結論ですが
コレステロールをおさえる食事のポイントとして「魚介類を適量に」「ファストフードは控えめに」「動物性脂肪に注意」などがあります。
この記事は「食と健康に関して知りたい方」に向けて書いています。
食事・栄養に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「コレステロールをおさえる食事のポイント」についてわかります。
コレステロールをおさえるために、どのような食事を心がければいいですか?
このような疑問にお答えします。
医食同源という言葉があるように、われわれの体は食べたものから作られています。
食べ物によって健康的に過ごすことができるのです。
反対に食べ物によって不健康になってしまうおそれもあります。
健康診断などでコレステロールが高いと指摘されることもあるでしょう。
以前はコレステロールは悪者扱いされていましたが、実はコレステロールは我々の体に必要な酵素などの材料になる必要な物質です。
ただし、悪玉コレステロールが高すぎると、心筋梗塞・動脈硬化などのリスクが高まるため、適性値を目指す必要があります。
では、コレステロールを抑えるために、どのような食事を心がけるといいでしょうか?
ということで、今回は「コレステロールをおさえる食事のポイント」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ

4.魚介類を適量に
コレステロールをおさえる食事のポイントとして「魚介類を適量にすること」があります。
鶏卵に限らず、たまごには多量のコレステロールが含まれています。
一つの生命体をつくるポテンシャルがあり、コレステロールは体を作るうえで重要な働きをするためです。
そのため、魚卵には多くのコレステロールが含まれています。
たとえば、
数の子には、100gあたり「約370mg」
いくらには、100gあたり「約480mg」
からすみ(ぼら)には、100gあたり「約860mg」
また、魚介類やその内臓にはコレステロールを多く含むものがあります。
たとえば、
かたくちいわしには、100gあたり「約720mg」
するめいかには、100gあたり「約980mg」
ウニには、100gあたり「約290mg」
白子には、100gあたり「約360mg」
コレステロールをおさえる食事のポイントとして「魚介類を適量にすること」があります。
5.ファストフードは控えめに
コレステロールをおさえる食事のポイントとして「ファストフードは控えめにすること」があります。
ファストフード(fast food)とは、調理時間が短く、すぐに食べられる食品や食事のことです。
たとえば、
ハンバーガー
ホットドッグ
フライドチキン
ピザ
ドーナツ
などがあります。
ファストフードでは、揚げる調理をすることが多く、体に悪い「トランス脂肪酸」が含まれている場合が多いです。
トランス脂肪酸は、一般的に健康に悪い脂質として知られており、「食べるプラスチック」とも呼ばれています。海外では食品への「トランス脂肪酸」の使用が規制されている地域もあります。
トランス脂肪酸を摂りすぎると、血液中の「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を増加させるだけでなく、「HDLコレステロール」(善玉コレステロール)を低下させます。「脂質代謝異常症」や「動脈硬化」につながり、「心血管疾患」のリスクを高めます。
ファストフードはすぐに食べることができるメリットがありますが、健康面へのリスクもあり、摂取は控えめにしましょう。
コレステロールをおさえる食事のポイントとして「ファストフードは控えめにすること」があります。
6.動物性脂肪に注意
コレステロールをおさえる食事のポイントとして「動物性脂肪に注意すること」があります。
動物性脂肪には、コレステロールや中性脂肪の値を上昇させる「飽和脂肪酸」が多く含まれており、「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)の増加につながります。
動物性脂肪には、
牛肉の脂身、豚肉の脂身、鶏肉の皮
ベーコンやソーセージなどの加工肉
バターや生クリームなどの乳製品
ラードやヘットなどの油脂
ヨーグルト
チーズ
などに多く含まれています。
ただし、ある程度の飽和脂肪酸は健康には必要という研究報告もあるため、動物性脂肪を全く摂取しないようなことはオススメしません。
くれぐれも動物性脂肪の過剰摂取をせず、適量を意識しましょう。
コレステロールをおさえる食事のポイントとして「動物性脂肪に注意すること」があります。
まとめ

今回は「コレステロールをおさえる食事のポイント」について説明しました。
この記事によって「コレステロールをおさえる食事のポイント」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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