医師の働き方を考える【３つの働き方】

結論ですが

医師の働き方として「勤務医」「開業医」「フリーランス」などがあります。

この記事は「クリニックを経営している人」に向けて書いています。
医療経営に関する様々な疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「医師の働き方」についてわかります。

医師の働き方ってどのようなものがありますか？

このような疑問にお答えします。

自分自身、医師として働いております。
他の医師の話を聞いていると、その働き方をしっかりと考える必要性を実感します。

人生一度きりです。
生きている中でやりたいことを叶えるためには働き方を考えることはとても重要です。

では、医師の働き方はどのようなものがありますか?

ということで、今回は「医師の働き方」について説明していきます。

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この記事のまとめ

1.勤務医

医師の働き方として「勤務医」があります。

これは、病院や診療所などの医療機関で雇われて働く方法です。

自分自身、以前は医局に所属しており、そこから紹介される病院などで勤務医として働いていました。

勤務医のメリットとして、やはり、雇用や収入が「安定」していることです。
もちろん、手術実績、お産の件数、当直回数などに応じてインセンティブがついて多少の給与額の変動はあるでしょう。
しかし、医師は多くの職種の中で相当に恵まれた給与を得ることができるため、生活に困るような事態に陥ることはまずありません。

また、業務トラブルを起こしてしまい、医療訴訟になった場合に、医療機関で責任を負ってくれることが多く、よほどなことがない限り個人で負うことは少ないでしょう。

他にも、個人では出来ないような難しい手術や最新の医療を行うことが出来る、働く場所を変えることが出来る、転職しやすいなどのメリットがあります。

医師の働き方として「勤務医」があります。

2.開業医

医師の働き方として「開業医」があります。

これは、自分自身で診療所や病院を経営・運営をしていく方法です。
一から立ち上げる新規開業もあれば、今までの診療所を引き継ぐ承継開業などがあります。

開業医の一番のメリットとして、自身の理想に沿った医療を実現できることがあります。
医師として長く働いていると、医療に対して様々な理想やこだわりが生まれてきます。開業をして「自分の城」を立ち上げて、自分の理想の医療を実現することができます。

また、開業医は勤務医よりも平均年収が高く、患者さんが集まれば集まるほど収益がアップし、自身の収入につながります。
勤務医では給与に実質上限がありますが、開業医では自分自身の頑張りによって収入に直結するだけに、努力による成果を実感しやすいです。

さらに、無床診療所では当直やオンコールなどの業務が発生しないため、夜間帯の勤務がないこと、土日・祝日を休診にしたり勤務日を工夫すれば、旅に出かけたり自分の好きなこと趣味などに時間を使うことができます。

ただし、何かトラブルが起こった場合の全ての責任は自分自身が負うことになります。また、看護師・医療事務などのスタッフの雇用を守ること、人事だけでなく経営に対するマネジメントなども必要になってきます。

医師の働き方として「開業医」があります。

3.フリーランス

医師の働き方として「フリーランス」があります。

これは、医局や病院などに所属せず、なおかつ自分でクリニックを開業したりすることがない働き方です。
つまり、勤務医でもなく、開業医でもない働き方です。
働き方改革や、価値観の変化、医師向けの人材ビジネスの増加などにより、フリーランスの医師は近年増加傾向です。

フリーランスのメリットとして、自由な働き方が実現できることです。
定期非常勤やスポットなど、自分のスケジュールや都合に合わせて働き方を選ぶことが可能です。勤務日数や時間帯を柔軟に決められる分、ワークライフバランスも整えやすくなります。

また、定期非常勤やスポットでは、常勤勤務よりも時給計算すると高めに設定されていることが多く、効率的に収入アップができます。
さらに、一つの働き先における煩わしい人間関係がないですし、様々な場所で働くため人脈が広がります。

ただし、雇用が不安定であること、個人事業主になるので何かトラブルの時の責任を負う可能性があること、働き先との契約や確定申告や税金に対する申請など事務処理などが煩雑になるなどの注意点もあります。

医師の働き方として「フリーランス」があります。

まとめ

今回は「医師の働き方」について説明しました。

自分自身、「勤務医」と「開業医」どちらも経験しましたが、自分にとって開業医が良いなと思います。
今のクリニックのスタッフは良い人ばかり集まり、とても快適に診療することが出来ています。
また、徐々に受診される患者様が増えてきて、地域に頼られる存在になっており、院長としてとてもやりがいを感じております。

また、診療日を工夫することによって、自分の趣味のマラソンにも打ち込むことが出来ており、開業医として働くことができてとても幸せに過ごしております。

医師の皆さんで開業医としての働き方について知りたい人がいれば、連絡頂ければ幸いです。

この記事によって「医師の働き方」についての理解が深まり、一人でも多くの方に役立てて頂ければ幸いです。

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