妊娠中に注意すべき食べもの【9つ】

結論ですが

妊娠中に注意すべき食べものとして「カフェイン」「清涼飲料水」「香辛料」などがあります。

この記事は「妊娠している女性」に向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「妊娠中に注意すべき食べもの」についてわかります。

妊娠していますが、どのような食べ物に注意した方が良いですか?

このような疑問にお答えします。

妊娠中は少しでも赤ちゃんが良い環境で育つために、食べものや飲みものなど様々な制限があり、ストレスがたまりやすいかと思います。

じつは妊娠中には注意すべき食べものがいくつか知られています。

とくに「食べものから感染症を引き起こされるもの」や、「食べものに含まれている成分」がお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性のものなどがあります。

では、妊娠中に注意すべき食べ物として、どのようなものがありますか?

今回は「妊娠中に注意すべき食べもの」について説明していきます。

まとめ

7.カフェイン

妊娠中に注意が必要な食べ物として「カフェイン」があります。

妊娠中にカフェインを摂取すると、胎盤を通じて胎児に影響します。
とくに、カフェインによって母親のカテコラミンという物質が増えるため、「流産」や「低出生体重児」につながるといわれています。

賛否両論ありますが、妊娠中のカフェイン摂取による影響は、ほかにも「胎児形態異常」(赤ちゃんの形の異常)「早産」「新生児死亡率」があげられます。

では、どのくらいのカフェイン摂取であれば大丈夫なのだろうか?

結論をいうと、妊娠中の安全なカフェイン摂取量はわかっていないです。

いくつかの「観察研究」で

妊娠中のカフェイン摂取1日1500mg以上で「胎児形態異常」が増える
妊娠中にコーヒー5杯以上のカフェイン摂取で「流産」「低出生体重児」が増える
妊娠中のカフェイン摂取1日600mg以下では「流早産」「新生児死亡率」は上昇しない

などの報告があります。

さらに、カフェインの摂取量がふえると、「流産」「低出生体重児」(生まれる赤ちゃんの体重が軽くなること)の頻度が増えるという報告もあれば、関係ないという報告もあります。

具体的に「カフェインの摂取量が1日何mg以下」であれば安全だといえる値がはっきりとわかっていません。
ただし、 安全な摂取量は分かっていないですが、さまざまな報告から導き出された一応の目安となる量はあります。

WHOでは、1日あたりコーヒー3-4杯まで
オーストラリア・カナダ保健省では、1日あたり300mgまで
イギリス食品基準庁では、1日あたり200mgまで

と、妊婦のカフェイン摂取量が定められており、妊婦のカフェイン摂取量は「1日あたり200-300mg以下」が一応の目安となります。
ただし、妊娠中の安全なカフェイン摂取量はわかっていないということは頭に入れておきましょう。

妊娠中に注意が必要な食べ物として「カフェイン」があります。

8.清涼飲料水

妊娠中に注意が必要な食べ物として「清涼飲料水」があります。

清涼飲料水には、糖分が多く含まれているもの、カフェインが含まれているものがあります。
糖分を多く含む清涼飲料水は、血糖値を急激に上昇させるため、妊娠糖尿病や肥満の原因になる可能性があります。
なお、フレッシュなフルーツジュースでも、果物に含まれる果糖が中性脂肪になりやすいため、飲みすぎには注意が必要です。
果物が含まれていない野菜ジュースや、お酢が使われているビネガードリンクなどは、比較的糖分が少ないのでおすすめです。

先述の通り、妊娠中の安全な「カフェイン摂取量」はわかっていないです。
とくに栄養ドリンクにはカフェインが多く含まれており、とくに注意が必要です。

妊娠中に注意が必要な食べ物として「清涼飲料水」があります。

9.香辛料

妊娠中に注意が必要な食べ物として「香辛料」があります。

基本的には、香辛料は、妊娠にはほとんど影響ないとされています。
香辛料の作用によって、子宮収縮が促されて流産や早産のリスクが高まる可能性が指摘されていますが明確なエビデンスはありません。

しかし、妊娠しているしていない関係なく、香辛料を多量に摂取すると、胃痛や腹痛、下痢などの体調不良を引き起こす可能性がありますし、消化管の粘膜を傷つける恐れがあります。
また、香辛料とともに塩分を摂り過ぎてしまうおそれもあるため、多量の香辛料の摂取は避けた方が良いでしょう。

とくに、カライ味付けのされているもの、激辛料理と呼ばれるものは避けた方が良いでしょう。

妊娠中に注意が必要な食べ物として「香辛料」があります。

まとめ

今回は「妊娠中に注意が必要な食べ物」について説明しました。

この記事によって「妊娠中に注意が必要な食べ物」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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