動き作りの方法【3つ】マラソントレーニング

結論ですが、

動き作りの方法として「ドリル」「プライオメトリック運動」「ダッシュ」などがあります。

この記事は「マラソンを楽しんでいるヒト」に向けて書いています。
マラソントレーニングに関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「動き作りの方法」についてわかります。

マラソンをやっていますが、どのようなトレーニングがいいですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味でして、時間があれば走っています。
そして、マラソン大会によく出ています。

地元開催のマラソンや、北海道内のマラソン、東京や関東圏などの様々なマラソン大会に出場させて頂いております。

ランニングにおいて、走るフォームというものはとても大切です。
トップランナーでは、見ていてキレイな走りをするかと思います。
マラソン競技において、効率の良いランニングフォームを手に入れることによって、より少ないエネルギーでより速く走ることにつながります。

では、どのような動き作りの方法がありますか?

ということで、今回は「動き作りの方法」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.ドリル

動き作りの方法として「ドリル」があります。

ドリルは、走りの動作の一部をピックアップしてトレーニングする方法です。
様々な動きを取り入れて、自分にとって最適な走るフォームを身につけるために、ドリルを行います。

たとえば…

もも上げ
バウンディング
トロッティング
スキップ
ハイニースキップ
ギャロップ

などの種目があります。

走る動作の要素を分解して確認することができます。
さらに、足の動かし方・さばき方・反発の感覚など脳に様々な刺激が入るため脳神経系を研ぎ澄まされる効果があります。

メインの練習を行う前に、ドリルを取り入れて、良い動きを頭に入れてから本練習を行うと良いでしょう。

2.プライオメトリック運動

動き作りの方法として「プライオメトリック運動」があります。

プライオメトリック運動では、伸張反射をうまく利用するトレーニングとなり、主にジャンプ系の動きをして行われます。

伸張反射とは、筋肉が引き伸ばされることによって、力を入れる意識をしなくても自然と筋肉が収縮する現象のことを言います。
筋肉の中でも「筋紡錘」という構造がある筋肉において起こります。

とくに、走る動作において、

股関節の屈曲に関係する「大腿四頭筋」
股関節の伸展に関係する「ハムストリングス」
足関節の屈曲に関係する「下腿三頭筋」(ヒラメ筋・腓腹筋)

などの筋肉が重要です。
プライオメトリック運動では、接地局面で伸ばされた筋肉が、伸張反射によって収縮し飛ぶ動作をすることができます。
とくに、ランニングにおける接地局面のトレーニングになります。
伸張反射による筋収縮や、全身の筋肉の協調運動などを利用して、より高く飛ぶようにすることで、接地局面の感覚を磨くことができます。

ジャンプトレーニングは、足への衝撃がくるため、できるだけ土や芝の上で行いましょう。
また、ボックスジャンプや、ハードルジャンプ、ラダーなどを使用してアレンジしてもいいでしょう。

3.ダッシュ系

動き作りの方法として「ダッシュ系」があります。
ダッシュ系のトレーニングでは、坂ダッシュやウインドスプリントなどがあります。

坂ダッシュでは、上り坂をダッシュして駆け上がります。
平地と違って、走りの動きにロスがあると、うまくスピードにのせて走ることができません。

とくに、

重心移動をスムーズにする
腕振りをしっかりとする
接地局面で膝を前に出そうとする

などを意識すると良いでしょう。

坂ダッシュは、だいたい、50m~150mくらいの距離を、3~10本程度おこないます。
追い込む練習ではなく、あくまで走りのフォームを確認するのが目的なので、しっかりとリカバリーして一本一本集中して取り組みましょう。

ウインドスプリントは、8割くらいの力で、気持ちいいと感じる心地の良いスピードで走ることであり「流し」などとも呼ばれます。

ウインドスプリントでは、だいたい50m-150mくらいの距離を走ります。
余裕のあるスピードで、フォームを意識して走ることができます。
追い込む練習ではなく、あくまで、走りのフォームを確認するのが目的なので、しっかりとリカバリーして一本一本集中して取り組みましょう。

本番のトレーニングの前のウォーミングアップとして取り入れてもいいですし、
トレーニングの最後に、動きの確認をするために行ってもいいでしょう。

まとめ

今回は「動き作りの方法」について説明しました。

この記事によって「動き作りの方法」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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