ランナーの不調の原因【6つ】

結論ですが

ランナーの不調の原因として「貧血」「トレーニング計画の不備」「感染症などの病気」などがあります。

この記事は「マラソンを楽しんでいるヒト」に向けて書いています。
マラソンに関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ランナーの不調の原因」についてわかります。

マラソン大会に向けてトレーニングを行っていますが、なかなか思うように調子が上がらないですが、どうしてですか?

このような疑問にお答えします。

マラソントレーニングにおいて、練習を人一倍がんばっているにも関わらず、なかなかタイムが伸びない状態に陥る場合があります。

いつもより、練習の距離を伸ばしたり
本数を増やしたり
メニューの数を増やしたり

もっともっと上を目指したい気持ちがあるばかりに、トレーニングで常に全力で追い込んでいる。

しかし、なかなかタイムに結びつかない
とてもツライ状況に陥る場合があります。

では、ランナーの不調の原因として、どのようなものがありますか?

ということで、今回は「ランナーの不調の原因」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

この記事のまとめ

4.貧血

ランナーの不調の原因として「貧血」があります。

貧血は、何らかの原因で赤血球が減少した状態のことであり、全身に酸素を運搬する能力が低下し、パフォーマンスが低下します。

血液検査で「Hb」(ヘモグロビン)という項目をみて貧血かどうか検査します。

成人女性では、ヘモグロビンが「おおよそ12.0(g/dl)」以下で貧血と判断されます。
成人男性では、ヘモグロビンが「おおよそ14.0(g/dl)」以下で貧血と判断されます。

血液中の赤血球を構成している「ヘモグロビン」というタンパクがあります。「ヘモグロビン」を生成するには「鉄」が欠かせないです。
その「鉄」が不足するために「ヘモグロビン」が低下し貧血となった状態のことを「鉄欠乏性貧血」と呼ばれます。

とくに、ランナーにおいて「鉄分の必要量の増加」「汗からの喪失」「赤血球の破砕」などが原因で、「鉄欠乏性貧血」になることが多いです。
また、女性の場合は、毎月の月経による血液の喪失から、鉄欠乏性貧血になりやすいです。

ランナーの不調の原因として「貧血」があります。

5.トレーニング計画の不備

ランナーの不調の原因として「トレーニング計画の不備」があります。

トレーニングの計画に不備があって、いくらがんばっても競技パフォーマンスにつながらないことがあります。

そもそもトレーニングという言葉の意味はなんでしょう?

英語の「Train」の意味は、「仕込む・きたえる・養成する…」などあります。

トレーニングという言葉を聞いて、競技においてトップを競い合うアスリート・スポーツ選手の競技力を向上させることをイメージするかと思います。
しかし、一般人の健康づくりや趣味のスポーツにおいても同様で、効果的に効率よく安全に成果をもたらすために「トレーニング理論」や「トレーニング原則」というものがあります。

「トレーニング原則」には「オーバーロードの原則」「超回復の原則」「特異性の原則」などがあります。
これらの原則から、はずれるような不備のあるトレーニングでは、いくら頑張っても残念ながら成果に結びつかないです。

トレーニングは行った分だけ、強くなると思ってしまう方もいますが…

不十分なトレーニング負荷
不十分なリカバリー
的外れなトレーニング

など、いくらやっても、競技パフォーマンスにつながりません。
むしろ、競技パフォーマンスを落とす可能性すらあります。

短期的なトレーニング計画だけでなく、中長期的な長いスパンの目線をもってトレーニング計画を立てることが重要です。
とくに、マラソンなどの持久系のスポーツは、長い期間のトレーニングの積み重ねが大切です。
焦らずに、じっくりと、自分にとって適切なトレーニングをコツコツと行いましょう。

ランナーの不調の原因として「トレーニング計画の不備」があります。

6.感染症などの病気

ランナーの不調の原因として「感染症などの病気」があります。

風邪などの感染症にかかると、当たり前ですが競技パフォーマンスは低下します。
しっかりと、からだを休めて、風邪などの体調不良を治しましょう。

頑張り過ぎなランナーで多いのですが、少し風邪を引いたくらいでは、へこたれずトレーニングを継続する人もいます。
残念ながら、トレーニング負荷は上がらず、トレーニングの質は確実に落ちます。
むしろ、風邪をこじらせてしまい、治るのに時間がかかってしまう可能性が高いです。
体調が悪いときには、無理せず、あきらめて、静養して体調が回復するのに専念しましょう。

また、風邪だけでなく、スポーツ障害によってケガしてしまった場合には、ケガの治療に専念しましょう。
ケガをして、痛みを我慢してトレーニングを行っても、十分なトレーニング効果は得られません。
治療に専念するとともに、可能であればケガをしている部位以外の場所をトレーニングするようにしましょう。

ランナーの不調の原因として「感染症などの病気」があります。

まとめ

今回は「ランナーの不調の原因」について説明しました。

この記事によって「ランナーの不調の原因」の理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に過ごすことが出来ることを願っています。

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