ビタミンEとは【食と健康】

結論ですが

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つであり、「4種のトコフェノール」と「4種のトコトリエノール」の合計8種類の化合物の総称です。

この記事は「健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ビタミンE」についてわかります。

ビタミンEってなんですか?

このような疑問にお答えします。

そもそも、ビタミンとは、5大栄養素の一つであり、生物の体にとって必要な有機物のうち、炭水化物・タンパク質・脂質以外のものをいいます。

ビタミンは、ミネラルと同じように微量でも、その役割は重要であり、ヒトの体の中で三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の代謝を助ける働きをします。

なお、三大栄養素に「ミネラル」「ビタミン」をあわせて、五大栄養素とよばれます。

ビタミンは現在13種類あります。

水に溶けやすい水溶性ビタミン
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
パントテン酸
ビタミンB6
ビタミンB12
葉酸
ビオチン
ビタミンC

脂に溶けやすい脂溶性ビタミン
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK

に分けられます。

今回は、その中の「ビタミンE」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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まとめ

1.ビタミンEとは

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つであり、「4種のトコフェノール」と「4種のトコトリエノール」の合計8種類の化合物の総称です。

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つです。
「4種のトコフェノール」と「4種のトコトリエノール」の合計8種類の化合物がありますが、ビタミンEはそのうち最も作用の強い「アルファトコフェノール」のことをさす場合が多いです。
なお、「日本人の食事摂取基準」では、この「アルファトコフェノール量」をビタミンEとしています。

2.ビタミンEの働き

ビタミンEは、強い抗酸化作用をもち、体内の脂質の酸化を防いでくれます。

とくに血管をキレイにする働きがあり、動脈硬化や血栓の予防効果があります。
また、血圧の低下、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の低下、細胞膜を健康に保つ働きもあります。

体内の脂質の酸化を防いでくれて、生活習慣病や老化と関連する疾患を予防する効果が期待できます。

3.ビタミンEと症状

ビタミンEが不足すると、動脈硬化や血栓症、高血圧、脂質異常症などになりやすくなり、神経や筋肉の障害がみられ、抗酸化作用が低下するため、シミやしわにつながります。

ビタミンEが不足すると、体内の脂質の酸化を防ぐ力が弱くなり、動脈硬化や血栓症、高血圧、脂質異常症などになりやすくなります。
また、細胞膜の脂質が酸化し損傷されるため、神経や筋肉の障害がみられ、冷え性・頭痛・肩こりなどの症状につながります。
さらに、抗酸化力が低下するため、紫外線のダメージから守る力が弱くなり、シミやシワができやすくなります。

また、ビタミンEの過剰摂取によって、血液が止まりにくくなることや骨粗しょう症リスクを高めることが言われています。
しかし、実際には過剰摂取分は便から排出され、ビタミンEは脂溶性ビタミンですが体内には蓄積されにくいため、通常の食事の範囲内では過剰症はほとんど起きません。

まとめ

今回は、「ビタミンE」についてみてきました。

健康的に過ごすために「日々の食生活」がとても大切です。

「食」は健康のためだけでなく、充実した日々を送ること、家族や友人などと有意義な時間を過ごすことなどにもつながるものです。

日々の生活の中で、「ビタミンE」が適正な量を摂取しているか目をむけてみることをオススメします。

この記事によって「ビタミンE」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることを願っています。

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