タンパク質の働き【6つ】PFC

結論ですが、

タンパク質の働きとして「ホルモンや酵素の材料になる」「神経伝達物質の材料になる」「ヘモグロビンの材料になる」などがあります。

この記事は「食と健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「タンパク質」についてわかります。

タンパク質にはどのような働きがありますか?

このような疑問にお答えします。

おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。

この中でも、日々の生活の中で「食事」に関して気にされる人は多いかと思います。

ついつい食べ過ぎてしまう…
忙しくて規則的な食事ができない!
どのような食事が健康にいいですか?

このような悩みや疑問があるかと思います。

忙しい現代人は、食生活が乱れてしまう人が多いです。

とくに仕事が忙しすぎて、食事を抜いてしまったり、簡単なインスタント食品・コンビニ弁当で済ませるなんてことも…。

食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体が出来上がるのです。
「医食同源」という言葉があるのように、「食」というものはとても重要です。

とくに三大栄養素の一つである「タンパク質」は我々が生きていく上で欠かせない栄養素です。

では、タンパク質にはどのような働きがありますか?

ということで、今回は「タンパク質の働き」について説明していきます。

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まとめ

4.ホルモンや酵素の材料になる

タンパク質の働きとして「ホルモンや酵素の材料になること」があります。

ホルモンは、体の様々な働きを調節する物質であり、タンパク質や脂質などを材料にして作られます。
脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵臓、生殖腺などの内分泌腺でホルモンは作られます。

また、酵素は、体の中で様々な化学反応を促進するタンパク質です。
たとえば、

消化、吸収、代謝などの働きを調節する
体内で起こる化学反応を引き起こす
体内の有害物質を処理し尿などと一緒に排泄する
体の成長
免疫反応
体の調節機能

などの反応に関わります。
とくにエネルギーを産生する反応や、体にとって不要なものを排出するような生きていく上で必要な生命活動のことを「代謝」と呼ばれます。
代謝を促すためにも、「酵素」の存在は必要不可欠です。

タンパク質の働きとして「ホルモンや酵素の材料になること」があります。

5.神経伝達物質の材料になる

タンパク質の働きとして「神経伝達物質の材料になること」があります。

神経伝達物質とは、神経細胞同士が情報を伝達する化学物質です。

神経細胞は直接つながっていないため、シナプスという接点で「神経伝達物質」を使って情報を伝えています。

脳内の精神現象のコントロール、記憶・感情・意識などの活動、筋肉の収縮などさまざまな働きをサポートします。

ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン、アセチルコリン、ヒスタミン、γ-アミノ酪酸(GABA)、グルタミン酸、 グリシンなどがあります。

タンパク質の働きとして「神経伝達物質の材料になること」があります。

6.ヘモグロビンの材料になる

タンパク質の働きとして「ヘモグロビンの材料になること」があります。

ヘモグロビンは、赤血球に含まれるタンパク質であり、酸素と結合し、酸素を運ぶことができます。

ヘモグロビンは、赤血球に含まれるタンパク質です。
「鉄を含むヘムという色素」と「グロビンというタンパク質」によって構成されています。
赤血球の「約1/3」はヘモグロビンによって出来ており、赤血球の赤い色は、ヘモグロビンの色によります。

赤血球が酸素と結びつくためには、このヘモグロビンというタンパク質の存在が不可欠です。

ヘモグロビン値が低下すると「貧血」と診断されます。
鉄欠乏性貧血が有名ですが、ヘモグロビンの材料であるタンパク質が不足しても貧血につながります。

とくに持久系スポーツをしている方がパフォーマンス低下したときに、「貧血」が隠れているケースがあるので注意が必要です。

タンパク質の働きとして「ヘモグロビンの材料になること」があります。

まとめ

今回は「タンパク質の働き」について説明しました。

この記事によって「タンパク質の働き」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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