プロギングのメリット【３つ】

結論ですが、

プロギングのメリットとして、「運動効果が上がる」「町がキレイになる」「地域の交流の場ができる」などがあります。

この記事は「運動」に関して興味のある人に向けて書いています。
健康・医療に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「プロギングのメリット」についてわかります。

プロギングって何ですか?

このような疑問にお答えします。

自分は産婦人科医師として、札幌市内で開業医として働いています。
そして、市民ランナーとして、マラソン大会などに出場してランニングを楽しんでいます。

ほぼ毎日ランニングを行っているのですが、面白そうなスポーツを発見しました。

それが「ジョギング」と「ゴミ拾い」を組み合わせた「プロギング」というスポーツです。

プロギングは、2016年にスウェーデン人アスリートであるエリック・アルストロム氏が、発案したスポーツで、スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を組み合わせたものです。

では、プロギングってどのようなメリットがありますか?

ということで、今回は「プロギングのメリット」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

この記事のまとめ

1.運動効果が上がる

プロギングのメリットとして「運動効果が上がること」があります。

プロギングは、ゴミ袋を持って、ジョギングをしながら、目についたゴミを拾っていきます。

プロギングでは、走ることに加えて、ゴミを拾う時にしゃがみ込む動作をおこなうことで、より運動効果が上がります。
しゃがみ込むときに動作で「スクワット」のような感じで行えば、広背筋や臀部から大腿部にかけての筋肉が鍛えられます。
また、常にジョギングで走っていることで有酸素運動が効率的に行えます。

運動効果を高めるために、軍手などを使って手でゴミを拾う、ゴミを拾う時は腰をしっかり落とす、なるべく足を止めないでジョギングを続けるなどの工夫があります。

プロギングでは、ただ「走ること」だけでなく、ゴミ拾いの部分において「筋力トレーニング」の要素が加わるため、運動効果をアップすることにつながります。

プロギングのメリットとして「運動効果が上がること」があるのです。

2.町がキレイになる

プロギングのメリットとして「町がキレイになること」があります。

プロギングでは、ジョギングだけでなく、ゴミ袋を持って目についたゴミを拾っていくため、町がキレイになります。

自分はほぼ毎日のように走って、職場まで通勤をしていたりします。
足元をみると、意外と町の中にタバコ・お菓子の包み紙・レシート紙などのゴミが目についたりします。
札幌の町はキレイだと思っていましたが、意外と目につくものです。
また、郊外を走っていると、路肩に弁当の空き容器・カップ麺の容器・コンビニ袋ごとゴミが捨てられていたりします。

このような光景をみると非常に残念に思います。

そして、ゴミを拾ってキレイにしたいと考えますが、ランニング中なので荷物を増やしたくないし、集めたゴミをどこに捨てようかと思ったりします。

プロギングでは、ゴミを拾って集めることが想定されているため、堂々とゴミを拾えます。そして、各自治体や地域のルールに沿った形で、集めたゴミを捨てるようにしましょう。

ゴミ拾いなどのボランティア活動を応援している地域では、ゴミ袋を無料で配布したり、指定のゴミの回収場所があったりするので、是非とも確認するようにしましょう。

プロギングの活動が広がっていけば、町がクリーンできれいになります。
SDGsで掲げられている「住み続けられるまちづくりを」にもつながります。

プロギングのメリットとして「町がキレイになること」があるのです。