乾癬の治療のポイント【6つ】かゆみからの脱却

結論ですが

乾癬の治療のポイントとして「かゆみ止め」「予防的治療」「感染拡大予防」などがあります。

この記事は「乾癬にかかった方」に向けて書いています。
健康に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「乾癬の治療のポイント」についてわかります。

かゆみが長引いていて、乾癬だとわかりましたが、どのように治療すればいいですか?

このような疑問にお答えします。

秋にかけて涼しくなってくる時期、布団の交換や衣替えをするかと思います。
しばらく奥の方にしまっていた布団や衣類を出すと、そこにダニなどがついているケースが多々あります。
しっかりと、温風の乾燥機を使用したり、クリーニングに出してから使用すれば、ダニなどによる被害を防ぐことができます。
しかし、クリーニングなどを怠ってしまった場合、ダニなどによるかゆみに悩まされる場合もあります。

個人的に、夜寒くて、押し入れの奥の方から毛布を出して使用しました。
すると、翌日、足にかゆみが生じており、長引きました。
調べてみると、ヒゼンダニという寄生虫によるかゆみであり、「乾癬」と呼ばれます。

では、乾癬の治療のポイントとして、どのようなものがありますか?

ということで、今回は「乾癬の治療のポイント」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

4.かゆみ止め

乾癬の治療のポイントとして「かゆみ止め」があります。

ヒゼンダニによる感染症では、感染部位は非常にかゆくなります。
かゆいからといって、かきむしってしまうと、細菌感染などの二次感染を起こしてしまいます。

かゆい場合には、抗ヒスタミン薬の外用薬や内服薬を使用して、かゆみをおさえるようにしましょう。

ただし、かゆみ止めとして「ステロイド剤」は使用しないようにします。
ステロイド剤を使用すると、炎症をおさえることは出来るかもしれませんが、塗った部分の免疫力が低下してしまい、細菌感染を助長してしまい、二次性感染を引き起こす恐れがあります。
ヒゼンダニだけでなく、感染症にともなう「かゆみ」に対してはステロイド剤は使用しない方が良いでしょう。

乾癬の治療のポイントとして「かゆみ止め」があります。

5.予防的治療

乾癬の治療のポイントとして「予防的治療」があります。

乾癬は、ヒゼンダニによる感染症であり、人と人との接触によっては、感染が広がる可能性があります。

乾癬の患者さんを診察したり、看護・介護したりした人は、ヒゼンダニが移ってしまい、感染する可能性があります。

手袋・マスク・エプロンなどの感染防護を徹底するようにしましょう。

また、乾癬の患者さんと濃厚接触してしまった場合には、予防的治療としてイベルメクチンを内服した方が良いケースもあります。
とくに、医療機関で働いている方で、乾癬の患者さんと接触機会があるのであれば、予防的治療をおこなうか、施設長や医師などと相談するようにしましょう。

乾癬の治療のポイントとして「予防的治療」があります。

6.感染拡大防止

乾癬の治療のポイントとして「感染拡大防止」があります。

乾癬に乾癬した患者さんから、ヒゼンダニが移ってしまい、集団感染してしまうケースもあります。
基本的には、ヒゼンダニはヒトから離れると活発に動くことはないです。体温程度の温度で活発に動く性質があります。
なので、人から人への接触感染が主な感染ルートになります。

ただし、乾癬の患者さんが使用した衣類・タオル・ベッドシーツ・ふとんなどリネンには、ヒゼンダニが生息している可能性があり、稀ではありますが、そこから感染するおそれがあります。
50-60度以上の温風、殺虫剤の使用、洗濯・乾燥を十分に行って、清潔にした方が良いでしょう。

乾癬の治療のポイントとして「感染拡大防止」があります。

まとめ

今回は「乾癬の治療のポイント」について説明しました。

この記事によって「乾癬の治療のポイント」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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