結論ですが
貧血っぽい症状があるときは、必ずしも「貧血」とは限らないです。
この記事は「病気に関して疑問がある人」に向けて書いています。
病気に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「貧血っぽい症状」についてわかります。
最近、貧血っぽい症状がしますが、どうすればいいですか?
このような疑問にお答えします。
実は、貧血っぽい症状があるときに、必ずしも「貧血」とは限らないです。
立ちくらみがする
目の前がボーっとする
血の気がひく感じがする
などの症状があるときに、貧血っぽい症状があると感じるかと思います。
実際に「貧血」のこともあれば、そうではないこともあります。
では、貧血っぽい症状のときは、どうすればいいですか?
ということで、今回は「貧血っぽい症状」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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この記事のまとめ
貧血っぽい症状=貧血とは限らない
貧血っぽい症状があるときには、必ずしも「貧血」とは限らないです。
「立ちくらみ」「血の気がひく感じ」「めまい」などの症状があるときに、「貧血っぽい症状」もしくは「貧血」として受診される方が多いです。
立ちくらみなどの「貧血っぽい症状」は脳への酸素などの供給が不足した時に起こります。
たしかに「貧血」では、全身に酸素を十分に運搬することが困難となり、貧血っぽい症状が起こります。
しかし、「貧血」以外の状態においても「貧血っぽい症状」が起こるのです。
では、貧血ってなんだろう?
貧血っぽい症状の他の原因は??
ということで順にみていきましょう。
貧血とは
貧血とは、血液中の赤血球に含まれる「ヘモグロビン」という物質が少なくなった状態のことです。
「ヘモグロビン」は酸素を運搬するときに必要な物質です。「ヘモグロビン」が少なくなると、全身に酸素を行き渡らせることが難しくなります。
「貧血」になると、全身に十分な酸素が行き渡らず「立ちくらみ」「血の気がひく感じ」「めまい」や、「全身倦怠感」「動悸」「息切れ」などの症状が起こります。
つまり、「貧血」になると、「貧血症状」が起こるのです。
貧血っぽい症状の正体は
貧血っぽい症状
「立ちくらみがする」「目の前がボーっとする」「血の気がひく感じがする」などの症状があるときに、「貧血っぽい症状」もしくは「貧血」として受診される方が多いです。
「貧血っぽい症状」があると「貧血」なのだと思って受診する人が多く、「貧血っぽい症状=貧血」と考えてしまう人は後を絶ちません。
貧血の症状
貧血の場合は「立ちくらみ」「全身倦怠感」「息切れ」「動悸」「全身倦怠感」などの症状が現れます。
もちろん、「貧血」があるときには「貧血っぽい症状」が起こることがあります。
しかし、それ以外の状態が原因となることも多いです。
貧血っぽい症状の正体は
「貧血っぽい症状」は、脳への酸素などの供給が不足した時に起こります。
たとえば、急に立ち上がった時に血圧が低下してしまう「起立性低血圧」というものがあります。立ち上がった時に血圧が低下し、脳への酸素などの供給が不足して「貧血っぽい症状」が起こります。実際に、貧血っぽい症状で受診して、ヘモグロビンの値は正常であり、「起立性低血圧」だと判断される頻度は多いです。
他にも、「脳神経疾患」「くすり」「耳鼻科領域めまい」などが原因となる場合があります。
まとめ
今回は「貧血っぽい症状」について説明しました。
「先生、貧血がひどいですが、なんとかしてください!」
そんな訴えがあったときには、まずは血液検査をして本当に「貧血」なのか確認します。
「貧血っぽい症状」があるときは、じつは「貧血」以外の状態が原因のことも多いです。
そして、じつは検査をしても原因がよくわからない場合もあります。
「貧血っぽい症状」があるときには受診して相談するようにしましょう。
この記事によって「貧血っぽい症状」の理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に過ごすことが出来ることを願っています。
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