結論ですが
札幌マラソンの反省として「オーバーペース」「集団につけない」「負のスパイラル」があります。
この記事は「マラソンを楽しんでいるヒト」に向けて書いています。
マラソンに関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「札幌マラソンの反省点」についてわかります。
先日、2023年10月1日に札幌マラソンがありました。
ハーフマラソンなのですが、北海道マラソンに続いて札幌の市民ランナーが楽しみにしているレースの一つです。
夏の北海道マラソンと違って、秋の涼しくなってきて走りやすい時期のレースであるので、記録を狙うランナーが多いです。
そんな札幌マラソンに出場してきたのですが、久しぶりに派手にレースでやらかしてしまったので、その反省をしたいと思います。
そして、次回以降のレースでは同じ失敗をしないようにしたいと思います。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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まとめ
1.オーバーペース
札幌マラソンの反省として「オーバーペース」があります。
もともと、札幌マラソンでは「タイムにこだわらずに、自分のその場その場の感覚を大事にして、レースを楽しむこと」をテーマにしてのぞみました。
ランナーあるあるですが、スタートするときに、アドレナリンがガンガン出ます。
とても興奮した状態で走りだすと、ついついオーバーペースになってしまいます。
自分もスタート前には、かなり集中して、緊張感をもって号砲を待ちました。
スタートした直後、かなりの興奮状態・高揚感とあいまって、かなりのハイペースで突っ込んでしまいました。
振り返ると、初めの1キロは3’12であり、自分の5kmや3kmのレースペース(もしろそれ以上のペース)で入ってしまいました。
気が付くと、かなりのダメージが来ており、一気にツライ状態になっていました。
もともと、自分はスピードを出すのが苦手なので、ある一定スピード以上になってしまうと、一気にブレーキがかかってしまい潰れた状態になってしまうタイプです。
スタート直後のオーバーペースのため、その後はかなり苦しい展開になってしまいました。
札幌マラソンの反省として「オーバーペース」があります。
2.集団につけない
札幌マラソンの反省として「集団につけない」ことがあります。
スタート直後から、かなりのハイペースで進んだので、序盤からかなりの疲労・ダメージがきていました。
速いペースから目標のレースペースに切り替えるとしても、まわりに同じようなペースの集団がいるはずもないです。
目標よりやや早いランナーばかりであり、オーバーペースで消耗した状態では、とてもついていくことが出来なかったです。
札幌マラソンの前半パートは、下り気味で追い風だったので、単独走でもあまり影響を受けなかったです。
しかし、折り返した後の後半パートは、上り気味で向かい風だったので、他のランナーについていきたいところでしたが、もちろん周りに同じくらいのペースのランナーはいないです。
もしろ、追い抜かされていって、ついていく体力や気力がないため、ひたすら単独走での厳しいレースでした。
札幌マラソンの反省として「集団につけない」ことがあります。
3.負のスパイラル
札幌マラソンの反省として「負のスパイラル」に陥ったことがあります。
くりかえしですが、スタート直後からオーバーペースで入ったため、終始苦しいレースでした。
はじめの5K通過くらいから、いつ途中棄権しようかと考えるほどきつかったです。
そのような状態で走っていても、ひたすらキツイばかりでした。
序盤で、
「キツイ状態になる→フォームが崩れる→崩れたフォームで走って疲労がたまる」
→「さらにキツイ状態になる→さらにフォームが崩れる→さらに崩れたフォームで走って疲労がたまる」
→…
の負のスパイラルに陥っていました。
実際にレース後の疲労感が半端なかったです。
いつもはレース後に、ゆっくり長めのジョグを入れてクールダウンを行うのですが、その余裕すら無かったです。
フルマラソン以上、むしろここ数年で一番レース後疲れていたかもしれません。
レース後2日経ちますが、普段は筋肉痛にならないような部位が痛んでいたりして、レース中はかなり肉体に負荷をかけてしまっていたのだと感じます。
反対に仕上がりの良いレースをしたときには、レース後の疲労感はあまり残らないので、不思議に思っていましたが、改めて自分の体で実感することができました。
札幌マラソンの反省として「負のスパイラル」に陥ったことがあります。
まとめ
今回は、「札幌マラソン2023の反省」についてみてきました。
ヒトは失敗をする生き物です。
失敗を繰り返さないためにも、しっかりと反省して次に活かすことが重要です。
今回の札幌マラソンのレースでは、狙った大会ではなかったものの、自分の中ではかなりやらかしてしまったレースになりました。
レースに向けての調整はそこそこにしてトレーニングの一環としてのぞみましたが、練習以上に力を発揮できずに、不完全燃焼のまま終わってしまいました。
調子が良いときも悪いときも、その場その場のベストを尽くすことが重要なのだと耳にしますが改めて実感しました。
そして、調子が悪いときに、その場のベストを尽くすということが、どれだけ難しいものか実感しました。
ツライ中でも粘って走り切るのがベストなのか、はたまたレースを諦めることも長期的に見てベストだったかもしれないですし、よくわからないです。
今回のレースで、ツライ状態で走り切れて自信にはなりましたが、かなりの体へのダメージが残っているので、今後のトレーニングにかなりの影響が出るだろうと感じます。
ただ、途中でレースを棄権して、辞めるクセがついてしまうのは嫌だと感じます。
まだまだ、そのあたりの判断が難しく、奥が深い世界に続いているのだと感じます。
自分自身の状態を把握する力、あきらかに調子が悪いとき、走りがハマっていないときにどのような対応をするのか、どうすれば修正できるのか、
そもそもツライ状態に陥らないように予防するにはどうすればいいのか、
まだまだ課題が山積みで、自分の伸びしろになるものだと嬉しく思います。
とても貴重なレースの経験となりました。
ランニングの奥深さを感じますし、面白く、ワクワクします。
今後もランニングを楽しんでいきたいと思います。
この記事によって「札幌マラソン2023の反省点」についての理解が深まり、一人でも多くのランナーに役立つことを願っています。
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