筋肉痛の原因【3つ】運動と健康

結論ですが

筋肉痛の原因として「筋肉の損傷」「疲労物質の蓄積」「炎症物質」などがあります。

この記事は「運動と健康」について書いています。
運動・健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「筋肉痛の原因」についてわかります。

どうして、筋肉痛は起こるのですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味でして、時間があれば走ったりトレーニングを行っています。
とくに激しいトレーニングを行った後や、筋力トレーニングをおこなうと筋肉痛になることがあります。
筋肉痛になると、しっかりとトレーニングをやり切った感じがあります。
反対に、筋肉痛にならないと、負荷が足りないのではないかと、すこし焦ってしまうこともあります。

では、なぜ筋肉痛はおこるのだろうか?

ということで、今回は「筋肉痛の原因」について説明していきます。

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この記事のまとめ

1.筋肉の損傷

筋肉痛の原因として「筋肉の損傷」があります。

筋肉痛は、普段使わない筋肉を使うこと、負荷の高い運動を行うこと、同じ動作を繰り返し行うことによって、筋繊維が損傷することによって起こります。

筋肉は筋繊維の束で出来ています。
日常生活を営む程度の筋肉への負荷では、とくに問題ないかと思います。
しかし、普段以上に筋肉に負荷がかかったときに、筋繊維に通常以上の刺激が入り、耐えられず、筋繊維が微小な損傷が引きおこり、筋肉痛につながります。

負荷が強すぎると、筋肉痛を通り越して、筋肉の一部が断裂して「肉離れ」が起こったり、ケガの原因になります。
トレーニングでは、適切な負荷を意識して行うといいでしょう。

筋肉痛の原因として「筋肉の損傷」があります。

2.筋肉の炎症

筋肉痛の原因として「筋肉の炎症」があります。

繰り返しですが、普段使わない筋肉を使うこと、負荷の高い運動を行うこと、同じ動作を繰り返し行うことによって、筋繊維が損傷します。

損傷した筋肉を修復しようと、白血球・ブラジキニン・プロスタグランジン・セロトニンなどの物質が集まり、炎症を引き起こし、痛みが生じます。

筋肉の損傷から炎症反応が起こるまで、時間がかかる場合があります。
激しい運動をした直後は大丈夫だけど、1-2日程度経って時間差で筋肉痛が生じることがあるかと思います。
筋肉の損傷から炎症反応が起こるまでの時間差によるものです。
年々、筋肉痛までのタイムラグが出やすいことは、このことによる影響があるかもしれません。

「痛み」は生体アラームの一つです。
筋肉に炎症反応を引き起こすことによって、これ以上の負荷をかけないように体を守っているとも言えます。

筋肉痛の原因として「筋肉の炎症」があります。

3.疲労物質の蓄積

筋肉痛の原因として「疲労物質の蓄積」があるとされていました。

激しい運動などを続けると、「乳酸」などの疲労物質が蓄積してきます。
乳酸は酸性の物質であり、酸の刺激によって筋肉痛が生じるとされていました。

しかし、乳酸は激しい運動の結果生じる物質ではありますが、肝臓でグリコーゲンに再合成されてエネルギー源にもなる物質であります。
純粋に「乳酸=疲労」という図式は当てはまらないのです。
たしかに、激しい運動をすると、乳酸の蓄積などが引きおこりますが、それだけで筋肉痛は生じるものではないことが判明しております。
また、単純に乳酸の蓄積と筋肉痛の関係性で、矛盾するような研究結果があることから、最近では否定されております。

激しい運動をした結果、乳酸などの疲労物質が蓄積して、体が酸性に傾いて、筋肉の損傷の原因の一つになっていることが大きいものと判断されています。
筋肉の損傷と、その後の筋肉の炎症によって、筋肉痛は引き起こされているのです。

筋肉痛の原因として「疲労物質の蓄積」があるとされていました。

まとめ

今回は「筋肉痛の原因」について説明しました。

この記事によって「筋肉痛の原因」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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