医療費の計算方法は?

結論ですが、
医療費は、診療報酬制度の中で決まっています。

この記事は「医療費の計算」に疑問に思っている人に向けて書いています。
「医療費の計算方法」に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「医療費の計算」についてわかります。

医療費ってどのように計算するの??
明細書に書いてある点数って?
医療にかかるお金ってわかりにくい!?

このような疑問や悩みにお答えします。

実は医療費を計算するにあたって、保険制度について理解しておく必要があります。
とくに、みなさんが病院を受診して医療サービスを受けた場合、窓口で負担するのは医療費の一部で済んでいるのです。
実は残りの部分は、「ある機関」から支払われているのです。そして、みなさんが収めている保険料から拠出されているのです。

今回は、「医療費の計算方法」について説明したいと思います。

この記事のまとめ

診療報酬とは?

診療報酬とは、医師が患者様を診察・検査・治療・処方などの診療行為に対して支払われる対価のことをいいます。
つまり、診療報酬は医療行為というサービスに対する値段ということになります。

診療報酬制度とは?

診療報酬制度は、診療報酬を決める制度のことをいい、2年に1回診療報酬における点数の見直しがあります。
診療報酬は点数制が採用されており、医療行為の内容によって、価格が「点数」で決められています。

診療報酬は点数制

診療報酬は、点数制を採用しているため、「価格」ではなく「点数」で表記されます。
お金に換算すると「1点=10円」であり、実際には点数に0をつけた金額が診療報酬になります。

患者自己負担割合は?

保険証を持っている人が医療機関の窓口で支払う額は、「患者自己負担割合」を乗算した金額になります。
日本では、「国民皆保険制度」を実施しています。そのため、保険制度に入っており保険証をもっている人は、保険適応される診療報酬については、一部の負担で済みます。
具体的にいうと以下のような「患者自己負担割合」になっています。

  • 6歳未満(就学前)…2割負担
  • 6歳以上70歳未満…3割負担
  • 70歳以上75歳未満…2割負担※
  • 75歳以上…1割負担※ (※ただし現役並み所得者は3割負担)

そして、「患者自己負担金」以外の残りの診療報酬はどうなるかというと、「審査支払機関」から「医療機関」に支払われるのです。

医療費(患者負担分)の計算方法

では、実際の窓口で支払う医療費がどのよう計算されるか順にみていきましょう。

1.保険点数を合計する。

受けた医療行為(診察・検査・治療・処方など)の保険点数を合計します。

2.保険点数1点を10円として金額に換算する。

1で計算された点数に、0をつけて金額に換算します。
たとえば、「374点」であれば「3740円」ということになります。

3.患者自己負担割合(1割・3割など)を乗算する。

2で計算された金額に、「患者自己負担割合」を乗算します。
たとえば、45歳であれば患者自己負担割合は「3割」であるため、
3740円×0.3=1120円ということになります。

4.10円未満を四捨五入する。

3で計算された金額の10円未満を四捨五入した金額となります。

患者さんの心得

保険証の持参を

病院やクリニックなど医療機関を受診する際には、必ず保険証を忘れずに持参するようにしましょう。保険証には、皆さんにお支払い頂いた医療費の一部の残りの分を正しく「審査支払機関」に請求する必要があるのです。

保険証の変更は速やかに申し出を

とくに職場が変わった場合、引っ越しして住所が変わった場合、所得が変わって自己負担割合が変わった場合などで保険証が変わったときには、速やかに申し出をするようにしましょう。正しく、医療費を徴収するためにとても重要になります。

まとめ


今回は「医療費の計算」について説明しました。

医療費がどのような流れで計算するのか理解頂けたでしょうか?

保険制度の中で、診療報酬が決まっています。
そして、皆さんが窓口で実際に支払う医療費以外にも、残りの医療費(患者負担分以外の部分)が動いているのです。
残りの医療費は、サラリーマンの人であれば、給料から天引きされて収められている社会保険料などから賄なわれているのです。

また、明細書や領収書には「点数」で表記されていてわかりにくいですが、実は点数に0をつけたら金額に換算することが出来るのです。

医療とお金については、「少子高齢化」「保険負担の世代間格差」「医療費増大」などさまざまな課題もあります。
しかし、日本においては「国民皆保険制度」のおかげで、みなさんが必要な時に必要な医療を受けることが出来ています。
経済的な理由で医療を受けることが出来ない人はほとんどいないです。

「医療費の計算」から保険制度や医療制度などについて考えてみてはいかがでしょうか?

この記事によって、「医療費の計算」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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