結論ですが、
ゆっくり走るメリットとして「故障明けの練習」「脂肪燃焼」「ランニングの習慣化」などがあります。
この記事は「マラソンを楽しんでいるヒト」に向けて書いています。
トレーニングに関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ゆっくり走るメリット」についてわかります。
たまには、ゆっくりと走ろうと思っていますが、どうですか?
このような疑問にお答えします。
自分自身、ランニングが趣味でして、時間があれば走っています。
ときにはスピードを上げて走ることもあれば、
ゆっくりじっくりと走ることもあります。
狙ったマラソン大会に向けて、本番に近い速いペースで走ることもあるでしょう。
シーズンオフの時期には、しっかりと走りこむこともあるでしょう。
自分自身の中では、冬の時期はシーズンオフで、ゆっくりじっくりと走りこむ時期として位置づけています。
雪が溶けて、マラソン大会が開催されるまでの準備期間にあたります。
この時期は、ゆっくり走るジョグがトレーニングのメインになります。
では、ゆっくり走るメリットってなんですか?
ということで、今回は「ゆっくり走るメリット」について説明します。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
ゆっくり走るメリット7:故障明けの練習
ゆっくり走るメリットとして「故障明けの練習」になることがあります。
故障明けの状態では、そもそも走ること自体に体が慣れていません。
ふだんと同じような感覚で、いきなり負荷の高い、スピードを出すトレーニングをすると、再び故障することにつながります。
早く体力を戻したい思いで、焦る気持ちは十分わかりますが、再度故障すると長引いてしまうため注意が必要です。
故障明けから復帰していく段階では、負荷の少ないトレーニングから開始しましょう。
ゆっくりと走ることによって、足への負担は軽くなるため、故障明けの練習としてオススメです。
できれば、やわらかい芝生の上や、土などの不整地を走ると、足に受ける衝撃をやわらげることができて、故障リスクを下げることができます。
ただし、不整地では足をひねってしまうこともあるため、注意しながら走るようにしましょう。
ゆっくり走るメリットとして「故障明けの練習」になることがあるのです。
ゆっくり走るメリット8:脂肪燃焼
ゆっくり走るメリットとして「脂肪燃焼」することがあります。
運動のエネルギーとして、「糖質」と「脂質」があります。
糖質の方がエネルギーに変換されやすく、消費されやすいです。
グリコーゲンとして糖質は貯蓄されますが「約1600kcal」と言われています。
一方、脂質はエネルギー変換はいまいちですが、貯蓄される量は糖質より多いです。
皮下脂肪や内臓脂肪など体脂肪として脂質は貯蓄されますが「約80000kcal」と言われています。
短時間の運動では、エネルギー変換効率の高い「糖質」がメインに消費されます。
しかし、運動を続けていくと、糖質だけではエネルギーをまかないきれなくなるため「脂質」が消費されるようになっていきます。
つまり、ゆっくりと長い時間走ることで、脂質がエネルギーとして使われるようになります。脂質代謝が促されて、余分な体脂肪が落ちて、やせやすい体質になることができます。
ゆっくり走るメリットとして「脂肪燃焼」することがあるのです。
ゆっくり走るメリット9:ランニングの習慣化
ゆっくり走るメリットとして「ランニングの習慣化」に役立ちます。
ゆっくりと走ると、何よりとても気持ちいいです。
呼吸も余裕があり、他の人としゃべりながら走るくらいのペースでゆっくり走ってみましょう。
まわりの景色を楽しむことができますし、会話を楽しむこともできます。
マラソンの記録に挑戦するためには、ハードなトレーニングも必要かと思います。
しかし、ハードなトレーニングをずっとしようと思っても長続きはしないですし、故障リスクが上がります。
さらに、精神的に追い込まれてしまい、バーンアウトして競技から離脱してしまう原因となってしまいます。
ランニングに対して「楽しい」と思えること、それがとても重要です。
「楽しいこと」は何事も長続きします。
とくに、ストイックにいつもキツイトレーニングをして、追い込んでいるようなシリアスランナーには「ゆっくり走ること」を取り入れてほしいです。
たまには肩の力を抜いて、走ることそれ自体を心の底から、楽しんで欲しいと思います。
個人的にも、週2回のポイント練習以外の日は、ゆっくり走るようにしています。
ゆっくり走ることで、疲労回復しますし、ポイント練習への調整にもなって、トレーニングにメリハリがつきます。
また、目標としているマラソン大会がない時期には、積極的にゆっくり長い距離を走るようにしています。走ることそれ自体を楽しむことができますし、完全休養で完全に走ることから離れることを防いでくれています。
長いスパンで考えたときに、ゆっくり走ることで、ランニングが生活の一部となり、ランニングを継続的に楽しむことができるのです。
ゆっくり走るメリットとして「ランニングの習慣化」に役立つのです。
まとめ
今回は「ゆっくり走るメリット」について説明しました。
北国のランナーは、とくに冬にもトレーニングをしっかりと継続できる工夫が必要になります。
しっかりと着こんで、温かい格好をして、雪の上をゆっくりと走ることをとてもオススメします。
自分自身も、冬場はスピードを上げるトレーニングはほとんどせず、ゆっくりと長い距離を走ることにしています。
ペースでいうと、「キロ5分から7分程度」のペース
最大心拍数は「111bpm~147bpm」(ゾーン2-3)程度で走っています。
先日行われたマラソン大会で自己ベストを更新することができました。
フルマラソンのトレーニングにおいては、長い距離の走り込みを重点的におこなってもいいのかなと感じています。
まだまだ、自分にとって最適なトレーニングを模索中ですが、ゆっくり長く走る効果は絶大です。
北国のランナーにとって、冬は大変ですが、色々と工夫して楽しく乗り越えていきましょう。
この記事によって、「ゆっくり走るメリット」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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