結論ですが
酸素を目的としたトレーニングとして「高強度インターバル」「LSD」「呼吸筋トレーニング」などがあります。
この記事は「マラソンを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
トレーニングに対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「酸素を目的としたトレーニング」についてわかります。
酸素を目的としたトレーニングにはどのようなものがありますか?
このような疑問にお答えします。
自分自身、ランニングが趣味でして、時間があれば走っています。
そして、マラソン大会によく出ています。
地元開催のマラソンや、北海道内のマラソン、東京や関東圏などの様々なマラソン大会に出場させて頂いております。
マラソン競技を行っていて、「酸素」「栄養」「筋肉」の3要素が重要だと考えています
「酸素」「栄養」からエネルギーが生み出され、そのエネルギーが「筋肉」で使われ、パフォーマンスが発揮されます。
そのうち、酸素についてピックアップします。
では、酸素を目的としたトレーニングにはどのようなものがありますか?
ということで、今回は「酸素を目的としたトレーニング」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
まとめ

1.高強度インターバル
酸素を目的としたトレーニングとして「高強度インターバルトレーニング」があります。
高強度インターバルトレーニングとは、「強度の高い運動」と「休息」を繰り返し行うトレーニングのことです。
運動負荷が高くなれば、必要な酸素の量は増えていきます。
呼吸回数は増え、心拍数も増加して、より多くの酸素を全身に送ろうとし、心肺機能が刺激されます。
ランニングにおいては、ペースが上がれば上がるほど、必要な酸素が増えるため、息が切れて呼吸が苦しくなるかと思います。
つまり、運動強度が高くなればなるほど、酸素需要が高まり、心臓や肺の機能が刺激されてより多くの酸素を供給するのです。
インターバルトレーニングとして、短い休息をはさむことによって、高強度の運動を断続的に続けることができ、心肺機能の強化、ミトコンドリアの発達など酸素供給におけるトレーニング適応が起こります。
逆説的ですが、高い運動負荷をかけるために「高強度インターバルトレーニング」という手法を用いて、酸素供給する能力を鍛えることになるのだと理解しております。
高強度インターバルトレーニングの有名なものとして「タバタ式トレーニング」があります。
これは、「20秒間の高強度運動」と「10秒間の休息」を1セットとして、8セット行います。
高強度運動として、ランニングをターゲットとして「全力ダッシュ」でも良いですし、バイクで「全力こぎ」でも良いでしょう。
また、「バーピー」「ランジジャンプ」「マウンテンクライマー」「なわとび」などの種目もオススメです。
トレーニング種目だけでなく、高強度運動の時間や休息時間を変えることによって、自分に合った負荷に調整することもできます。
2.LSD
酸素を目的としたトレーニングとして「LSD」があります。
LSDは、ゆっくりと長い距離を走るトレーニングです。
20kmから30km程度の長い距離をゆっくりペースで走ります。トップ選手だと、40km以上の距離を走る方もいます。
LSDで、長い時間走ることによって、毛細血管が発達し、筋肉などに効率的に酸素を供給できるようになります。
また、「脂質代謝」が促され、長時間運動を続けるためのエネルギーの持続性が高まります。
さらに、長い距離・長い時間の運動に慣れることができ、フルマラソンの距離への不安が軽減できます。
LSDのコツとして、呼吸が上がらない程度のゆっくりペースで走ります。
途中でペースを上げず、決して無理をせず、景色を楽しむようなペースを心がけましょう。
とにかく長い時間走り続けることが大切になるため、ペースは抑えるようにします。
3.呼吸筋トレーニング
酸素を目的としたトレーニングとして「呼吸筋トレーニング」があります。
呼吸筋トレーニングでは、呼吸に関係する筋肉を鍛えます。
マラソン競技において、より速く、より長い時間走り続けるために「酸素の取り込み」が重要です。
空気中の酸素を取り込むために、呼吸筋の働きが重要であり、呼吸筋トレーニングでは呼吸筋をターゲットとして鍛えるのです。
呼気筋トレーニングの方法として、「器具」を使うものがあります。
吐く息(呼気)の「圧力閾値」負荷を使用して呼気筋を鍛えます。負荷を調整することによって、トレーニン強度を変えることができます。
また、トレーニングではないですが、個人的にオススメは「呼吸筋ストレッチ」です。
呼吸筋を伸ばすストレッチ運動をすることによって、呼吸がスムーズになります。
やり方は、足を肩幅に開き、まっすぐに立ち、両手を頭上に伸ばして、手首を交差させます。鼻から息を吸いながら、腕を上に伸ばし、口から息を吐きながら、体を左右へ倒します。
呼吸筋ストレッチを行うことで、息苦しさがやわらぎますし、日常生活で息切れしにくい状態になり、筋肉の柔軟性も高まります。
ちなみに、心肺機能に刺激が入るような激しいトレーニングでは、呼吸筋も自然に鍛えることができます。
先述の高強度インターバルトレーニングは、心肺機能に高い負荷をかけることができ、激しい呼吸から呼吸筋も同時に鍛えられます。
まとめ

今回は「酸素を目的としたトレーニング」について説明しました。
この記事によって「酸素を目的としたトレーニング」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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