スポーツ貧血におけるトレーニングメニューを考える【3つ】

結論ですが

スポーツ貧血におけるトレーニングメニューとして「筋力トレーニング」「スイム」「バイク」などがあります。

この記事は「ランニングを楽しんでいる人」に向けて書いています。
食事に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「スポーツ貧血のトレーニングメニュー」についてわかります。

貧血になってしまいましたが、どのようなトレーニングがいいですか?

このような疑問にお答えします。

貧血を指摘される人は多いです。

とくに、ランナーにとって、貧血になると、

いつもの調子で走れない
思うようにタイムが伸びない
すぐに息切れが起こる
心拍数がいつもより速い
勝負どころで全く力が発揮できない

などの症状が起こります。
ランナーの貧血では、普段から運動習慣がある方が多いので、日常生活での運動量では気が付かないケースも多々あります。

軽度の貧血であれば、トレーニングをすることが出来てしまいます。
しかし、いつも通りのトレーニングをおこなってしまうと、貧血が回復しないばかりか、悪化させてしまうおそれがあります。
トレーニングをどうしても行いたい場合には、貧血を悪化させないように工夫が必要になります。

では、貧血になったときに、どのようなトレーニングメニューが良いですか?

ということで、今回は「スポーツ貧血におけるトレーニングメニュー」について説明していきます。

この記事のまとめ

1.筋力トレーニング

スポーツ貧血におけるトレーニングメニューとして「筋力トレーニング」があります。

貧血になってしまったら、ランニングなどの有酸素運動をおこなうことは難しくなります。
とくに、息が上がるような呼吸器系を刺激するような、質の高いトレーニングを行うのは厳しくなります。
マラソンのレースペース以上のペースで走ると、酸素需要が高まるフェーズがありますが、そこで粘ることがきつくなってしまいます。

そのような場合には、呼吸系をあまり使わないような、短時間でセットが完了する「筋力トレーニング」をするといいでしょう。
とくに、ランナーにとって、下半身や体幹まわりの筋力は、走る動作を行う上でとても大切になります。

ビッグ3の中に入っている「スクワット」「デッドリフト」、それ以外にも「ヒップリフト」「プランク」「足上げ腹筋」などの種目がオススメです。

筋持久力を上げるために、「低負荷・高回数」
または、
筋肥大を避けるために、「高負荷・低回数」でおこなうといいでしょう。

スポーツ貧血におけるトレーニングメニューとして「筋力トレーニング」があります。

2.スイム

スポーツ貧血におけるトレーニングメニューとして「スイム」があります。

とくに溶血性貧血が疑われる場合には、足裏への衝撃をおさえたトレーニングメニューである「スイム」がオススメです。

ランニングでは、足の裏に強い衝撃がかかります。
走るスピードにもよりますが、おおよそ体重の3倍程度の衝撃がかかると言われています。
体重が60kgであれば、おおよそ180kg程度の衝撃がかかります。
走る距離が長くなると、その衝撃を受ける回数が増加するので、足裏への衝撃が蓄積されます。

足裏への衝撃から、血液中の赤血球が破壊されてしまい、赤血球の数が減少し、貧血につながります。
さらに、赤血球を作るために、鉄分が必要になるため、鉄欠乏性貧血につながるのです。

スイムでは、水の中で泳ぐことになるので、足裏への衝撃はほとんどないです。
全身を使って、さまざまな泳ぎをすることで、心肺機能や全身持久力を維持することができます。
ただし、貧血中なので、息が上がりすぎるような高い負荷にならないように注意して行うようにしましょう。

スポーツ貧血におけるトレーニングメニューとして「スイム」があります。

3.バイク

スポーツ貧血におけるトレーニングメニューとして「バイク」があります。

とくに溶血性貧血が疑われる場合には、「スイム」と同じように足裏への衝撃をおさえたトレーニングメニューである「バイク」がオススメです。

バイクでは、ペダルをこぐような動作になるので、足裏への衝撃はほとんどないです。
下半身を使って運動することになるため、ランニングに必要な大腿部・臀部などの筋力を維持することができます。
また、トレーニングジムなどで、エアロバイクを使用することによって、負荷を調整したり、さまざまなトレーニングメニューを選んでトレーニングすることもできます。

ただし、貧血中なので、息が上がりすぎるような高い負荷にならないように注意して行うようにしましょう。

スポーツ貧血におけるトレーニングメニューとして「バイク」があります。

この記事のまとめ

今回は「スポーツ貧血におけるトレーニングメニュー」について説明しました。

この記事によって「スポーツ貧血におけるトレーニングメニュー」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

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