結論ですが
低糖質、高脂質のメリットとして「減量しやすい」「糖質の節約」「補給少なくなる」などがあります。
この記事は「マラソンを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
食事・栄養に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「低糖質、高脂質のメリット」についてわかります。
低糖質、高脂質には、どのようなメリットがありますか?
このような疑問にお答えします。
三大栄養素である「タンパク質」「脂質」「炭水化物」のことを「PFC」といいます。
タンパク質(Protein)
脂質(Fat)
炭水化物(Carbohydrate)
スポーツ選手やアスリートの場合、厳しいトレーニングに耐えうる体作りなどのために、食事・栄養がとても重要になります。
そして、この「PFC」がエネルギー源となるため重要となります。
マラソンなどの持久系競技において、とくに「炭水化物・糖質」(C)や「脂質」(F)が大切です。
今回は、そのうち「脂質」(C)についてピックアップします。
エネルギー源として「脂質」(F)をうまくエネルギー源として使うために、「ファットアダプト」という方法があります。
この低糖質、高脂質の食事をすることになります。
低糖質、高脂質には、どのようなメリットがありますか?
ということで、今回は「低糖質、高脂質のメリット」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
まとめ
1.減量しやすい
低糖質、高脂質のメリットとして「減量しやすいこと」があります。
マラソン競技におけるエネルギー源として、主に「糖質」と「脂質」があります。
脂質は1gあたり約9kcal
糖質は1gあたり約4kcal
のエネルギーがあります。
同じエネルギーを生み出すのに、脂質は糖質に比べて少ない重量で済むため、体重増加はあまりしません。
なお、エネルギーとして使われない糖質は、グリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄えられます。グリコーゲン1gあたり、水分を約3g程度引き込むため、体重は重たくなりがちです。
また、脂質の摂取が多くなると、脂質を使える体になるため、「脂肪燃焼効果」が高まり、体脂肪が落ちやすいです。
さらに、脂質の摂取でセロトニンなど分泌が促され、食欲抑制効果が働くため、食事の摂取量は抑えやすいです。
そのため、糖質に比べて脂質の方が、体重コントロールという点では、メリットがあります。
低糖質、高脂質のメリットとして「減量しやすいこと」があります。
2.糖質の節約
低糖質、高脂質のメリットとして「糖質の節約」があります。
マラソン競技において、速いスピードで走り続けるためには、糖質をエネルギーとして利用することが必要です。
しかし、体内に貯蔵できるグリコーゲンには限りがあるため、すべてを糖質でまかなおうとすると、エネルギー切れが起こります。
グリコーゲンは、筋肉におよそ400g、肝臓におよそ100g貯蔵されており、約2000kcal程度あります。
フルマラソンに必要なエネルギーは約2520kcal(体重60kg)であり、少し足りません。
低糖質、高脂質の食事をすることによって、脂質をエネルギー源として利用されやすい体になります。
すると、マラソン競技において、脂質も利用しやすい体質になり、糖質によるエネルギー利用を節約することができ、より速いスピードでより長く走り続けることにつながります。
低糖質、高脂質のメリットとして「糖質の節約」があります。
3.補給が少なくなる
低糖質、高脂質のメリットとして「補給が少なくなること」があります。
繰り返しですが、グリコーゲンは、筋肉におよそ400g、肝臓におよそ100g貯蔵されており、約2000kcal程度あります。
フルマラソンに必要なエネルギーは約2520kcal(体重60kg)であり、少し足りません。
足りない糖質はレース中に補う必要があります。
エナジージェルを持ちながら走ったり、給水やエイドで補給することになります。
糖質のみで走ろうとすると、足りない分を補給することになります。
繰り返しですが、低糖質、高脂質の食事をすることによって、脂質をエネルギー源として利用しやすい体になります。
糖質を節約することになり、レース中の補給は少なく済むようになります。
低糖質、高脂質のメリットとして「補給が少なくなること」があります。
この記事のまとめ
今回は「低糖質、高脂質のメリット」について説明しました。
この記事によって「低糖質、高脂質のメリット」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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