マラソンのスタートロスについて【6つ】

結論ですが、

マラソンのスタートのロスとして「集団につけないロス」「自分のペースで走れないロス」「転倒に巻き込まれるリスク」などがあります。

この記事は「マラソンを楽しんでいるヒト」に向けて書いています。
マラソン大会に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「マラソンのスタートのロス」についてわかります。

マラソン大会に出る予定ですが、後ろからのスタートになりましたが、タイムのロスはどのくらいになりますか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味でして、時間があれば走っています。
そして、マラソン大会によく出ています。

地元開催のマラソンや、北海道内のマラソン、東京や関東圏などのマラソンなどなど出場させて頂いております。
時には、マラソン大会の運営をおこなう側にまわることもあります。

大きな大会から小さな大会まで色んなマラソン大会が開催されています。

参加人数が多い大会の場合、スタート位置というのが重要になってきます。
とくに、大規模のマラソン大会になると、参加者は1万人以上、多いところで5万人程度にになります。
この間、自分が参加した東京マラソンでは、約3万8000人の参加者がいました。

前の方からAブロック、Bブロック…など順に並ぶような感じとなりますが、参加人数が多ければ多いほど、スタート前の並びによって、タイムは大きく変わってきます。

では、マラソン大会のスタートロスはどのような感じですか?

ということで、今回は「マラソン大会のスタートロス」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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この記事のまとめ

4.集団につけないロス

マラソン大会のスタートロスとして「集団につけないロス」があります。

マラソンにおいて、自分と同じペースの集団の中で走ると、タイムは圧倒的に良くなります。
集団の後ろの方で走れば、向かい風の場合、風よけになります。
また、まわりにランナーがいることで安心感がありますし、ペースが把握しやすいため、同じペースでも楽をして走ることができます。
さらに、自分一人ではなく、誰かいるというだけで励まされますし、しんどいのは自分だけではないと感じることができて、精神的にとても頼もしいです。

マラソンのスタートが後ろの方になると、前のランナーを追い抜いていくことになるため、基本的には単独走になります。
自分のペースと同じくらいの集団を見つけることができればいいですが、スタート位置が後ろの場合はなかなか厳しいです。
とくにスタート位置が自分の実力よりも後ろに位置していた場合、前の方に自分の目標ペースの集団が形成されることになります。
前のランナーを追い抜いて、その目標としているペースの集団に合流するのに、目標以上のペースでいく必要があり、体力を消耗してしまいます。
たとえ追いついたとしても、そのペースを維持するのは、かなり厳しい状態になるでしょう。

マラソン大会のスタートロスとして「集団につけないロス」があるのです。

5.自分のペースで走れないロス

マラソン大会のスタートロスとして「自分のペースで走れないロス」があります。

マラソンのレースで、自分の目標ペースを一定のイーブンペースで刻むことが理想であり、タイムは圧倒的に良くなります。

後ろの方からのスタートとなると、スタートしてから「ゆっくりと歩く」→「ゆっくりと走り始める」→「自分のペースで走る」までタイムをロスしてしまいます。
自分のペースと慣れないペースだと、たとえ遅いペースであっても、体力が削られてしまいます。むしろ、普段なれていない遅いペースだと反対に疲れてしまいます。

さらに、後ろの方からのスタートだと、かなり多くのランナーが前の方にいます。
そのランナーを追い抜いていくときに、蛇行して走ることになり、走行距離のロスが発生します。
しかも、追い抜くときに、ペースを上げることになることがほとんどで、ペースのアップダウンで体力が奪われしまいます。

後からのスタートによって、イーブンペースから離れていくため、タイムロスは、はかり知れないものとなってきます。

マラソン大会のスタートロスとして「自分のペースで走れないロス」があるのです。

6.転倒に巻き込まれるリスク

マラソン大会のスタートロスとして「転倒に巻き込まれるリスク」があります。

参加人数が多いマラソン大会だと、スタート時に、かなりの密になります。
密の状態で走ろうとすると、まわりのランナーと接触してしまい、転倒する危険性があります。
とくにスタートの号砲が鳴っても、なかなか集団が動かない状態でいると、タイムを狙っているランナーは追い抜かそうと必死になります。
前のランナーの背中を押したり、割り込んだりして危険な状態になります。

無理な追い越しは事故につながりますし、転倒してしまったら、後続のランナーが巻き込まれてしまう可能性もあり、とても危険です。
密になっている状態で転倒したら起き上がるのも一苦労です。

自分が参加した東京マラソンでも、転倒したランナーがいましたが、それを避けようとするだけで体力が消耗します。
幸いにも、転倒に巻き込まれなかったですが、後ろからのプッシュや、追い抜かされる時の肘うちは本当に危険だと思いました。
途中からは、集団にすき間が出来てきて、うまくかいくぐって、するりと抜けていけました。
密になっているときには、無理をせず、集団の流れに身をまかせるのが一番です。

マラソン大会のスタートロスとして「転倒に巻き込まれるリスク」があるのです。

まとめ

今回は「マラソンのスタートロス」について説明しました。

マラソン大会に出場される場合は、事前にタイムを申告することになるでしょう。

このときに、実力とかけ離れたタイムを申告をすると、スタートしてから集団の流れがスムーズにいきません。
必ず、自分の今の実力のタイムを申告するようにしましょう。
そして、割り込みなどはせず、決められたスタートの場所に整列をしましょう。

一人ひとりのランナーのマナーの良さによって、後ろの方のランナーのロスが少なくなるでしょう。

マラソン大会に初めて出場される方は、スタートの整列や、スタートしてからの状態を知って衝撃を受けるかと思います。

先輩ランナーの話を聞いたり、ネットやSNSなどで大会の情報を収集して、しっかりと準備をしてマラソン大会にのぞみましょう。
そして、実際にマラソン大会に出て、予期せぬことや、色々なハプニングが起きるかと思います。
その経験を、次のマラソン大会に活かして、レベルアップしていきましょう。

何事もチャレンジです。
まずはマラソン大会にエントリーすることから始めてみましょう。

この記事によって、「マラソンのスタートロス」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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