腎臓に悪い食事【5つ】食と健康

結論ですが

腎臓に悪い食事として「高たんぱく質」「塩分過多」「リンの過剰摂取」「エネルギー不足」「カリウムの過剰摂取」などがあります。

この記事は「食事・栄養に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「腎臓に悪い食事」についてわかります。

腎臓の機能が悪いといわれましたが、どのような食事が原因ですか?

このような疑問にお答えします。

おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。

この中でも、日々の生活の中で「食事」に関して気にされる人は多いかと思います。

ついつい食べ過ぎてしまう…
忙しくて規則的な食事ができない!
どのような食事が健康にいいですか?

このような悩みや疑問があるかと思います。

忙しい現代人は、食生活が乱れてしまう人が多いです。

とくに仕事が忙しすぎて、食事を抜いてしまったり、簡単なインスタント食品・コンビニ弁当で済ませるなんてことも…。

食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体は出来上がります。
「医食同源」という言葉があるように、「食」というものはとても重要です。

食事の内容によって健康にも不健康にもなります。
とくに腎臓の機能が悪い人では、食事に原因があることが多いです。

では、腎臓に悪い食事には、どのようなものがありますか?

ということで、今回は「腎臓に悪い食事」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.高タンパク質

腎臓に悪い食事として「高タンパク質」があります。

腎臓には、体内で出てくる「老廃物」をろ過する役割があります。

そして、その老廃物のひとつに、タンパク質を分解した時に作られる「尿素」や「窒素」があります。

タンパク質を多く摂取すると、タンパク質が分解されたときに「尿素」や「窒素」が多く作られます。
「尿素」や「窒素」などの老廃物を処理するのに、腎臓に負担がかかってしまい、腎機能の低下につながります。

腎臓に悪い食事として「高タンパク質」があります。

2.塩分過多

腎臓に悪い食事として「塩分過多」があります。

腎臓には「水分を調整する働き」があります。

体の中において、水分と塩分はくっついており、塩分が増えれば一緒に水分も増えていきます。
ちなみに、塩分や塩などは、塩化ナトリウムが主成分であり、塩分というと「ナトリウム」を指すことが多いです。

塩分の摂取量が増えると、腎臓は余分な水分を排泄するために働きます。
塩分を排出するために腎臓に負担がかかってしまい、腎機能の低下につながります。

さらに、塩分の過剰によって高血圧につながります。高血圧自体が腎臓に負荷をかけてしまい、腎機能の低下につながります。

腎臓に悪い食事として「塩分過多」があります。

3.リンの過剰摂取

腎臓に悪い食事として「リンの過剰摂取」があります。

通常では、吸収したのと同じ量のリンが腎臓から尿に排泄されています。
腎臓の機能が低下してくると、不要なリンを尿に排泄することができず、血液中にリンがたまってしまい「高リン血症」になります。

「高リン血症」には自覚症状はありませんが、血液中のリン酸濃度が高い状態が続くと、骨がもろくなったり、血管や腱などの骨ではないところでカルシウムと結合して石灰化を起こします。

腎臓に悪い食事として「リンの過剰摂取」があります。

4.エネルギー不足

腎臓に悪い食事として「エネルギー不足」があります。

ヒトの体が動くためには、エネルギーが必要です。
おもに、糖質や脂質をメインにエネルギーとして利用されます。

糖質や脂質からのエネルギーが不足すると、足りないエネルギーを補うために、筋肉などのタンパク質が分解されてしまいます。
すると、「尿素」や「窒素」などの老廃物が発生するため、その処理をおこなう腎臓に負担がかかってしまいます。

腎臓に悪い食事として「エネルギー不足」があります。

5.カリウムの過剰摂取

腎臓に悪い食事として「カリウムの過剰摂取」があります。

腎臓には「ミネラルを調整する働き」があります。
ミネラルの一つである「カリウム」を体外に排泄する働きがあります。

腎臓の機能が低下してくると、不要なカリウムを尿に排泄することができず、血液中にカリウムがたまってしまい「高カリウム血症」になります。

高カリウム血症になると、「吐き気・おう吐」「知覚過敏」「脱力感」「手足のしびれ」「神経症状」「不整脈」などの症状を起こしてしまいます。
とくにカリウムが7~8mEq/Lを越えると、突然死を起こすような不整脈が引き起こされるおそれもあります。

腎臓に悪い食事として「カリウムの過剰摂取」があります。

まとめ

今回は「腎臓に悪い食事」について説明しました。

健康的に過ごすために「日々の食生活」がとても大切です。

「食」は健康のためだけでなく、充実した日々を送ること、家族や友人などと有意義な時間を過ごすことなどにもつながるものです。

この記事によって「腎臓に悪い食事」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることを願っています。

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