ビタミンAとは【食と健康】

結論ですが

ビタミンAは、脂溶性ビタミンの一つであり、レチノール・レチナール・レチノインの総称です。

この記事は「健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ビタミンA」についてわかります。

ビタミンAってなんですか?

このような疑問にお答えします。

そもそも、ビタミンとは、5大栄養素の一つであり、生物の体にとって必要な有機物のうち、炭水化物・タンパク質・脂質以外のものをいいます。

ビタミンは、ミネラルと同じように微量でも、その役割は重要であり、ヒトの体の中で三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の代謝を助ける働きをします。

なお、三大栄養素に「ミネラル」「ビタミン」をあわせて、五大栄養素とよばれます。

ビタミンは現在13種類あります。

水に溶けやすい水溶性ビタミン
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
パントテン酸
ビタミンB6
ビタミンB12
葉酸
ビオチン
ビタミンC

脂に溶けやすい脂溶性ビタミン
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK

に分けられます。

今回は、その中の「ビタミンA」について説明していきます。

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まとめ

1.ビタミンAとは

ビタミンAは、脂溶性ビタミンの一つであり、レチノール・レチナール・レチノインの総称です。

ビタミンAは、脂に溶けやすいビタミンである「脂溶性ビタミン」の一つであり、「レチノール」「レチナール」「レチノイン」の総称です

なお、植物に含まれる「ベータカロテン」は摂取されると体内でビタミンAに変わるため、プロビタミンAとよばれ、ビタミンAの仲間に分類されます。

ビタミンAは、目や皮膚の粘膜を正常に保つ働きをしたり、免疫力を高める効果があります。

2.ビタミンAの働き

ビタミンAは、目や皮膚の粘膜を正常に保つ働きをしたり、免疫力を高める効果があります。

ビタミンAの主成分である「レチノール」は、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、免疫力を高める効果があります。
また、「レチノール」は、視細胞での光刺激反応に関与するロドプシンという成分を合成するのに必要なため、薄暗い場所でも視力を保つ働きもあります。

なお、ビタミンAの摂取基準では、「レチノール」だけでなく、その前駆体である「カロテン」(ベータ・アルファ・ガンマ・クリプトキサンチンなどがある)など「プロビタミンA」など全て合わせた「レチノール活性当量」(RAE)として算出された値が用いられます。

3.ビタミンAと症状

ビタミンAが不足すると、夜盲症、角膜や結膜上皮の乾燥・角質化、皮膚や粘膜の乾燥・肥厚・角質化などにつながります。
また、ビタミンAの過剰摂取によって、頭痛、口唇炎、脱毛症、食欲低下、筋肉痛などの症状や、脳脊髄液圧の上昇、頭蓋内圧亢進症などにつながります。

ビタミンAの中でも、薄暗い場所でも視力を保つ働きがあるレチノールが不足すると、うす暗いところで見えにくくなる病気である「夜盲症」を起こします。
また、ビタミンAが不足すると、目や皮膚の粘膜を正常に保たれなくなり、角膜や結膜上皮の乾燥・角質化、皮膚や粘膜の乾燥・肥厚・角質化などの症状につながります。

水溶性ビタミンとは違い、脂溶性ビタミンである「ビタミンA」の過剰摂取に注意が必要です。
ビタミンAの過剰摂取によって、頭痛、口唇炎、脱毛症、食欲低下、筋肉痛などの症状や、脳脊髄液圧の上昇、頭蓋内圧亢進症などにつながります。

通常の食事では起こることは少ないですが、サプリメントやビタミンAを多く含むレバーを摂取する場合にはとくに注意しましょう。

まとめ

今回は、「ビタミンA」についてみてきました。

健康的に過ごすために「日々の食生活」がとても大切です。

「食」は健康のためだけでなく、充実した日々を送ること、家族や友人などと有意義な時間を過ごすことなどにもつながるものです。

日々の生活の中で、「ビタミンA」が適正な量を摂取しているか目をむけてみることをオススメします。

この記事によって「ビタミンA」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることを願っています。

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