レース後意外と走れる理由【3つ】

結論ですが、

レース後、意外と走れる理由として「緊張から解放される」「良い動きを覚えている」「グリコーゲン貯蔵される」ことなどがあります。

この記事は「マラソンやランニングを楽しんでいる」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「レース後、意外と走れる理由」についてわかります。

マラソン大会が終わった後に、意外と走れていることがありますが、どうしてですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味でして、時間があれば走っています。
そして、マラソン大会によく出ています。

地元開催のマラソンや、北海道内のマラソン、東京や関東圏などの様々なマラソン大会に出場させて頂いております。

マラソン大会では、走った後は疲労で体が重い状態になる人が多いかと思います。
しかし、マラソンのレースの後に意外と元気に走れてしまう場合もあります。

では、マラソンのレースが終わった後に、意外と走れていることがありますが、どうしてですか?

ということで、今回は「レース後意外と走れる理由」について説明します。

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この記事のまとめ

1.緊張から解放されている

マラソンのレース後に意外と走れる理由として「緊張から解放される」ことがあります。

マラソン大会の前は緊張しがちです。

一つのマラソンマラソン大会に出場するために、3ヵ月以上は準備期間が必要になります。
とくに大事なマラソン大会になると、数年単位という途方もない準備をして、出場することもあります。

自分の晴れ舞台において、長い期間の準備期間を経てマラソンのレースに出場することになります。
ここで、仕上がりをミスしてしまうと、長期間のトレーニングが無駄になってしまいます。

また、レース本番に調子を合わせるだけでなく、レース中も長い時間たたかう必要があります。
フルマラソンになると、エリートランナーでも少なくても2時間以上は走り続けなければなりません。
長時間走り続けるので、オーバーペースになってしまったり、無理なペースのアップダウン、給水でのミス、接触・転倒などのアクシデントの可能性は十二分にありえます。
レース前の準備だけでなく、レース中も気が抜けないです。

マラソン大会のレースが終わってしまえば、そのような緊張感から解放されることになります。
極度な緊張状態だと、思うように自分の力が発揮されない場合もあります。
しかし、緊張状態から解放されると、余計な力が入ることが少なくなり、いつもの慣れている走りの感覚で走ることができて、レース後にも関わらず意外と走れる場合があります。

マラソンのレース後に意外と走れる理由として「緊張から解放される」ことがあります。

2.良い動きを覚えている

マラソンのレース後に意外と走れる理由として「良い動きを覚えている」ことがあります。

マラソン大会の本番では、緊張してアドレナリンがガンガン出てきます。
闘争本能に火がついて、普段以上に速く走れる場合があります。

とくに、普段一人でトレーニングを行っている人は、集団で走ることによって、ライバルと競い合って良いタイムが出ることがあります。
また、いつもと違ったコース、いつもと違う雰囲気、それだけで気持ちが抑揚してくるものです。

ある研究によると、本番でのパフォーマンス向上効果は、トレーニングにおける「約3倍」ともいわれています。
つまり、普段のトレーニングでは「20分間」くらいしか走れないようなペースがあるとしたら、、
本番のレースでは、同じペースで「60分間」走れることになります。

確かに、実体験でもそのように感じます。
マラソントレーニングにおいて閾値走というものがあります。
だいたいハーフマラソンのレースペースで行われますが、トレーニングではおおよそ20分間走という形で行う場合が多いです。
自分のハーフマラソンペースが「3’30”/キロ」くらいなので、本番のハーフマラソンでは「1時間14分」くらいになります。
トレーニングでは20分間余裕をもって走れて、本番ではその「約3倍程度」走ることになるので、本番効果では研究結果とだいたい同じくらいになります。

マラソンのレースの本番効果のため、いつもの3倍のパフォーマンスが発揮されることになります。いつも以上に、良いフォームで、レースの向き合い方で、レースを走ることが出来ます。
レース本番での良い動きや良いイメージがそのまま残っていると、レース後にも関わらず意外と走れる場合があります。

マラソンのレース後に意外と走れる理由として「良い動きを覚えている」ことがあります。

3.グリコーゲンが貯蔵される

マラソンのレース後に意外と走れる理由として「グリコーゲンが貯蔵される」ことがあります。

マラソン大会の前には、エネルギーをしっかりと補給しておく必要があります。
フルマラソンにおいて、「グリコーゲン」と「脂質」が主なエネルギーになります。
レース前に「カーボローディング」を行う人もいます。
これは、いつも以上に体の中にグリコーゲンを貯蔵させる方法です。
やり方は、レース7日前から4日前までは炭水化物が少なめの食事を心がけてグリコーゲンを枯渇させます。
そして、レース3日前からレース前までは炭水化物が多めの食事を心がけ体内でのグリコーゲン貯蔵をさせます。
グリコーゲンを一度枯渇させてから貯蔵することで、体内に貯蔵されるグリコーゲンの量はいつも以上に増えます。

このような「カーボローディング」を行っている人はグリコーゲンが貯蔵されています。レース本番では、給水や補食などでエネルギーを補給しながら走ります。

そして、走り終わった後には、ごほうびで好きなものを食べるランナーは多いかと思います。
レース後にエネルギーが枯渇した状態となっており、レース後にしっかりと食べたら、自然とグリコーゲンなどのエネルギーが貯蔵されることになります。

レース後にグリコーゲンが貯蔵されると、レース後にも関わらず意外と走れる場合があります。
よく食べて、良く走るランナーはフルマラソンに強いと言われますが、まさにその通りだと思います。

マラソンのレース後に意外と走れる理由として「グリコーゲンが貯蔵される」ことがあります。

まとめ

今回は「レース後意外と走れる理由」について説明しました。

自分は、マラソン大会には何度も参加していますが、参加するたびにPB更新していくと、とても楽しくなります。
そして、マラソン大会に参加するたびに、新たな発見や課題を見つかることがとても嬉しいです。

今回はレース後に意外と走れる場合が多くて考察してみました。
レース本番で力を発揮し切れていないかもと思うことがありました。
しかし、タイムが悪いレースに関していうと、レース後は疲労困憊で走れないことが多いです。
自分の力を発揮できて、良い走りができたレースの後では、レース後も良い感じで走れる印象です。

みなさんはレース後はどうでしょうか?

この記事によって「レース後意外と走れる理由」について理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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