血糖値を上げるホルモン【6つ】PFCを武器にする

結論ですが

血糖値を上げるホルモンとして「アルドステロン」「甲状腺ホルモン」「ソマトスタチン」などがあります。

この記事は「スポーツを趣味にしている」ヒトに向けて書いています。
食事・栄養に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「血糖値を上げるホルモン」についてわかります。

血糖値を上げるホルモンにはどのようなものがありますか?

このような疑問にお答えします。

三大栄養素である「タンパク質」「脂質」「炭水化物」のことを「PFC」といいます。

タンパク質(Protein)
脂質(Fat)
炭水化物(Carbohydrate)

スポーツ選手やアスリートの場合、厳しいトレーニングに耐えうる体作りなどのために、食事・栄養がとても重要になります。
そして、この「PFC」がエネルギー源となるためとくに重要となります。

今回は、PFCの「C」についてです。

炭水化物(糖質)の摂取を考えるときに血糖値の変動というものが重要になります。
食事などで糖質を摂った後は、血糖値が上昇します。
それ以外にも、体内のホルモン分泌によって、血糖値は調整されています。

では、血糖を上げるホルモンにはどのようなものがありますか?

ということで、今回は「血糖値を上げるホルモン」について説明していきます。

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まとめ

4.アルドステロン

血糖値を上げるホルモンとして「アルドステロン」があります。

アルドステロンは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの一つです。
腎臓の尿細管に作用して、「 ナトリウムの再吸収」「 水分の保持」「 カリウム・水素イオンの排出」などの働きをしています。

アルドステロンの作用によって、カリウムの排出が促進されます。
血中の「カリウム」が低下すると、血糖を下げる働きのある「インスリン」の分泌が低下するため、血糖値は上昇します。

血糖値を上げるホルモンとして「アルドステロン」があります。

5.甲状腺ホルモン

血糖値を上げるホルモンとして「甲状腺ホルモン」があります。

甲状腺ホルモンは、名前の通り、甲状腺ホルモンから産生されるホルモンです。
4つのヨウ素を含む「サイロキシン」(T4)と、
3つのヨウ素を含む「トリヨードサイロニン」(T3)の2種類があります。
甲状腺では主に「T4」が作られますが、肝臓などで活性型の「T3」に変換されることでホルモンとしての働きを発揮します。

甲状腺ホルモンは、細胞の代謝を活性化する、交感神経を刺激する、成長や発育を促進するなど、さまざまな働きをします。

とくに、甲状腺ホルモンは肝臓における糖新生が促進されて、血糖値が上がると言われています。

血糖値を上げるホルモンとして「甲状腺ホルモン」があります。

6.ソマトスタチン

血糖値を上げるホルモンとして「ソマトスタチン」があります。

ソマトスタチンは、膵臓のD(γ)細胞で作られるホルモンです。
膵臓からは、他にも「インスリン」「グルカゴン」などの血糖値の調整に関わりのあるホルモンが産生されています。

また、ソマトスタチンは、脳下垂体の視床下部でも分泌され、「脳腸ホルモン」の一種とされています。

ソマトスタチンは食べ物を食べると分泌されます。

ソマトスタチンの作用によって、血糖を下げる働きのある「インスリン」の分泌が抑えられるため、血糖値は上昇します。
また、 グルカゴンの分泌も抑制するほか、十二指腸から分泌されるコレシストキニンやセクレチンといった、膵液分泌を促進するホルモンの分泌も抑制します。
ソマトスタチンが、これらの膵液の分泌を抑制することで、血糖値を正常な状態に保つことができるのです。

血糖値を上げるホルモンとして「ソマトスタチン」があります。

まとめ

今回は、「血糖値を上げるホルモン」について説明しました。

食事・栄養は、スポーツをしている人にとって、とても重要になります。
PFCや食事・栄養を武器にして、スポーツにおいてパフォーマンスが向上するような人が一人でも多く出ることを願っています。

この記事によって「血糖値を上げるホルモン」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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