マラソンのペースメーカーの役割-上級編【6つ】

結論ですが、

マラソンのペースメーカーの役割として「励ます」「給水を渡す」「アドバイスをする」などがあります。

この記事は「マラソンを楽しんでいるヒト」に向けて書いています。
トレーニングに関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「マラソンのペースメーカーの役割」についてわかります。

マラソンのペースメーカーをすることになりましたが、どうすればいいですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味でして、マラソン大会に何回か出場しています。
ランニングにはまっていくと、自己ベストを更新したい
過去の自分に打ち勝ちたい気持ちが強くなってきます。

そして、ある程度走る力がついてくると、マラソン大会のペースメーカーとして参加する機会も増えてきます。

では、ペースメーカーの役割ってどのようなものがありますか?

ということで、今回は「マラソンのペースメーカーの役割 上級編」について説明します。

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この記事のまとめ

ペースメーカーの役割4：励ます

マラソンのペースメーカーの役割として「励ますこと」があります。

ランナーが少しでもタイムを縮められるようにするのがペースメーカーの役目です。
きつい場面のときに、頑張れるように励ますことも大切になります。

例えば、フルマラソンであれば30K過ぎたあたり、向かい風がキツイところ、急な登ぼり坂があるところなど。
ランナーを励まして、しっかりとキツイ場面を楽しく乗り切るのをサポートします。

ただし、人によっては声かけをしないで黙々と引っ張ってほしい人もいるため、ランナーのリアクションや要望などを聞いて臨機応変な対応が必要となります。

マラソンのペースメーカーの役割として「励ますこと」があるのです。

ペースメーカーの役割5：給水を渡す

マラソンのペースメーカーの役割として「給水を渡すこと」があります。

ペースメーカーしている集団のランナーが多ければ多いほど、給水を取るのが難しくなります。
密集している状態で給水ゾーンに入ると、ランナー同士が接触して転倒の危険があります。
集団の人数が多い場合、給水をあきらめてしまう人も少なくないです。

そんなときに、ペースメーカーが給水を多めにとって、給水を取れなかったランナーに渡すと、とても喜ばれます。
また、エナジージェルやバナナなどの補食が準備されている場合も、また然りです。
とくにエネルギー切れになりがちなレース後半は特に重要になります。

レース前に、何キロ地点に給水があるのか、どんな補食が準備されているのか、しっかりと把握しておきましょう。
給水を渡すまではいかなくても、ランナーにあと何メートルで給水がありますよと知らせることも励みになるでしょう。

ただし、集団が多すぎる場合、もちろん全員に給水を渡すことはできないため、不公平感にもつながります。本当にきついそうなランナーに絞って渡すなど臨機応変に対応しましょう。

また、給水をとるときには、後続のランナーの妨げにならないように、給水前にはペースを上げて距離を置き、給水を取った後はすぐに離れるように配慮しましょう。

マラソンのペースメーカーの役割として「給水を渡すこと」があるのです。

ペースメーカーの役割6：アドバイスをする

マラソンのペースメーカーの役割として「アドバイスをすること」があります。

比較的ゆっくりめのペースをメイクする場合、だいたい走力はペースメーカーの方が上の場合が多いです。

そんなときには、ペースメーカーが上級者としてレースをうまく走るアドバイスすることも大事になります。

例えば、

急な登ぼり坂では前を向くより下の方を向いた方が精神的に楽になる
下り坂では、体を前に倒すと自然にスピードに乗っていく
腕ふりのリズムを整える
足のピッチを上げてみる
呼吸を整えてみる
差し込みへの対応
きつくなったときの乗り越え方

などなど。

上級ランナーとして今までの経験やさらに上のレベルにいけるようなアドバイスをしてみましょう。

マラソンのペースメーカーの役割として「アドバイスをすること」があるのです。

まとめ

今回は「マラソンのペースメーカーの役割」について説明しました。

ペースメーカーは、参加するランナーが1秒でも自己ベストを更新できるように、サポートするのが醍醐味です。
自己ベストを更新して、喜ぶランナーの顔をみると、ペースメーカーとしてとても嬉しいです。

フルマラソンは本当に過酷な競技です。
ペースメーカーという存在がとても大きな支えになることでしょう。

マラソン大会に参加してペースメーカーがいるときには、是非とも活用して、自分の限界に挑戦してみてはいかがでしょうか。

この記事によって、「マラソンのペースメーカーの役割」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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