結論ですが
筋肉の種類には、「骨格筋」「心筋」「平滑筋」があります。
この記事は「マラソンを趣味にしているヒト」に向けて書いています。
マラソントレーニングに対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「マラソン競技と筋肉」についてわかります。
筋肉にはどのような種類がありますか?
このような疑問にお答えします。
自分自身、ランニングが趣味で、マラソン大会によく出場しています。
タイムを上げるために日々トレーニングに励んでいます。
マラソン競技において、タイムを少しでも上げるために、日々の練習をがんばっているランナーは多いかと思います。
マラソン競技でタイムを上げる上で、様々な要素が重要になります。
トレーニング、運動、スポーツ、マラソン競技において、さまざまな「3大要素」というものがあります。
個人的に、とくに「筋肉」「エネルギー」「酸素」の3つの要素が大事だと考えております。
今回は、この中の「筋肉」についてです。
では、筋肉にはどのような種類がありますか?
ということで、今回は「筋肉の種類」について説明していきます。
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まとめ
1.骨格筋
骨格筋は、骨格に付着して体を動かす筋肉です。
骨格筋は「横紋筋」であり、自分の意思で動かすことのできる「随意筋」です。
骨格筋は、体を動かすときに働く筋肉であり、筋肉といえば「骨格筋」を意味することが多いです。
筋肉の収縮と弛緩を繰り返すことによって、体を動かすことができます。
運動神経の支配下にあり、自分の意思で動かすことができる「随意筋」です。
なお、骨格筋には「速筋」と「遅筋」があります。
速筋は、収縮速度が速く、瞬発的に大きな力を発揮できる筋肉です。
糖質をエネルギー源としており、酸素を必要としない「無酸素運動」に向いています。
なお、速筋は白っぽい色をしているので「白筋」とも呼ばれます。
遅筋は、収縮速度が遅く、持久力を発揮できる筋肉です。
酸素や糖、脂質をエネルギー源としており、毛細血管やミトコンドリアが豊富であり、長時間動き続ける「有酸素運動」に向いています。
なお、遅筋には、酸素を蓄えるミオグロビンが多く含まれるため赤い色をしており「赤筋」とも呼ばれます。
瞬発力を発揮するようなトレーニングでは「速筋」が、持久力を発揮するようなトレーニングでは「遅筋」が主に鍛えられます。
骨格筋は、骨格に付着して体を動かす筋肉です。
2.心筋
心筋とは、心臓の壁を構成する筋肉であり、心臓を拍動させて血液を全身に送る働きをします。
心筋は「横紋筋」であり、自分の意思で動かすことが出来ない「不随意筋」です。
心筋とは、心臓の壁を構成する筋肉であり、心臓を拍動させて血液を全身に循環させる重要な役割を担っています。
心臓の動きが止まってしまうと、全身に十分な血液を送ることができず、死につながります。そのため、心筋には自動的に拍動する仕組みが整っています。
心筋は、骨格筋と同じように横紋筋ではありますが、自分の意思で動かすことが出来ない「不随意筋」となっており、自律神経の支配を受けて自動的に収縮することができます。
なお、心筋の細胞内にはミトコンドリアが多く含まれており、拍動に必要なエネルギーを絶えず作り出しており、心臓の拍動が途絶えないようにしています。
なお、心筋は不随意筋ではありますが、随意筋である骨格筋を利用して間接的に鍛えることができます。
骨格筋を使った長時間の有酸素運動を行うと、全身に酸素などが必要になります。
運動によって生じた酸素需要に見合った供給をするために、心臓の拍動はより速くより強くなり、より多くの血液が全身に運ばれるのです。
このときに運動強度が高くなればなるほど、必要とする酸素需要が増えるため、心臓の働きは活発化して鍛えられるのです。
多くの酸素が必要な運動をおこなうと、心臓だけでなく呼吸機能も鍛えられるため、いわゆる心肺機能の強化、最大酸素摂取量の向上にもつながります。
心筋とは、心臓の壁を構成する筋肉であり、心臓を拍動させて血液を全身に送る働きをします。
3.平滑筋
平滑筋は、血管や内臓の壁を構成する筋肉であり、自分の意思で動かすことが出来ない「不随意筋」です。
平滑筋は、血管や内臓(胃、腸、気管、尿管、子宮など)を構成する筋肉であり、横紋筋のような横紋構造・しま模様がないです。
平滑筋は、自律神経支配であり、自分の意思では動かすことができない「不随意筋」です。
平滑筋の収縮によって血管の運動や蠕動運動が行われます。収縮の速度は遅いですが、持続性があり、疲労することなく動き続けることができます。
平滑筋は、自分の意思では動かすことが出来ないため、基本的には平滑筋自体を鍛えることができません。
しかし、胃や腸などの消化管は、食べるものの種類、食べるものの量、よく噛むことなどによって、消化機能を向上させることはできます。
とくに最近話題の腸活などで発酵食品、オリゴ糖、食物繊維などの摂取によって腸内環境を整えることができます。
また、自律神経を整えるような生活習慣(十分な睡眠、適度な運動、規則正しい生活リズムなど)によって、消化機能の向上が期待できます。
消化機能がアップすれば、トレーニングに必要なエネルギーをより多く生み出すことが出来ますし、体作りに必要な栄養素もより多く取り入れることができ、トレーニング効果をより引き出すことにつながるでしょう。
平滑筋は、血管や内臓の壁を構成する筋肉であり、自分の意思で動かすことが出来ない「不随意筋」です。
まとめ
今回は「筋肉の種類」について説明しました。
この記事によって「筋肉の種類」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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