結論ですが、
食べる順番のオススメとして「汁物・スープ」「主菜・副菜」「カーボラスト」が最適だと考えます。
この記事は「食と健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
食事や栄養に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「食べる順番のオススメ」についてわかります。
食べる順番のオススメとしてどのようなものがありますか?
このような疑問にお答えします。
おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。
この中でも、日々の生活の中で食事に関して気にされる人は多いかと思います。
食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体が出来上がるのです。
「医食同源」という言葉があるように、「食」というものはとても重要です。
食事を食べる時に、オススメの順番があります。そして、研究が積み重なるとともに、食事を食べる順番は変わってきているのです。
では、「食べる順番のオススメ」には、どのようなものがありますか?
ということで、今回は「食べる順番のオススメ」について説明していきます。
この記事のまとめ
1.スープ・汁もの
オススメの食べる順番の1番目として「スープ・汁もの」があります。
ちなみに、多くの日本食では、
メインの炭水化物源となる、ごはん、パン、そばなどの「主食」
そしてタンパク質源となる、肉、魚、たまごなどの「主菜」
ミネラル、ビタミン源となる、サラダ、漬物などの「副菜」
そして、おまけとして、みそ汁やスープなどの「汁物」
などがあります。
食べ物を消化・吸収するためには、「消化酵素」の働きが重要です。
消化酵素は体温より程度の温度「約37度」で、良い感じに働いてくれます。
温度が高すぎると、酵素はタンパク質なので破壊されてしまいますし、反対に温度が低すぎると酵素がうまく働いてくれません。
酵素が働くには最適な温度があり、おおよそ37度くらいとなっております。
食事の食べはじめには、味噌汁・スープなどの温かいものを食べて体を温めるようにすると良いでしょう。
オススメの食べる順番の1番目として「スープ・汁もの」があります。
2.主菜・副菜
オススメの食べる順番の2番目として「主菜・副菜」があります。
スープ・汁ものなどで体を内臓から温めたら、次は「主菜」「副菜」です。
主菜は、タンパク質が豊富な、肉、魚、たまご・大豆などがあります。
副菜は、ミネラル、ビタミン源となる、サラダ、漬物などがあります。
ちなみに、以前は、副菜をはじめに食べる「ベジファスト」がオススメされていました。
これは、はじめに野菜を中心に食べることによって、食後の血糖値の急上昇である「血糖値スパイク」を抑える効果を狙っています。
血糖値スパイクには、様々な健康への様々な悪影響があることが判明しております。
たとえば、食後の眠気、集中力低下、低血糖などの症状や、糖尿病などの生活習慣病リスクが上がる、認知機能低下、免疫力低下などがあります。
サラダ炭水化物以外であれば、血糖値の上昇はおだやかになるので、ベジファストではなく他のおかずでも良いとされています。
オススメの食べる順番の2番目として「主菜・副菜」があります。
3.主食(カーボラスト)
オススメの食べる順番の最後として「主食(カーボラスト)」があります。
これは、最後に炭水化物や糖質が豊富な「主食」を食べる方法です。
「カーボ」つまり「炭水化物」を「ラスト」(最後)に食べる方法となります。
これまで、はじめに野菜が多く入っている「副菜」(サラダなど)を初めに食べることによって血糖値の急上昇が抑えられると考えられていました。
繰り返しですが、最近の研究では、「炭水化物」以外の食材であれば、血糖値の急上昇にあまり関係ないことが判明しました。
つまり、はじめに野菜を食べなくても、「汁物」(みそ汁など)や「主菜」(肉、魚、たまごなど)などを最初に食べても大丈夫ということになります。
最後に炭水化物や糖質が豊富な「主食」をもってくれば、その前の順番は何でもオッケーということです。
最近では、血糖値の急上昇を抑えるために「カーボラスト」がすすめられています。
オススメの食べる順番の最後として「主食(カーボラスト)」があります。
まとめ
今回は「食べる順番のオススメ」について説明しました。
この記事によって「食べる順番のオススメ」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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