最適なランニングフォームの条件【6つ】マラソントレーニング

結論ですが、

最適なランニングフォームの条件として「上半身との連動」「協調運動」「伸張反射を利用すること」などがあります。

この記事は「マラソンを楽しんでいるヒト」に向けて書いています。
マラソントレーニングに関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「最適なランニングフォームの条件」についてわかります。

マラソンをやっていますが、どのようなランニングフォームがいいですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味でして、時間があれば走っています。
そして、マラソン大会によく出ています。

地元開催のマラソンや、北海道内のマラソン、東京や関東圏などの様々なマラソン大会に出場させて頂いております。

ランニングにおいて、走るフォームというものはとても大切です。
トップランナーでは、見ていてキレイな走りをするかと思います。
マラソン競技において、効率の良いランニングフォームを手に入れることによって、より少ないエネルギーでより速く走ることにつながります。

では、どのようなランニングフォームが良いですか?

ということで、今回は「最適なランニングフォームの条件」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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まとめ

4.上半身との連動

最適なランニングフォームの条件として「上半身との連動」があります。

ランニングにおいて、走る動作をおこなうとき、脚が動いているので下半身のみに注目しがちです。
体全体をより効率的に前に進めることを考えると、実は上半身も使うことが大切です。

とくに、体幹と四肢をつないでいる「股関節」だけでなく「肩関節」の動作も重要です。
体幹の力を四肢に伝えるために、「股関節」の運動だけでなく、「肩関節」つまり肩甲骨周囲の運動も大切になります。

下半身と上半身の連動がうまくいかないと、上体のブレにつながり、重心移動がスムーズにいかず、エネルギーロスが発生してしまいます。
個人的には、股関節から脚が生えているのではなく、肩関節から脚が生えているイメージをしています。
肩から脚が生えていると、脚が長くストライドが長くなるような感覚になります。
自然と、肩甲骨周りの筋肉も動員することができて、上半身と連動させて、体幹ふくめ全身を使って走ることができます。

最適なランニングフォームの条件として「上半身との連動」があります。

5.協調運動

最適なランニングフォームの条件として「協調運動」があります。

ランニングの走る動きにおいて、ずっと力を入れっぱなしではありません。
力を入れる局面もあれば、力を抜く局面もあります。

とくに地面に足をつく「接地局面」では、地面からの反発を前に進む推進力にうまく変えるように発揮します。このときに、反対側の脚は、膝から前にしっかりと進むような動作を行います。

このときに、全身の筋肉を駆使して、接地時間をより短く、そして最大のエネルギーが発生するように動員すると、より大きな力を利用して走る動作をおこなうことができます。

このときに、全身の筋肉の力が分散されると、エネルギーがロスが生じてしまうため、「協調運動」をしてタイミング良く力を発揮することが大切になります。

反対に、接地局面以外の場面では、うまく力を抜いて、エネルギーを温存させるといいでしょう。
このような動きを覚えるには、頭で考えてもうまくいかないため、コツコツと動き作りを行うとともに実際の自分の走りで少しずつ変えていくしかありません。

最適なランニングフォームの条件として「協調運動」があります。

6.伸張反射を利用すること

最適なランニングフォームの条件として「伸張反射を利用すること」があります。

伸張反射とは、筋肉が引き伸ばされることによって、力を入れる意識をしなくても自然と筋肉が収縮する現象のことを言います。
筋肉の中でも「筋紡錘」という構造がある筋肉において起こります。

とくに、走る動作において、股関節の屈曲に関係する「大腿四頭筋」、股関節の伸展に関係する「ハムストリングス」、足関節の屈曲に関係する「下腿三頭筋」(ヒラメ筋・腓腹筋)などの伸張反射をうまく利用することが重要です。

伸張反射にともなう筋収縮に対して対抗せずに、前に進める推進力につなげるようにすることが大切です。
とくに、プライオメトリック運動という、ジャンプ系を中心とした運動によってトレーニングすることができます。
筋肉の伸張反射を利用できると、短時間で最大限の力を発揮することができます。

最適なランニングフォームの条件として「伸張反射を利用すること」があります。

まとめ

今回は「最適なランニングフォームの条件」について説明しました。

この記事によって「最適なランニングフォームの条件」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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