ビタミンKとは【食と健康】

結論ですが

ビタミンKは、脂溶性ビタミンの一つであり、天然のものでは「ビタミンK1」(フィロキノン)と「ビタミンK2」(メナキノン)の2種類があります。

この記事は「健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ビタミンE」についてわかります。

ビタミンKってなんですか?

このような疑問にお答えします。

そもそも、ビタミンとは、5大栄養素の一つであり、生物の体にとって必要な有機物のうち、炭水化物・タンパク質・脂質以外のものをいいます。

ビタミンは、ミネラルと同じように微量でも、その役割は重要であり、ヒトの体の中で三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の代謝を助ける働きをします。

なお、三大栄養素に「ミネラル」「ビタミン」をあわせて、五大栄養素とよばれます。

ビタミンは現在13種類あります。

水に溶けやすい水溶性ビタミン
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
パントテン酸
ビタミンB6
ビタミンB12
葉酸
ビオチン
ビタミンC

脂に溶けやすい脂溶性ビタミン
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK

に分けられます。

今回は、その中の「ビタミンK」について説明していきます。

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まとめ

1.ビタミンKとは

ビタミンKは、脂溶性ビタミンの一つであり、天然のものでは「ビタミンK1」(フィロキノン)と「ビタミンK2」(メナキノン)の2種類があります。

ビタミンKは、脂溶性ビタミンの一つです。
天然のものでは「ビタミンK1」(フィロキノン)と「ビタミンK2」(メナキノン)の2種類があります。
「ビタミンK1」は植物の葉緑体で生産されます。
「ビタミンK2」は微生物から生産されます。

「ビタミンK1」は1種類ですが、「ビタミンK2」にはいくつか種類があります。
「ビタミンK2」の代表的なものは、動物性食品に含まれる「メナキノン-4」と納豆が産生する「メナキノン-7」です。
一般的に、「ビタミンK」というときには「フィロキノン」「メナキノン-4」「メナキノン-7」を総称したものをいいます。

2.ビタミンKの働き

ビタミンKは、血液を固める作用や骨をつくるのに重要な役割をします。

ビタミンKは、血液を固める作用があります。
血液を固めるときに「プロトロンビン」などの血液凝固因子が必要です。
その「プロトロンビン」が肝臓でつくられるときに、「ビタミンK」が補酵素として働きます。

また、「ビタミンK」は丈夫な骨づくりにも不可欠です。
「ビタミンK」には、骨に存在する「オステオカルシン」というたんぱく質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促す作用があります。

3.ビタミンKと症状

ビタミンKが不足すると、出血傾向となります。また、過剰摂取による心配はありません。

ビタミンKは、腸内細菌によって体内で合成されるため不足することはまれですが、肝疾患があり胆汁分泌がよくない人、抗生物質を長期間服用している人、新生児は欠乏しやすいので注意してください。とくに、新生児における「消化管出血」や「頭蓋内出血」などは有名です。
なお、通常の食事におけるビタミンKの過剰摂取の報告はありません。

まとめ

今回は、「ビタミンK」についてみてきました。

健康的に過ごすために「日々の食生活」がとても大切です。

「食」は健康のためだけでなく、充実した日々を送ること、家族や友人などと有意義な時間を過ごすことなどにもつながるものです。

日々の生活の中で、「ビタミンK」が適正な量を摂取しているか目をむけてみることをオススメします。

この記事によって「ビタミンK」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることを願っています。

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