結論ですが
性感染がうたがわしいときに勇気をもって婦人科を受診しましょう。
この記事は「症状で困っている」女性に向けて書いています。
女性特有の悩みが解決できればと思っています
この記事を読むことで「性感染」についてわかります。
性感染がうたがわしいときに婦人科を受診しようかどうか迷うかとおもいます。
無症状の場合でも性感染にかかっている可能性はあります。
場合によっては、無症状であっても「不妊症」につながる性感染もあるため、すこしでも心当たりがあれば婦人科を受診したほうがいいです。
今回は「性病をうつされたかもしれない、性感染の可能性がある状況」について説明します。
この記事のまとめ
- 性交渉をしてから「何かしら症状が出現した」「パートナーが性感染だと判明した」「明らかな症状はないけど体調がいつもと違う」場合には性感染の可能性があります。
- 性行為をしてから「陰部できもの」「陰部かゆい」「おりもの異常」「発熱」「のど痛み」「排尿時痛」などの症状が出現した場合は性感染の可能性があります。
- 無症状でも性感染のことがあるので、少しでも性感染の可能性があれば婦人科を受診しましょう。
こんな状況のときは性感染の可能性があります
性交渉をしてから…
- 何かしら症状が出現した
- じつはパートナーが性感染だと判明した
- 明らかな症状はないけど体調がいつもと違う
こんな状況の場合は、性感染している可能性があります。
とくにパートナーが性感染だと判明した場合は、自分自身も必ず検査や治療を受けるようにしましょう。
というのも、お互いがしっかりと性感染を治療をしないと「ピンポン感染」となることがあります。
これは、一人が治療をしても、もう一人が感染している場合、性行為によってうつされてしまい再度感染することになります。そして、卓球のラリーのようにうつしあってしまうことで、いつまでも治療が終わらなくなってしまいます。治療中は性行為を控えるとともに、二人ともしっかりと検査治療することが重要です。
こんな症状のときは性感染の可能性があります
性行為をしてから…
- 陰部にできものが出来た
- 陰部がかゆい
- おりものがいつもと違う
- 熱が出た
- のどが痛む
- おしっこするときに痛む
こんな症状のときは性感染が疑われます。
とくに「コンジローマ」「ヘルペス」「梅毒」などでは陰部に特徴的なできものができます。
近年の「オーラルセックス」など性様式の変化によって、「クラミジア」や「淋菌」などがのどの粘膜に感染すると「のどの痛み」などの症状がおこります。
また、おしっこの通り道に感染すると「おしっこするときに痛み」を伴います。性感染でなくでも、性行為がきっかけで「膀胱炎」になって、おしっこするときに痛むことも多々あります。
無症状でも性感染が疑われます
じつは症状がない、もしくは軽い症状のために性感染に気づかない場合があります。
とくに「クラミジア」「淋菌」の感染では症状がないことも多いです。
ただし、症状がなくても実は「子宮内」から「卵管」「お腹の中」へと感染が広がっていることがあります。
気づかないうちに卵管のまわりの癒着などによって「不妊症」になってしまうこともあります。
性行為をおこなってから、じつはパートナーが性感染だと判明した場合や、明らかな症状はないけどいつもと体調が違うなどあれば、婦人科を受診して検査を相談することをすすめます。
まとめ
性交渉をしてから「何かしら症状が出現した」「パートナーが性感染だと判明した」「明らかな症状はないけど体調がいつもと違う」場合には性感染の可能性があります。
性行為をしてから「陰部できもの」「陰部かゆい」「おりもの異常」「発熱」「のど痛み」「排尿時痛」などの症状が出現した場合は性感染の可能性があります。
無症状でも性感染のことがあるので、少しでも性感染の可能性があれば婦人科を受診しましょう。
性感染が疑わしい場合、婦人科を受診すると怒られるのではないかと心配する人が多いです。
受診が遠のいてしまった場合、症状が重症化して治療が難しくなることもあるので、勇気をもって早めに受診するようにしましょう。
婦人科はみなさんの味方です。受診したら、正直に心当たりがあることを伝えましょう。
また、性感染はパートナーと病原体をうつしあってしまう可能性があります。
自分だけでなくパートナーのため、そして将来産む予定のこどものためにも勇気をもって受診するようにしましょう。
この記事によって「性感染」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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