結論ですが
妊娠中に注意すべき食べものとして「未加熱の乳製品」「ひじき」「レバー」などがあります。
この記事は「妊娠している女性」に向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「妊娠中に注意すべき食べもの」についてわかります。
妊娠していますが、どのような食べ物に注意した方が良いですか?
このような疑問にお答えします。
妊娠中は少しでも赤ちゃんが良い環境で育つために、食べものや飲みものなど様々な制限があり、ストレスがたまりやすいかと思います。
じつは妊娠中には注意すべき食べものがいくつか知られています。
とくに「食べものから感染症を引き起こされるもの」や、「食べものに含まれている成分」がお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性のものなどがあります。
では、妊娠中に注意すべき食べ物として、どのようなものがありますか?
今回は「妊娠中に注意すべき食べもの」について説明していきます。
まとめ

4.未加熱の乳製品
妊娠中に注意が必要な食べ物として「未加熱の乳製品」があります。
ナチュラルチーズなど加熱殺菌されていない乳製品には「リステリア菌」が含まれていて、感染する可能性があります。
健康な人では感染しても無症状の場合が多いですが、妊娠している人は免疫力が低下しており、健康な人の約20倍リステリア菌に感染しやすいといわれています。
妊娠中に感染した場合、「流産」「早産」「死産」につながったり、胎児に「髄膜炎」「敗血症」などの命に関わる感染症を引き起こす可能性があります。
リステリア菌は、加熱殺菌されていないナチュラルチーズ、生乳・無殺菌牛乳だけでなく、肉や魚のパテ、生ハム・スモークサーモンなどに含まれていることがあり、注意が必要です。
妊娠中に注意が必要な食べ物として「未加熱の乳製品」があります。
5.ひじき
妊娠中に注意が必要な食べ物として「ひじき」があります。
ひじきには、ごく微量ですが、発がんリスクのある「ヒ素」が含まれております。
妊娠中にヒ素を過剰摂取してしまうと、胎児に蓄積してしまい、胎児の先天異常や脳障害などの影響を及ぼす可能性があります。
ただし、「ひじき」には鉄分や食物繊維、ミネラルなど妊娠中に必要な栄養素も豊富に含まれてます。
「毎日4.7g(乾燥時)以上の大量のひじきを継続的に摂取しない限り実際の影響はない」と厚生労働省は発表しているため、適度な量を守って摂取しても良いかと思います。
妊娠中に注意が必要な食べ物として「ひじき」があります。
6.レバー
妊娠中に注意が必要な食べ物として「レバー」があります。
レバーには「ビタミンA」が豊富に含まれています。
ビタミンAは、脂溶性ビタミンの一つであり、胎児の成長に必要な栄養素です。
しかし、ビタミンAの過剰摂取によって、胎児の形態異常、先天異常のリスクが上がります。
妊婦のビタミンAの一日上限量は2700ugRAEですが、
牛レバー100gあたり1100ugRAE
鶏レバー100gあたり14000ugRAE
豚レバー100gあたり13000ugRAE
と大量に含まれています。
また、マルチビタミンなどのサプリメントでビタミンAの摂り過ぎに注意しましょう。
妊娠中に注意が必要な食べ物として「レバー」があります。
まとめ

今回は「妊娠中に注意が必要な食べ物」について説明しました。
この記事によって「妊娠中に注意が必要な食べ物」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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