トレーニングに必要なビタミン【６つ】

結論ですが

トレーニングに必要なビタミンとして「ビタミンB1」「ビタミンB6」「ビタミンE」などがあります。

この記事は「マラソンと栄養について知りたいヒト」に向けて書いています。
栄養とスポーツに対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「トレーニングに必要なビタミン」についてわかります。

トレーニングに必要なビタミンには何がありますか？

このような疑問にお答えします。

健康的に過ごすためには、栄養バランスの良い食事というものが大切です。
毎日の食事の内容によって、病気になる可能性がありますし、健康的に過ごすことができます。
さらに、栄養はスポーツをしている人にとっても重要です。

そもそも、ビタミンとは、5大栄養素の一つであり、生物の体にとって必要な有機物のうち、炭水化物・タンパク質・脂質以外のものをいいます。

ビタミンは、ミネラルと同じように微量でも、その役割は重要であり、ヒトの体の中で三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の代謝を助ける働きをします。

では、トレーニングに必要なビタミンには何がありますか？

ということで、今回は「トレーニングに必要なビタミン」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

4.ビタミンB1

トレーニングに必要なビタミンとして「ビタミンB1」があります。

基本的には、ビタミンB群は、タンパク質・脂質・糖質という三大栄養素などの代謝を促す働きがあり、トレーニングにおけるエネルギーを産生させるために必要な栄養素です。

ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸の8種類の水溶性ビタミンの総称です。
ビタミンB群は、代謝を助ける働きがあり、「代謝ビタミン」とも呼ばれます。

ビタミンB1は、チアミンともよばれる水溶性ビタミンであり、糖質の代謝をサポートし、エネルギーを生成します。

ビタミンB1は、水溶性ビタミンの仲間であり、ビタミンの中で最初に発見されました。
「チアミン」という名前の化合物であり、糖質の代謝をサポートし、エネルギーを生成します。
より詳しくいうと、ビタミンB1は、糖を代謝する「解糖系」や「クエン酸回路」のエネルギー代謝の一部で補酵素として働き、ブドウ糖をエネルギーに変える働きをします。
トレーニングにおいて、運動に必要なエネルギーを生み出すために必要な栄養素になります。

ビタミンB1は、豚肉・赤身肉、うなぎ・さけなどの魚類、たらこなどの魚卵、玄米、発芽玄米などの精製されていない穀類、大豆、あずき、いんげんまめなどの豆類、ナッツ、カリフラワー、ほうれん草などの野菜に多く含まれています。

6.ビタミンB6

トレーニングに必要なビタミンとして「ビタミンB6」があります。

ビタミンB6は、水溶性ビタミンの一つであり、ビタミンB6活性をもつ化合物にはピリドキサール・ピリドキシン・ピリドキサミンの3つあり、アミノ酸(タンパク質)の代謝に欠かせない栄養素です。

ビタミンB6は、補酵素としてアミノ酸の代謝を助ける役割をします。
免疫機能、皮膚の正常化、赤血球のヘモグロビンの合成、神経伝達物質の合成、脂質の代謝などの働きをサポートします。
トレーニングにおいて、体づくりをする上で重要な栄養素になります。

ビタミンB6は、赤身の魚や、ヒレ肉・ささみなど脂が少ない肉類、バナナ、パプリカ、さつまいも、玄米などに多く含まれています。

6.ビタミンE

トレーニングに必要なビタミンとして「ビタミンE」があります。

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つであり、「4種のトコフェノール」と「4種のトコトリエノール」の合計8種類の化合物の総称です。

ビタミンEは、強い抗酸化作用をもち、体内の脂質の酸化を防いでくれます。とくに血管をキレイにする働きがあり、動脈硬化や血栓の予防効果があります。また、血圧の低下、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の低下、細胞膜を健康に保つ働きもあります。
トレーニングにおいて、血液の循環を促進し、筋肉への栄養供給をスムーズにします。

ビタミンEは、ひまわり油・小麦胚芽油・ベニバナ油などの植物油、アーモンド・ヘーゼルナッツなどのナッツ類、モロヘイヤ・西洋かぼちゃ・赤ピーマン・大根の葉・豆苗・かぶの葉・菜の花などの野菜に多く含まれています。