アスリートのための体のケア【3つ】

結論ですが

アスリートが競技パフォーマンスを上げるための体のケアとして、「マッサージ」「ストレッチ」「クーリング」などがあります。

この記事は「上を目指してるスポーツ選手やアスリート」に向けて書いています。
競技パフォーマンスを上げるためのさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「アスリートのための体のケア」についてわかります。

スポーツ選手ですが、競技パフォーマンスを上げるために、体のケアはどのようにすればいいですか?

このような疑問にお答えします。

スポーツ選手でパフォーマンスが上がらない
常に体がだるい感じがする
すぐに疲れを感じる

このような症状の場合、リカバリーが不十分な可能性があります。

スポーツ選手において、トレーニングをおこなうことは勿論大切になります。
そして、トレーニングを十分行った後は、それに見合ったリカバリーを取ることも同じように大切です。

とくに、食事・栄養・睡眠・体のケアなどがリカバリーにおいて特に重要になります。
トレーニングによって酷使された肉体の回復を促すために「体のケア」は大切です。

では、競技パフォーマンスを上げるために、体のケアはどのようにすればいいですか?

ということで、今回は「アスリートのための体のケア」について説明していきます。

この記事のまとめ

1.マッサージ

アスリートのための体のケアとして「マッサージ」があります。

激しいトレーニングなどによって肉体が酷使されると、筋肉は凝り固まってしまいます。
筋肉が硬くなってしまうと、血流が悪くなってしまい、疲労物質が十分に除去されず、酸素や栄養素が筋肉に十分行き渡らなくなってしまいます。

マッサージをして、筋肉をほぐしてやると、血流が改善します。
筋肉の疲労回復を促してくれます。筋肉が伸びたり縮んだりするという機能を回復させてくれます。筋肉や筋膜の柔軟性が高まるため、運動効果も高めてくれます。

さらに、マッサージを行うことによって「リラックス効果」が得られます。
トレーニングによって交感神経優位の興奮状態から、副交感神経優位のリラックスした状態にしてくれます。
精神的にもリカバリーするのを促してくれます。

アスリートのための体のケアとして「マッサージ」があります。

2.ストレッチ

アスリートのための体のケアとして「ストレッチ」があります。

筋肉を伸ばすストレッチ運動を行う事で、関節の可動域が高まり、柔軟性が高まります。

トレーニングによって同じような動きが繰り返されると、筋肉の柔軟性にかたよりが生じ、硬くなってしまいます。
硬くなった部分では動きが制限されるようになり、柔軟性は低下します。

そこでストレッチ運動を行うと、筋肉の柔軟性が高まります。
筋肉の柔軟性が高まると、関節可動域が広まり、動きの制限が少なくなります。

可動域が広がると、競技における動きがスムーズになり、いつもより力を発揮しやすい状態になりますし、疲労の蓄積も予防できます。

さらに、筋肉を伸ばすストレッチ運動を行う事で筋肉の伸びる気持ちの良い感じがしてリラックス効果も得られます。
激しいトレーニングによって硬くなった筋肉が伸ばされて、ほぐれていくと心地良い感覚となるでしょう。ストレッチをすると単純に気持ちいいですよね。

ちなみに、運動前のストレッチ運動はウォーミングアップに含まれ、動きながら行う「動的ストレッチ」が向いています。
運動後のストレッチ運動はクールダウンに含まれ、動きを伴わず数秒間伸ばし続ける「静的ストレッチ」が向いています。
リカバリーを目的とした場合は「静的ストレッチ」を行いましょう。

アスリートのための体のケアとして「ストレッチ」があります。

3.クーリング

アスリートのための体のケアとして「クーリング」があります。

体の部位を冷やすことを、「冷却」や「クーリング」や「クライオセラピー」などと呼ばれます。
スポーツ外傷したときに「RICE処置」(Rest、Icing、Compression、Elevation)というものがありますが、その一つに冷却すること(クーリング)があります。

損傷部位を冷却することで、患部の出血や腫れを抑えて、周囲組織の二次的な損傷を防ぐ目的で行われます。

外傷していない場合にも、激しいトレーニングで、肉体が酷使されると、筋肉や腱で微小な損傷が起こり炎症反応が起こります。周囲組織の二次的な損傷を抑えるために「クーリング」を行うと良いでしょう。
とくに夏場の暑い環境では、トレーニングによって上がった体温を下げる効果もあり、熱中症対策にもなります。
火照った体を冷やすと気持ち良いですし、リラックス効果も得られます。
サウナ後の水風呂のように自律神経を整えてくれるでしょう。

ただし、トレーニング後のクーリングによって、持久的トレーニング効果を下げてしまう可能性を示唆する研究報告もあるため注意してご自身のケアの中に取り入れて欲しいです。

アスリートのための体のケアとして「クーリング」があります。

まとめ

今回は「アスリートのための体のケア」について説明しました。

アスリートは体が資本です。
トレーニングによって酷使された肉体はしっかりと「体のケア」をしてあげましょう。

体のケアをおこなって、リカバリーが十分されると、おのずと競技パフォーマンスが上がるでしょう。
常に体の調子を整えて、日々のトレーニングの質を高めていき、さらなる高みを目指しましょう。

この記事によって「アスリートのための体のケア」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に、笑顔で日常を過ごすことが出来れば頂ければ幸いです。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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