アナボリックとカタボリック【筋肉の合成と分解】PFC

結論ですが

アナボリックとは、筋肉・脂肪などの組織が新しく合成される状態を
カタボリックとは、筋肉・脂肪などの組織が分解される状態をいいます。

この記事は「スポーツを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
食事・栄養に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「アナボリックとカタボリック」についてわかります。

アナボリックとカタボリックって何ですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味で、マラソン大会によく出場しています。
タイムを上げるために日々トレーニングに励んでいます。

マラソン競技において、タイムを少しでも上げるために、日々の練習をがんばっているランナーは多いかと思います。

マラソン競技でタイムを上げる上で、様々な要素が重要になります。
最近では、良質な筋肉をつけるために筋力トレーニングに励んでいます。

筋肉などの体の組織を作るに当たって、「タンパク質」や分解されてできる「アミノ酸」などの栄養素が重要な役割を果たします。
筋力トレーニングを行うにあたって、覚えておいて欲しいこととして「筋肉は絶えず合成と分解を繰り返している」ということです。
そして「アナボリック」と「カタボリック」というワードが登場するのです。

では、アナボリックとカタボリックって何ですか?

ということで、今回は「アナボリックとカタボリック」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.筋肉について

筋肉は、絶えず合成と分解を繰り返しています。

筋力トレーニングなどで、筋肉を肥大させたり、筋力を向上させたいかと思います。
マラソンを行っている人は、できるだけ筋肥大をさせず、体重を増やさずに、トレーニングを行いたいと思います。
筋肥大はさせずに、筋力を向上させて、より高い出力を、より長い時間、持続させたいと考えるでしょう。
つまり、より速いスピードで、より長く走るために、トレーニングに励むことになるのです。

反対に、ボディビルダーなどの筋肥大をさせて「魅せる筋肉」を作り上げたい人にとっては、筋肉のボリュームを上げることが目標になります。

そこで重要な事実として「筋肉は絶えず合成と分解を繰り返していること」があります。

トレーニングなどによって損傷した筋肉は、修復されることによって、筋肉の性能は上がります。そのときに、食事から摂取した「タンパク質」、タンパク質が分解してできる「アミノ酸」という栄養素を材料にして、筋肉は合成されます。

なお、糖質や脂質などのエネルギーが不足している状態では、エネルギーを補うために、筋肉などのタンパク質が分解されてエネルギーとして利用されます。
実は、糖質・脂質だけでなくタンパク質もエネルギー源として「1gあたり4kcal」のエネルギーとして利用されるのです。

筋肉は、絶えず合成と分解を繰り返しています。

2.アナボリックとは

アナボリックとは、筋肉・脂肪などの組織が新しく合成される状態をいいます。

繰り返しですが、筋肉は絶えず合成と分解を繰り返しています。
そして、筋肉・脂肪などの組織が新しく合成される状態にあることを「アナボリック」といいます。
ボディビルダーなど、筋肥大させたい人はアナボリックな状態にもっていくことが重要です。

アナボリックな状態を保つには、十分な栄養を確保することが大切です。
三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質などのエネルギーとなる栄養素が十分あることが重要です。
とくに、たんぱく質は、筋肉などの組織の材料となり、体の構造を作る上で摂っておきたい栄養素です。

なお、筋肉を合成するホルモンを「アナボリックホルモン」といいます。
代表的なものとして「テストステロン(男性ホルモン)」「成長ホルモン」「インスリン」などがあります。糖質を摂取して血糖値が上がると、血糖値を下げるために「インスリン」が分泌されて、アナボリックな状態にすることができます。
アナボリックな状態にするには、「タンパク質」の摂取とともに、十分な「糖質」の摂取も重要になります。

アナボリックとは、筋肉・脂肪などの組織が新しく合成される状態をいいます。

3.カタボリックとは

カタボリックとは、筋肉・脂肪などの組織が分解される状態をいいます。

繰り返しですが、筋肉は絶えず合成と分解を繰り返しています。
そして、筋肉・脂肪などの組織が分解される状態にあることを「カタボリック」といいます。
ボディビルダーなど、筋肥大させたい人はカタボリックな状態を避けることが重要です。
反対に、マラソンランナーなど筋肥大させたくない方では、ある程度のカタボリックを許容しながらトレーニングに励むことになります。

繰り返しですが、糖質や脂質などのエネルギーが不足している状態では、エネルギーを補うために、筋肉などのタンパク質が分解されてエネルギーとして利用されます。
ストレスを感じたときに分泌される「コルチゾール」は筋肉を分解するカタボリックホルモンに当たります。

とくに、トレーニング前後で栄養素が足りない状態、お腹がすいている飢餓状態、1時間以上の長時間のトレーニングなどによって、カタボリックな状態になりやすいです。

カタボリックとは、筋肉・脂肪などの組織が分解される状態をいいます。

まとめ

今回は「アナボリックとカタボリック」についてみてきました。

この記事によって「アナボリックとカタボリック」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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