マラソン競技と酸素について【6つ】

結論ですが

マラソン競技において酸素が重要ですが、「肺胞ガス拡散能」「心拍数」「1回心拍出量」などの要素があります。

この記事は「マラソンを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
マラソントレーニングに対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「マラソン競技と酸素」についてわかります。

マラソン競技において、酸素はなぜ重要なのですか?

このような疑問にお答えします。

自分自身、ランニングが趣味で、マラソン大会によく出場しています。
タイムを上げるために日々トレーニングに励んでいます。

マラソン競技において、タイムを少しでも上げるために、日々の練習をがんばっているランナーは多いかと思います。

マラソン競技でタイムを上げる上で、様々な要素が重要になります。
トレーニング、運動、スポーツ、マラソン競技において、さまざまな「3大要素」というものがあります。
個人的に、とくに「筋肉」「エネルギー」「酸素」の3つの要素が大事だと考えております。

では、マラソン競技において、酸素はなぜ重要なのですか?

ということで、今回は「マラソン競技と酸素」について説明していきます。

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まとめ

4.肺胞ガス拡散能

マラソン競技において酸素の重要な要素として「肺胞ガス拡散能」があります。

マラソン競技において、筋肉が長時間動き続けるためには、酸素を体内に取り込むことが必要です。
呼吸をすることによって空気が取り込まれます。
取り込まれた空気中の酸素は、「口・鼻」→「気管・気管支」→「肺胞」→「血液」→「心臓」→「全身」へと送られます。

気管支の末梢部に「肺胞」という構造があります。
「肺胞」から「血液」、つまり空気である「気体」から血液である「液体」に変換して酸素などが体内に取り込まれます。
そして、二酸化炭素などが体外に排出されるという「ガス交換」がされます。
鼻や口からの呼吸を「外呼吸」というのに対して、この肺胞内でのガス交換を「内呼吸」とも呼ばれます。

このときに、酸素が肺胞から血液中に移行する「肺胞ガス拡散能」が高ければ、より多くの酸素を体内に取り込むことができるのです。

マラソン競技において酸素の重要な要素として「肺胞ガス拡散能」があります。

5.心拍数

マラソン競技において酸素の重要な要素として「心拍数」があります。

繰り返しですが、取り込まれた空気中の酸素は、「口・鼻」→「気管・気管支」→「肺胞」→「血液」→「心臓」→「全身」へと送られます。

酸素は、肺胞から血液中に溶け込んだ後は、心臓の左心房→心臓の左心室を通って、血管を通じて全身に送られます。

このときに、心臓からの血液が拍出される量である「心拍出量」が重要になります。

「心拍出量」=「心拍数」×「1回心拍出量」

の式で表されます。

心拍数は、1分間に何回心臓が拍動するかを表します。
年齢の影響が大きく、最大心拍数は加齢とともに低下します。

「最大心拍数」=「220」-「年齢」

の式で概算することができます。

多少の増減はありますが、トレーニングをしても最大心拍数はほとんど変化することはありません。

マラソン競技において酸素の重要な要素として「心拍数」があります。

6.1回心拍出量

マラソン競技において酸素の重要な要素として「1回心拍出量」があります。

繰り返しですが、酸素を全身に運ぶために、心臓からの血液が拍出される量である「心拍出量」が重要になります。

「心拍出量」=「心拍数」×「1回心拍出量」

の式で表されます。

1回心拍出量は、心臓の1回の拍動で、どれだけの血液を心臓の左心室から送れるのかを表しています。

負荷の高いトレーニングを行うと、循環血液量が増加し、結果的に「1回心拍出量」は増えることになります。
適切なトレーニングによって、「1回心拍出量」は改善することができる要素になります。

マラソン競技において酸素の重要な要素として「1回心拍出量」があります。

まとめ

今回は「マラソン競技と酸素」についてみてきました。

この記事によって「マラソン競技と酸素」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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