれんそう・ブロッコリーなどの食品に含まれています。

マラソン競技において酸素の重要な要素として「ミトコンドリア」があります。

まとめ

今回は「マラソン競技と酸素」についてみてきました。

この記事によって「マラソン競技と酸素」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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