ファットアダプトで実感したこと【3つ】PFCを武器にする

結論ですが

ファットアダプトを行って実感したこととして「肌荒れが改善」「体が温まる感じ」「精神的に落ち着く」などがあります。

この記事は「スポーツを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
食事・栄養に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ファットアダプトで実感したこと」についてわかります。

ファットアダプトを実際に行ってみて、どのような変化を実感しましたか?

このような疑問にお答えします。

三大栄養素である「タンパク質」「脂質」「炭水化物」のことを「PFC」といいます。

タンパク質(Protein)
脂質(Fat)
炭水化物(Carbohydrate)

スポーツ選手やアスリートの場合、厳しいトレーニングに耐えうる体作りなどのために、食事・栄養がとても重要になります。
そして、この「PFC」がエネルギー源となるため重要となります。

マラソンなどの持久系競技において、とくに「炭水化物・糖質」(C)や「脂質」(F)が大切です。
今回は、そのうち「脂質」(F)についてピックアップします。

「脂質」(F)をうまくエネルギー源として使うために、「ファットアダプト」という方法があります。
これは「炭水化物」(C)の摂取量を減らして、「脂質」(F)の摂取量を増やす方法です。

今、自分はファットアダプトを行っていますが、体に様々な変化が起こっていることを実感します。

では、ファットアダプトで実感したことには、どのようなことがあります?

ということで、今回は「ファットアダプトで実感したこと」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

 

1.肌荒れが改善

ファットアダプトを行って実感したこととして「肌荒れが改善すること」があります。

前提として、脂質の働きとして「体の構造をつくる」ことがあります。

脂質は、人の体にある細胞を構成している「細胞膜」の成分となっており、細胞の働きを維持しています。
細胞膜とは一つ一つの細胞を区切っている「仕切り」のようなものです。
脂質がなければ細胞を形成することが出来ません。

人の体には約60兆個(約37兆個とも)の細胞から出来ていますが、脂質はその細胞を構成している大事な成分となっているのです。

実際に、ファットアダプトを行うことによって、良質な脂質を十分に摂取することによって、肌の細胞が良い状態に変わります。
皮膚表面に程よく皮脂が分泌されて、乾燥肌を防いでくれます。肌にみずみずしい潤いがあるような感じがし、肌のコンディションが改善しました。

ファットアダプトを行って実感したこととして「肌荒れが改善すること」があります。

2.体が温まる感じ

ファットアダプトを行って実感したこととして「体が温まる感じがすること」があります。

脂質は、体の中で消化されると「エネルギー源」として使われます。

「炭水化物」や「タンパク質」では「1gあたり4kcal」ですが、脂質は「1gあたり9kcal」となっており、三大栄養素の中で最も高いエネルギーとなります。
このエネルギーは、スポーツなどにおける「運動エネルギー」にもなれば、「熱エネルギー」にもなります。

とくに外気温が寒い場合、体温が奪われてしまうでしょう。
体温を保持するために、体内に蓄えられた脂質のエネルギーが使われます。

エネルギーとして使用されず余分にあまった脂質は「皮下脂肪」や「内臓脂肪」として、体内に蓄えられます。
蓄えられた脂肪は、体温を保持してくれて、体が冷えないようにしてくれるのです。

実際に、ファットアダプトを行うことによって、体がポカポカ温かい感じになります。
冬場に行っていますが、寒い外に出ても、寒さをあまり感じずに過ごすことが出来るようになりました。
とくに手足の末端からの冷えがありましたが、それも改善しました。

ファットアダプトを行って実感したこととして「体が温まる感じがすること」があります。

3.精神的に落ち着く

ファットアダプトを行って実感したこととして「精神的に落ち着くこと」があります。

ファットアダプトをすると、精神的に落ち着く感じがします。
これは、ファットアダプトによって「炭水化物」(C)の摂取量を減らして、「脂質」(F)の摂取量を増やすことによって、血糖値の変動が減っているからだと言われています。

脳のエネルギー源は「ブドウ糖」です。
血糖の変化、とくに血糖が下がりすぎた状態だと、脳がうまく機能しないで、集中力が低下してしまいます。
また、血糖が上がりすぎた状態だと、インスリンという血糖を下げるホルモンが分泌されて、血糖を急激に下げるように働きます。
すると、血糖値の急上昇・急下降から、脳がうまく機能しないことにつながります。

ファットアダプトを行うと、実際に精神的に落ち着く感じがします。
繰り返しですが、血糖値の変動が少なくなるためだと思いますし、実感します。

また、以前は脳のエネルギー源は「ブドウ糖」だと言われていましたが、最近では脂質から産生される「ケトン体」もエネルギーとして利用されることが分かってきております。
糖が不足したときに、非常用のエネルギーとして「ケトン体」が利用されますが、安定的にエネルギーを供給してくれるため、脳がうまく持続的に機能することにつながります。

ファットアダプトを行って実感したこととして「精神的に落ち着くこと」があります。

まとめ

 

今回は、「ファットアダプトで実感したこと」についてみてきました。

「PFC」は、スポーツをしている人にとって重要な栄養素になります。
PFCを武器にして、マラソンのベスト記録を更新するような人が一人でも多く出ることを願っています。

この記事によって「ファットアダプトで実感したこと」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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