赤血球を強くするポイント【6つ】スポーツ貧血

結論ですが

赤血球を強くするポイントとして「レシチン」「銅」「ビタミンK」などがあります。

この記事は「スポーツ貧血で悩んでいる方」に向けて書いています。
貧血に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「赤血球を強くする仮説」についてわかります。

スポーツ貧血で悩んでいますが、改善するためにはどのようにすればいいですか?

このような疑問にお答えします。

スポーツ選手でパフォーマンスが上がらない
常に体がだるい感じがする
すぐに疲れを感じる

このような症状の場合、スポーツ貧血が隠れている場合があります。
健康診断などで血液検査を行って、貧血だと判明する場合があります。

とくに、剣道・バレーボールなど足裏への強い衝撃がかかるスポーツや、マラソンなどの長時間の走る動作をおこなう運動によって、赤血球が破壊されて、「溶血性貧血」につながります。

そこで、赤血球を強くすることで溶血を少しでも抑えることにつながると考えられます。

では、赤血球を強くするためにはどうすればいいですか?

あくまで、自分の調べた範囲での仮説もありますが、今回は「赤血球を強くするポイント」について説明していきます。

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まとめ

4.レシチン

赤血球を強くするポイントとして「レシチン」があります。

レシチンは、リン脂質の一種であり、細胞膜の主成分となります。

赤血球の膜は、リン脂質という油の成分で出来ています。
レシチンなどのリン脂質を摂取することによって、とくに神経細胞の細胞膜の材料となりますが、個人的には赤血球などの他の細胞の細胞膜を安定化する働きもあると考えております。

レシチンなどのリン脂質が不足すると、細胞膜の正常な働きを保つことができなくなります。とくに神経細胞において著明であり、脳や神経の疾患につながるおそれがあります。
また、レシチンは血液中のコレステロールを調整する働きがありますが、レシチンが不足すると、血管にコレステロールがたまるなど、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病につながります。

レシチンは、大豆、たまご、レバー、肉類などに多く含まれています。

赤血球を強くするポイントとして「レシチン」があります。

5.銅

赤血球を強くするポイントとして「銅」の不足に注意することがあります。

銅は、体内で生成できない必須微量ミネラルであり、さまざまな体の代謝や生体内の反応に関与している栄養素です。

銅は、赤血球の中にあるヘモグロビンに鉄を輸送する働きをしていますので、銅が不足すると「鉄欠乏性貧血」の原因ともなります。
他にも、銅が不足すると、「白血球数の減少」「易感染性」「骨の異常」「神経の異常」「毛髪の異常」などにつながります。

ただし、銅を大量に摂取すると、赤血球が壊れる「溶血」がおこったり「腎臓障害」など起こる可能性があり注意が必要です。

銅は、牡蠣、こむぎ、パプリカ粉、からすみ、スモークレバー、さば節、かたくちいわし、ココアなどの食品に多く含まれています。

赤血球を強くするポイントとして「銅」の不足に注意することがあります。

6.ビタミンK

赤血球を強くするポイントとして「ビタミンK」があります。

ビタミンKは、脂溶性ビタミンの一つであり、血液を固める作用や骨をつくるのに重要な役割をします。
血液を固めるときに「プロトロンビン」などの血液凝固因子が必要です。
その「プロトロンビン」が肝臓でつくられるときに、「ビタミンK」が補酵素として働きます。ビタミンKが不足すると、出血しやすい状態となり、鉄欠乏性貧血につながる可能性があります。

なお、「ビタミンK」は丈夫な骨づくりにも不可欠であり、骨に存在する「オステオカルシン」というたんぱく質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促す作用があります。

なお、天然に存在するビタミンK1K2は過剰摂取による影響はないとされています。
しかし、合成されたビタミンK3を過剰摂取すると、溶血性貧血が起こる可能性があり注意が必要です。

ビタミンKは、納豆、わかめ、パセリ、しそ、ほうれん草、ブロッコリー、モロヘイヤ、小松菜、海苔、鶏もも肉・鶏胸肉などの食品に多く含まれています。

赤血球を強くするポイントとして「ビタミンK」があります。

まとめ

今回は「赤血球を強くするポイント」について説明しました。

この記事によって「赤血球を強くするポイント」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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