リテラシーについて【情報と生活】

結論ですが、

リテラシーとは、「専門知識を実生活に役立てようとする考え」のことです。

リテラシーという言葉は何ですか?

このような疑問にお答えします。

リテラシーという言葉を最近耳にする機会が増えてきたかと思います。
情報社会、我々のまわりには様々な情報であふれかえっています。

信頼性の高い情報
信頼性の低い情報
明らかに間違っている情報
デマ情報
フェイク動画

など。
様々な情報が身近に潜んでいます。
そんなときに、「リテラシー」というものが重要になります。

では、リテラシーって何ですか？

ということで、今回は「オススメの趣味」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

この記事のまとめ

1.リテラシーとは

リテラシーとは、「専門知識を実生活に役立てようとする考え」のことです。

リテラシーという言葉を最近耳にする機会が増えてきたかと思います。

たとえば、

ヘルスケアリテラシー
ネットリテラシー
マネーリテラシー
ITリテラシー
情報リテラシー

など。さまざまなリテラシーがあります。

これは、簡単にいうと「専門知識を実生活に役立てようとする考え」のことです。

それぞれ…

健康・医療に関する知識を実生活に役立てようとする「ヘルスケアリテラシー」
インターネットの知識を実生活に役立てようとする「ネットリテラシー」
お金に関する知識を実生活に役立てようとする「マネーリテラシー」
ITに関する知識を実生活に役立てようとする「ITリテラシー」
情報に関する知識を実生活に役立てようとする「情報リテラシー」

などになります。

リテラシーとは、「専門知識を実生活に役立てようとする考え」のことです。

最近では、インターネットが発達しております。
そこで情報がたくさんあふれかえっており、情報の信頼性が求められるようになりました。

2.リテラシーの具体例

リテラシーの具体例として「ヘルスケアリテラシー」「マネーリテラシー」を紹介します。

リテラシーの中で、ヘルスケアリテラシーを例でいうと、

「HPVワクチンによって、子宮頸がんのリスクを〇%下げることができる。」
「ただし、△%の確率でこのような副作用が出る」
という情報を基に、実際にワクチンを接種するか決めることになります。

このような「ファクト(事実)」や「エビデンス(証拠)」を基に、実際に自分の場合接種した方が良いのか決めることになります。

他にも、マネーリテラシーの例でいうと、

「この投資を行うと平均年〇%運用益が出ます。」
「しかし、△％の確率で□%の損失が出ます。手間コストは〇があります」

このような「ファクト(事実)」を基に、実際に自分のライフプランや想定される必要なお金を勘案してその投資をおこなうか決めることになります。

リテラシーの具体例として「ヘルスケアリテラシー」「マネーリテラシー」を紹介しました。

3.リテラシーの活用

リテラシーを活用するために「信頼性の高い情報を得ること」「自分の状況を把握すること」「実際に行うかどうか判断すること」が重要です。

リテラシーにおいて、情報の信頼性はなにより重要です。

何事にも言えることですが、物事には「良いこと(メリット)」があれば「悪いこと(デメリット)」もあります。

インターネットで検索すると、「過度に良いこと」を強調していることもあれば「過度に悪いこと」を強調しているケースもあります。

その商品を売るために、誇大広告が行われているケースがあります。
また、反ワクチンと呼ばれる人々もいて、ワクチンの副反応を過度に強調して、ワクチンがコワイものとしているケースもあります。
手術リスクを強調して、手術以外の切らない治療法を過度に良いものだとしている場合もあります。

資本主義社会では、どうしても自社のサービスを売りたいため、都合が良いデータを利用したり、その結果を都合の良いように解釈して伝えている場面が、残念ながら少なくないです。

情報を得るときには、できるだけ客観的な数値、確率などで示されている、中立的な情報を得ることが重要です。
そして、統計学的に偏りのない手法で、割り出された信頼性の高い情報を採用することが求められます。

そして、一人一人立場が違っているため、自分にあった方法なのか吟味する必要があります。
その選択肢が、今の自分の状況にとって必要なものなのか考えます。
最終的に、実際におこなうかどうか判断する流れになります。

ちなみに、自分自身は医師という立場上、あくまで中立的な立場からアドバイスするように心がけています。
ただし、明らかに今の患者さんの立場を考えた場合、最良となる選択肢が存在することもあります。
患者さんの不利益にならないように、正しい情報を伝えること、信頼性の高い情報を提供することがとても大切なのだと日々感じます。

リテラシーを活用するために「信頼性の高い情報を得ること」「自分の状況を把握すること」「実際に行うかどうか判断すること」が重要です。