結論ですが
この記事ではお産のときに役立つアイテムを3つ紹介します。
この記事は「妊娠中の女性」に向けて書いています。
この記事を読むことで「お産のときに役立つアイテム」についてわかります。
この記事のまとめ
- 「テニスボール」は陣痛時におしりをおさえたり、いきみを逃すのに役立ちます。付き添いのパートナーや家族の人にお願いするようにしましょう。
- 「円座」は会陰切開のキズが当たらないようしてくれます。U字型のクッション型であれば、授乳クッションにも使えるため便利です。
- 「ペットボトルストロー」があると素早く飲むことができ、倒れた場合もこぼれにくいです。
テニスボール
陣痛時におしりをおさえるのに役立つ
陣痛時におしりをおさえるときに役立つちます。
陣痛がきて、お産が進んでいくと、赤ちゃんが下がってきます。とくに赤ちゃんの頭で、会陰部や肛門のあたりが押されるようになっていきます。このときに肛門が外に出て持っていかれるように感じますが、そのときにテニスボールでおしりをおさえてやると、楽になります。
いきみを逃すのに役立つ
また赤ちゃんが下がってくると、うんちをするときにみたいに踏んばりたくなくなるような「いきみたくなる」感覚になります。
子宮の入り口が全開になる前にいきんでしまうと、赤ちゃんの通り道が十分に開かれていない状態で赤ちゃんが通過することになるので、ひどい裂傷につながります。
なので、子宮の入り口が全開になるまでは、「いきみ」を逃す必要があります。
そのときに、このテニスボールをおしりに当てたり腰に当てたりして使うと、いきみを逃しやすくなります。
実際の使い方
テニスボールでなくても、他のゴム製のボールを使ってもいいですし、人によっては硬めのゴルフボールが良いという人もいます。
分娩施設によっては、さまざまなボールが準備されているところもあります。
また、陣痛が来ているときには自分でテニスボールを抑えることは難しいので、付き添いのパートナーや家族の人にお願いするようにしましょう。
円座
会陰切開のキズが当たらないようする
お産のときには、赤ちゃんが出てくる会陰部に裂傷が出来ることがあります。
とくに初めてのお産の場合には、会陰に裂傷もしくは切開して縫合することが多いです。
会陰にキズがあると、座るときに当たって痛いです。そのときに「円座」があると、キズの部分が当たらないようになります。
授乳クッションにもなる
「円座」には、イス型のものがありますが、クッション型をおすすめします。
U字型の「円座」クッションであれば、授乳クッションにもなります。
2つあれば、座る部分と、授乳クッションと使えて便利です。
ペットボトルストロー
素早く飲むことができます
お産は体力勝負です。お産が長期になってきた場合はとくにそうですが、こまめに水分や栄養補給することがとても大切です。
そのときにペットボトルストローをつけておくと、素早く手に取って飲むことができます。
倒れてもこぼれにくいです
お産のときは、陣痛の痛みで余裕がなくなることが多いです。
ペットボトルを置くときや、痛みでもがいているときにペットボトルを倒してしまうことがあります。ペットボトルにストローをつけておくと、万が一倒してしまった場合も、そこまでこぼれる心配はありません。
ゼリー飲料もおすすめです
お産のときの栄養補給は、素早くとれて、消化に良いものがいいです。
ストロー付きのゼリー飲料は、飲みやすいですし消化も早いため、おすすめです。
様々なものが売られていますが、自分にあった味で飲みやすいものを選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
「テニスボール」は陣痛時におしりをおさえたり、いきみを逃すのに役立ちます。付き添いのパートナーや家族の人にお願いするようにしましょう。
「円座」は会陰切開のキズが当たらないようしてくれます。U字型のクッション型であれば、授乳クッションにも使えるため便利です。
「ペットボトルストロー」があると素早く飲むことができ、倒れた場合もこぼれにくいです。
今回したものは、いずれも高価なものではなくすぐに買えるものばかりです。
また、円座クッションは荷物がかさばるので、分娩施設によっては置いてあって自由に使えるところも多いので事前に確認しておきましょう。
この記事が参考になって、すこしでもお産が快適になるようになってくれれば幸いです。
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