妊娠中に注意が必要なペット【3つ】

結論ですが、

妊娠中に注意が必要なペットとして「ネコ」「ハムスター」「オウム」などがあります。

この記事は「妊娠中の方」に向けて書いています。
妊娠・出産に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「妊娠中に注意が必要なペット」についてわかります。

妊娠中に注意が必要なペットには、どのようなものがありますか?

このような疑問にお答えします。

妊娠したら、色んなことに気をつかうことになるでしょう。
今まで当たり前に行えていたことが、大丈夫なのか心配になることも多いです。

ペットが大好きな人もいるでしょう。
昔から飼っている方もいれば、友人や知人がペットを飼っているケースもあるかと思います。
実は、妊娠すると注意した方がいいペットがいくつかあります。

では、妊娠中に注意が必要なペットには、どのようなものがありますか?

ということで、今回は「妊娠中に注意が必要なペット」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.ネコ

妊娠中に注意が必要なペットとして「ネコ」があります。

ネコを介して人に感染する「トキソプラズマ」に注意が必要です。

妊娠中にトキソプラズマに感染すると、胎児は流産や早産につながる場合があります。さらに、先天性トキソプラズマ症を発症すると、水頭症、視力障害、脳室石灰化などの症状がおこります。

ネコの糞にトキソプラズマの卵が含まれている場合があるため、ネコのトイレ掃除は家族の方に任せるようにしましょう。

また、ネコが外を歩き回ると、トキソプラズマをもらってくる可能性が高まるため、ネコを外に出さないようにしましょう。

新たにネコを飼うことや、野生のネコとの接触は避けた方が良いでしょう。

2.ハムスター

妊娠中に注意が必要なペットとして「ハムスター」があります。

ハムスターなどの齧歯類を介して「リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス」(LCMV)の感染に注意が必要です。

妊娠中にLCMVに感染すると、胎児は小頭症、視力障害、脳室石灰化などの先天異常を引き起こす可能性があります。

妊娠中にハムスターを飼っている場合には、直接的な接触を避けた方が望ましいです。

また、接触した場合には、丁寧に手洗いを行うよう心がけましょう。

3.オウム

妊娠中に注意が必要なペットとして「オウム」があります。

オウムを介して「オウム病」の感染に注意が必要です。

オウム病は、トリからヒトに感染する「人獣共通感染症」であり、妊娠中にオウム病に感染すると、胎児は流産や死産につながる場合があります。

オウム病は、鳥の糞や唾液に含まれている菌を吸い込むことで感染します。
オウムだけでなく、ハトなどの他の鳥類からも感染する可能性があります。

妊娠中にオウムなど鳥を飼っている場合には、直接的な接触を避けた方が望ましいです。
また、接触した場合には、丁寧に手洗いを行うよう心がけましょう。

まとめ

今回は「妊娠中に注意が必要なペット」について説明しました。

この記事によって「妊娠中に注意が必要なペット」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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