タンパク質不足のサイン【12つ】PFC

結論ですが

タンパク質不足のサインとして「髪・爪のトラブル」「冷え」「月経異常」などがあります。

この記事は「スポーツを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
食事・栄養に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「タンパク質不足」についてわかります。

タンパク質が足りないと、どのような影響がありますか?

このような疑問にお答えします。

三大栄養素である「タンパク質」「脂質」「炭水化物」のことを「PFC」といいます。

タンパク質(Protein)
脂質(Fat)
炭水化物(Carbohydrate)

スポーツ選手やアスリートの場合、厳しいトレーニングに耐えうる体作りなどのために、食事・栄養がとても重要になります。
そして、この「PFC」がエネルギー源となるため重要となります。

体づくりのために「タンパク質」(P)が大切です。
タンパク質が不足しがちな現代人といわれますが、スポーツをしている人はタンパク質の必要量が高まります。
体に必要なタンパク質が不足してしまうなんてこともあります。

では、タンパク質が不足すると、どのような影響がありますか?

ということで、今回は「タンパク質不足のサイン」について説明していきます。

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 まとめ

10.髪・爪のトラブル

タンパク質不足のサインとして「髪・爪のトラブル」があります。

タンパク質は、体の構造を作る材料になります。
食事などから摂取されたタンパク質はアミノ酸に分解されて、消化吸収されます。
消化吸収されたアミノ酸は、門脈を通って肝臓に入り、体に必要なタンパク質が作られます。

アミノ酸やタンパク質は、髪や爪を構成する重要な栄養素であり、不足すると髪や爪のトラブルを引き起こします。

タンパク質不足によって、髪のハリやツヤが失われる、髪が細く痩せてしまう、枝毛や切れ毛が増える、分け目が広がる、髪のボリュームがなくなる、ヘアセットがきまらないなどの髪のトラブルにつながります。

また、タンパク質不足によって、爪が割れる・欠ける、爪が薄くなる、爪に縦筋が入る、爪が二枚爪になるなどの爪のトラブルにつながります。

タンパク質不足のサインとして「髪・爪のトラブル」があります。

11.冷え

タンパク質不足のサインとして「冷え」があります。

タンパク質が不足すると、筋肉量が減少し、体が冷えやすくなる可能性があります。
これは、筋肉や肝臓などにおいて、熱エネルギーが産生されますが、タンパク質が不足すると筋肉量が減少し、代謝が低下し冷えやすい体になります。

また、タンパク質を消化吸収するにあたって、「食事誘発性熱産生」(DIT)が発生し、熱エネルギーが発生します。

タンパク質は、体内で熱を発生させるのに、とても重要な栄養素となっており、不足すると冷えにつながるのです。

タンパク質不足のサインとして「冷え」があります。

12.月経異常

タンパク質不足のサインとして「月経異常」があります。

女性の場合、タンパク質が不足することによって、月経に関係するホルモンを産生することができず、「月経異常」が引きおこります。

アミノ酸やタンパク質は、体の構造だけでなく、ホルモンなどの材料にもなります。
タンパク質が不足すると、脳から分泌される「LH」「FSH」、卵巣から分泌される「エストロゲン」「プロゲステロン」などの月経に関係するホルモンの分泌が低下します。
すると、月経が不規則になる、月経回数が減る、月経量が減るなどの無月経を来します。

タンパク質不足のサインとして「月経異常」があります。

まとめ

今回は「タンパク質不足のサイン」について説明しました。

この記事によって「タンパク質不足のサイン」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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