良い脂質おすすめの【5つ食品】

結論ですが、
「良い脂質」をとるためのオススメの食品があります。

この記事は「食と健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「良い脂質」と「悪い脂質」についてわかります。

おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。

この中でも、日々の生活の中で食事に関して気にされる人は多いかと思います。

ついつい食べ過ぎてしまう…
忙しくて規則的な食事ができない!
どのような食事が健康にいいですか?

このような悩みや疑問にお答えします。

忙しい現代人は、食生活が乱れてしまう人が多いです。
とくに仕事が忙しすぎて、食事を抜いてしまったり、簡単なインスタント食品・コンビニ弁当で済ませるなんてことも…。

食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体が出来上がるのです。

「医食同源」という言葉があるのように、「食」というものはとても重要です。

3大栄養素として知られている「脂質」ですが、じつは健康にとって「良い脂質」と「悪い脂質」があります。
今回は、「良い脂質」をとるための食品について説明していきます。

この記事のまとめ

脂質の種類

脂質とは

「脂質」は、「炭水化物」「タンパク質」とならんで3大栄養素の一つです。
「脂質」は、体内でさまざまな働きをしており、体内で欠かせない栄養素です。

脂質と脂肪酸

「脂質」は「脂肪酸」というもので構成されています。
脂肪酸は、構造によって「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に大きく分けられます。
また、「不飽和脂肪酸」は「一価不飽和脂肪酸」、「多価不飽和脂肪酸」(オメガ3系脂肪酸・オメガ6系脂肪酸など)、「トランス脂肪酸」などがあります。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

脂質には、常温で固体になる性質がある「脂」と、常温で液体になる性質がある「油」があります。
「飽和脂肪酸」は、常温で固体になる性質があります。「バター」「ラード」などに「脂」と表現されるものに多く含まれます。
「不飽和脂肪酸」は、常温で液体になる性質があります。「オリーブオイル」「アマニ油」などに「油」と表現されるものに多く含まれます。

良い脂質と悪い脂質

脂質にはさまざまな種類がありますが、その中でも健康に「良い脂質」と「悪い脂質」があります。良い脂質として、「一価不飽和脂肪酸」「オメガ3系脂肪酸」「オメガ6系脂肪酸」などがあります。
では「良い脂質」が含まれている食品について順にみていきましょう。

良い脂質の食品1:オボカド

アボカドの脂質のおもな成分は、「一価不飽和脂肪酸」です。

アボカドには「一価不飽和脂肪酸」の中の「オレイン酸」が多く含まれています。血液中の余分な「中性脂肪」や「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を下げる作用があり、「動脈硬化」や「心疾患」などの予防につながります。

さらに、アボカドには、ミネラル、カリウム、葉酸だけでなく、約20のビタミン(ビタミンB群・ビタミンE・ビタミンKなど)の栄養が豊富に含まれています。

良い脂質の食品2:クルミ

クルミの脂質のおもな成分は、「多価不飽和脂肪酸」の中の「オメガ3系脂肪酸」です。

クルミには「オメガ3系脂肪酸」の中でも「アルファリノール酸」が多く含まれています。血液中の余分な「中性脂肪」や「総コレステロール」「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を下げる作用があり、「動脈硬化」や「心疾患」などの予防につながります。

さらに、クルミを摂取すると「メラトニン」が増加する効果があり、夜に自然な睡眠を促す効果や睡眠の質も高める効果が期待できます。夜になかなか眠れないなど睡眠に悩みを抱えている人におすすめです。
持ち歩きに便利なパックにされたミックスナッツなどが売られているため、手軽にとることができるためオススメです。

良い脂質の食品3:サーモン

サーモンの脂質のおもな成分は、「多価不飽和脂肪酸」の中の「オメガ3系脂肪酸」です。

サーモンには「オメガ3系脂肪酸」の中でも、「ドコサヘキサエン酸」(DHA)、「エイコペンタエン酸」(EPA)が多く含まれています。血液中の余分な「中性脂肪」や「総コレステロール」「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を下げる作用があり、「動脈硬化」や「心疾患」などの予防につながります。

また、ビタミンB群・コラーゲンなどの栄養が豊富に含まれています。
さらに、サーモンは「たんぱく質」が豊富に含まれており、運動習慣がある人や、ボディメイクしたい人、アスリートなどにオススメです。

良い脂質の食品4:サバ

サバの脂質のおもな成分は、「多価不飽和脂肪酸」の中の「オメガ3系脂肪酸」です。

サバには「オメガ3系脂肪酸」の中でも、「ドコサヘキサエン酸」(DHA)、「エイコペンタエン酸」(EPA)が多く含まれています。血液中の余分な「中性脂肪」や「総コレステロール」「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を下げる作用があり、「動脈硬化」や「心疾患」などの予防につながります。

サバは青魚の中でも、「ドコサヘキサエン酸」(DHA)の量は群を抜いて多いです。
また、ビタミンB群・ビタミンD・鉄分などの栄養が豊富に含まれています。
保存がきくサバ缶詰などを利用すると、手軽にとることができるためオススメです。

良い脂質の食品5:オリーブオイル

オリーブオイルの脂質のおもな成分は、「一価不飽和脂肪酸」です。

オリーブオイルには「一価不飽和脂肪酸」の中の「オレイン酸」が多く含まれています。血液中の余分な「中性脂肪」や「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を下げる作用があり、「動脈硬化」や「心疾患」などの予防につながります。

さらに、抗酸化作用のある「ポリフェノール」や「ビタミンE」が多く含まれており、美容効果が期待されます。
オリーブオイルはさまざまな料理に合います。ドレッシングのようにサラダに使ったり、スープや汁物に少量混ぜたりすることをオススメです。

まとめ

健康に過ごすために「日々の食生活」がとても大切です。


今回は、「食」を「栄養素」の視点でみていきました。

しかし、「食」というものは、ただ単に栄養をとるだけでなく…


クリスマスなどのイベントを楽しんだり
誕生日など誰かのお祝いをしたり
断食などで時には修行をしたり

いろいろな社会・文化的な行いとも深く関わっています。
「食」は健康のためだけでなく、充実した日々を送ること、家族や友人などと有意義な時間を過ごすことなどにもつながっているのです。

日々の「食」というものを見直してみてはいかがでしょうか。

この記事によって「良い脂質の食品」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることを願っています。

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